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2006年7月20日 (木)

日本沈没気味

Shogawa_2梅雨の大雨。
飛騨、南栃を流す庄川の鳩谷ダムは
満水のため放水を必死に行う。
7月15日から本格的に降り始め、
前線は中国から北陸地方に横たわった。
15日はなんとか霊峰白山に入山できる状況で
私は室堂まで日帰りで登山できるレベルでした。
しかし16日には白山スーパー林道は規制雨量を
越え冬期閉鎖解除後、初の道路閉鎖となった。
また各登山道への大白川や市ノ瀬の
アクセス道路も閉鎖。
16日の入山は完全にシャットアウトの体制だ。
Hakusansfr_1
スーパー林道の峠部分にある三方岩山の
沢も激濁状態である。
富山県は以前の崩壊場所である場所の
危険度が高いため国道156号の
五箇山~白川郷区間も
全面通行止するように指示を出した。
19日には中部から西日本に掛けての
土砂崩れや水害の被害が一気に
カミングアウトしてしまった。
ここ20年は秋の台風だけでなく梅雨の集中豪雨も
恐い。水害のシステムがかわってきたのだ。
温暖化の影響なのだろうが、局所的豪雨は
山陰集中豪雨以来、今回の天竜川放水の決壊を
含め、ダムのコントロールが難しくなっているのかも
しれない。今までなら....というのが通用しない。
山陰集中豪雨でも想定外の水の動きに人災とまで
言われる事態もありうる。
毎年、被害が増えて行くように感じる。
雨が雪なら今年の正月の豪雪も似たような
ものなのかもしれない。
外ヅラの良い政府は外国の災害にはたやすく
大金をばらまくが、身内には厳しい。
誰の金なのか? 自分たちは食わず飲まずで
ガマンしろ!! 税金は頂くゾ!! そうのたまっては
慈善国家を演じる。
日本沈没でもあれば外国は果たして
手を差し伸べてくれるのだろうか?
隣国にはそんな善意な気持ちを
持ち合わせるとは思えない。
儲けることなら喜んで手を出してくるだろうけどね。
ジャワだのどうの言う前に自国の国民を守りなさい。
コンビニの募金箱も名義を国内の被災地に
限定すべきだ。
日本はだんだん馬鹿になって行くのかもしれない。
ペルソナ国家。
イイ子ちゃんを演じても誰も褒めてはくれないゾ。

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2006年7月17日 (月)

海猿言わざる着飾る

Housui01_2 今日は海の日。
各地で海の日にちなんだイベントがありますが、
海上保安庁第三管区横浜海上保安部の
横浜海上防災基地へ行ってきました。
本来は海上保安庁初の災害対応型巡視船
PL31「いず」の体験航海だったのですが
天候が悪い予報ために中止でした。
川崎沖までのクルージングでヘリの救命訓練
などを見る予定でしたが、急遽変更で
防災基地の施設と装備の見学となった。
時代は「海猿」です。
この映画やテレビドラマの撮影は
横浜海上保安部の建物や巡視船が使われます。
A,B,Cのプールがあり
カミオカンデのような円筒形の深いプールや
水中での圧搾空気で稼働するチェンソーなどの
作業訓練のプールの他、人工的に波を発生させる
事ができる大型プールなどがあります。
装備は外観だけですが、世界最大級の巡視船である
巡視船PLH31「しきしま」はスーパーピューマが2機
積載できます。内部も見学できたのはPL31「いず」です。
その他に特殊装備救難艇も係留されています。
油防除艇OR01「しらさぎ」や
オイルフェンス展張艇OX07「M107」があります。
また陸上の倉庫には油回収艇OS01「つるみ」
もあり、油の流出事故対応のものです。
Housui02_2 
写真は消防船FL01「ひりゆう」です。
放水能力は日本最大の46000リットル/分です。
35mですがカタマランの双胴船。
近くで見るとかなりの勢いと量です。
沖合の観光船を狙ってはいけません!!

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2006年7月13日 (木)

上越雪地獄

上越は新井のスキー場が破綻した。
7月10日にARAI MOUNTAIN&SPAが
新潟地裁高田支部に特別清算を申し立てた
今シーズンは雪も多くスキー場は好景気と思われたが
実は上越は降りすぎてしまったために
逆効果となってしまった。
大雪のために信越線530本の運休など交通機関の
麻痺もあり、宿泊のキャンセルも多発し
営業出来ない日もあったようだ。
結果、売上の20%減が致命的だったようだ。

辺境探検隊ではスノーモビルや雪山で慣れ親しんだ
スキー場だっただけに残念でならない。
実際、リゾート開発では上手に運営していたと思う。
スキー場も値段は高めであったが、
高所得者層を狙った施設の造りは
ピンポイントに集客を確実にしていた。
宿泊施設やレストランもしっかりとしており
外人のお客さんも良く見かけました。
むろん従業員も多く、そのほとんどは
バイトと言うより正社員だったと聞いた記憶がある。
地元でも優良な企業であったので
その影響は大きいかもしれない。
従業員は全員解雇との報道です。

オフピステなゲレンデを有するスキー場として
ファンは多い。高級な雰囲気の中、
私のようなジリ貧な人間も紛れ込むのは
そのゲレンデ自体の魅力にもあるだろう。
豪雪地帯の利を生かしたスキー場であった。
来シーズンはどうなるのであろう?
どこかが買い取る事があるのかもしれない。
施設が老朽化してる訳では無いからだ。
まずは、注目していきたい。
従業員の再雇用に繋がればいいのだが。

Arai

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2006年7月 7日 (金)

東北の山好きで照れまっか?

