琵琶湖釣行
琵琶湖の南湖西岸をS沼氏と
アルミボートでブラックバスを狙う。
4月はスポーニング(産卵)でシャロー(浅場)
で卵を守るために攻撃的になり
食べるだけでなく、口を使うため、
大物ランカーを釣るチャンスでもある。
しかし6月はアフタースポーン(産卵後)で
シャロー(浅場)からディープ(深場)に入ります。
魚体もやせ細り釣りにくいのだが
7月ともなれば回復時期でもあり、
当たれば釣れるという状況だ。
深い所がメインであるため船がメインとなる。
先週はS沼氏は雨で活性があがり
40~50cm級を連発できたそうだが、
今種は渋い状況の中で40cmどまりとなった。
カネカ沖周辺などの水深3~4mの場所を
メインに経験からS氏はポイントに選ぶ。
その割りに私なんてブルーギルやコバッチばかり。
ヨワヨワ極まりないでござる。良い場所を
ガイドしてもらっても技術力が足りない。
特定外来生物防止法が施行されている。
その代表格はブラックバスとブルーギルだ。
基本的には昔から各漁協のスタンスにあわせ、
明確に処分せよと言うなら処分した。
一方、河口湖のように購入してまで放流している
ケースもある。琵琶湖は漁協は排除を狙うも
バス釣りに依存する仕事をしている人も多い。
果たしてどうなっているのか? 駐車場などに
キャッチ&キルを示す言葉は見かけない。
常連になればやはり心情的には
キャッチ&リリースしてしまうのだろう。
それを責める事は難しい。
それ以前にブルーギルの多さは
どうしようもないレベルで手におえない。
10年前でも琵琶湖も絨毯のように川を埋めつくした
稚鮎を見たものだが、今はそれは無い。
実情は異状な状態である。
駆除は進められているが日本一の広大な湖から
害魚を一掃するのは難しい。
簡単に水を抜ける訳ではないからなあ。
自然愛護だので保護される鹿や猿が
農作物や森林をメチャクチャにする。
個体数の増加も所詮は人間の
コントロールによるのだ。
完全保護か乱獲か?両極端な事しかできないから
異状な事態に陥るのかもしれない。
結局は美味しく食べれれば必ず個体数は
減るだろう。スズキの工場で働く中国人は
野池で釣ったブラックバスを食べるからと
喜んで持って帰っていたのを思いだす。
滋賀県ではブラックバスを給食で出すケースもあると聞く。
刑務所などの食料に使うなど、人権が剥奪
される場所でも、どんどん導入するべきではなかろうか。
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