えすとーる飛鳥ちゃん
航空実験団で知られる
各務原の空自岐阜基地。
ここには
各務原航空宇宙科学博物館
があります。
メインの展示はやはり
C-1輸送機のSTOL機でしょう。
自衛隊ではなく科学技術庁の
飛鳥という実験機です。
独特のエンジンレイアウトは
たまご飛行機のように
ユーモラスですね。
STOLは垂直離着陸のVTOL
でなく、短距離離着陸のため
バーチカルのVからショートのS
になっているのです。
XOH-1のモックアップも
ありました。
完全に木目調な
モックアップでなかなか
インテリアに欲しいくらい
ですね。(笑)
お土産ブースにあった
模型飛行機も綺麗な造りで
欲しいと思ったなあ。
UF-XS飛行艇の実験機。
米軍のアルバトロスを
新明和が改造したもの。
この存在感と大きさは
たまりませんね。
エンジンは当然レシプロだね。
ガスタービンのターボプロップで
でないのがグッド。
外に展示されて色褪せて
いる新明和のUS-1Aです。
はやくUS-1A改がはやく
民間に出ればいいのにね。
そうすれば小笠原に
空路が確保できるだろうなあ。
一番小笠原に似合う飛行機ですわ。
ちなみに父島には海上自衛隊
があるので、緊急時には
US-1Aは使われています。
岐阜基地に隣接する工場は
川崎重工業です。
かなり密着しています。
三菱の方はフッチーも関係
しますが、小牧や飛島が
メイン工場になりますけどね。
だからではないだろうけど
川崎の展示は多く
BK-117のヘリも多くあり
バイクを積載できるという
アピールでシェルパも展示
されています。
さすが最新技術の結晶の
スーパーシェルパだぜ!!(爆)
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コメント
最初の輸送機
面白いですね
日本のデザインも捨てたモンじゃない
ねずみオヤジが操縦してたりして(笑)
投稿: aya | 2007年3月 5日 (月) 09時28分
異様なエンジンですよね。
現在、B767のエンジンを搭載した
C-2輸送機(CX)の倉庫が
川崎重工と岐阜基地の間に
完成してましたよ。
長距離訓練で千歳まで
けっこう往復してるんじゃないかなあ。
白いヘリは
英ウェストランド社と
伊アグスタ社の共同開発の
EH101マーリンのようです。
O野くんの話しだと
警視庁が1機導入してるみたいで
EH101-510「おおぞら」と呼ばれます。
防衛省向けのはMCH101となり
カワサキがエンジンを造ってるみたい。
ただし、WIKIでは文部省が3機分、
お金出すって言ってるけど。なんで?
投稿: ねずみのきぐるみ | 2007年3月 5日 (月) 12時52分
補遺
警視庁のEH101は民間では唯一で
マーリンでなくグリフォンらしいです。
で、MCH101はマカジキの意味の
マーリンって愛称になってるようだね。
MCH101はやはりMH-53E の絡みで
川崎重工業がライセンス生産してて
2006年に納入したみたいです。
文部省が3機というのは、実は
南極観測船しらせに搭載する
3機らしいです。
投稿: マーリンきぐる | 2007年3月 5日 (月) 13時24分