Gassan 今年のGWは東北の春山を
10数年ぶりくらいにスキーで入った。
むろん山スキー装備だったが
シャルマン火打スキー場で
ウォーミングアップし
月山、鳥海山鳥ノ海、岩木山と
日本海側を楽しんだ。
日本アルプスの春スキーと
気分がまた異なる。
基本的に斜面が緩やかで穏やかである事だ。
北アルプスなどは緊張する場所も多いが、
東北の山はゆったりとスキーを楽しめる。
そんな環境だった。
これは日本海側だけでなく八甲田山や
蔵王でも言える事だと思う。
むろん、天候が荒れれば遭難事故も発生します。
リスキーな遊びである事には違いはありません。
危険とは背中合わせのオフピステですが
地元の方々もゲレンデスキー的な雰囲気そのままで
バックカントリースキーを楽しんでいるようです。
あまり定型のスタイルに縛られず、
思うがままに滑ってるという感じ。
もともとしゃっちこばってバッカンって感じでなく
普通にこういうスタイルでスキーをしてきたからだろう。
考えてみると10数年前の八甲田山で
テレマーカーなんかそんなにいなかったん
じゃないだろうか? 記憶に無いもの。
案外、アルペンスキーの人が多かったと思う。
海釣りでも、いかにもって感じで
メーカーのファッションで身を固めて
マニュアル通りなファッションで
釣りをする人より、それこそステテコ姿のように
ラフな格好で地元の人が楽しむように釣りを
してる人が側にいると心が和む。
そんな心安らぐなにかホンワカしたものが
東北の"山好きー"にはある感じがした。
もちろん、だからと言って安全装備を怠るとか
そういう意味ではないのだけれど。
そういえ鳥海山ではプラのソリを背中に背負った
亀仙人のような山登りの女性たちがいました。
それもまた楽しって事だな。

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2006年7月 4日 (火)

琵琶湖釣行

Biwako 琵琶湖の南湖西岸をS沼氏と
アルミボートでブラックバスを狙う。
4月はスポーニング(産卵)でシャロー(浅場)
で卵を守るために攻撃的になり
食べるだけでなく、口を使うため、
大物ランカーを釣るチャンスでもある。
しかし6月はアフタースポーン(産卵後)で
シャロー(浅場)からディープ(深場)に入ります。
魚体もやせ細り釣りにくいのだが
7月ともなれば回復時期でもあり、
当たれば釣れるという状況だ。
深い所がメインであるため船がメインとなる。

先週はS沼氏は雨で活性があがり
40~50cm級を連発できたそうだが、
今種は渋い状況の中で40cmどまりとなった。
カネカ沖周辺などの水深3~4mの場所を
メインに経験からS氏はポイントに選ぶ。
その割りに私なんてブルーギルやコバッチばかり。
ヨワヨワ極まりないでござる。良い場所を
ガイドしてもらっても技術力が足りない。

特定外来生物防止法が施行されている。
その代表格はブラックバスとブルーギルだ。
基本的には昔から各漁協のスタンスにあわせ、
明確に処分せよと言うなら処分した。
一方、河口湖のように購入してまで放流している
ケースもある。琵琶湖は漁協は排除を狙うも
バス釣りに依存する仕事をしている人も多い。
果たしてどうなっているのか? 駐車場などに
キャッチ&キルを示す言葉は見かけない。

常連になればやはり心情的には
キャッチ&リリースしてしまうのだろう。
それを責める事は難しい。
それ以前にブルーギルの多さは
どうしようもないレベルで手におえない。
10年前でも琵琶湖も絨毯のように川を埋めつくした
稚鮎を見たものだが、今はそれは無い。
実情は異状な状態である。
駆除は進められているが日本一の広大な湖から
害魚を一掃するのは難しい。
簡単に水を抜ける訳ではないからなあ。

自然愛護だので保護される鹿や猿が
農作物や森林をメチャクチャにする。
個体数の増加も所詮は人間の
コントロールによるのだ。
完全保護か乱獲か?両極端な事しかできないから
異状な事態に陥るのかもしれない。

結局は美味しく食べれれば必ず個体数は
減るだろう。スズキの工場で働く中国人は
野池で釣ったブラックバスを食べるからと
喜んで持って帰っていたのを思いだす。
滋賀県ではブラックバスを給食で出すケースもあると聞く。
刑務所などの食料に使うなど、人権が剥奪
される場所でも、どんどん導入するべきではなかろうか。

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イージスの価値は?

Aegis 少し前の話だが
米海軍横須賀基地所属のイージス駆逐艦
シャウプが5月27日に清水港
興津第二埠頭に入港した。
日米地位協定に基づく親善友好訪問だと
いうが一般公開はなく、乗組員の三保の
松原の清掃活動には遭遇しました。
乗組員は男性ばかりでなく
女性隊員が多かった。
女性はなぜか黒人女性がほとんどだった。
白人女性はあまり現場には入らないのか?
ここのところ
テポドンの準備情報で米軍もイージス艦を
日本海に配置してる話も聞くので
現実、入港で核を搭載してるのかと
騒ぐ市民団体も果たしてどうなのか? とも思う。
なぜ米軍には噛みつけても
朝鮮には噛みつかないのか?
それだけ平和な日本国なのだろう。
もしも、テポドンをイージスで迎撃できたら
そりゃもうスゴイ話になるだろうなあ。
発射実験より影響力は大きいと思う。
せっかくのイージスの楯です。
ハリボテにならないようにお願いしたいものだ。

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