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2007年5月31日 (木)

エリクソン君あらわる

Sw01 とうとうやっちゃった。
尻圧で長い間
相棒だった
movaのP209iの
液晶がクラック!!
まだ使用できたんだけど
これを期にさくさくと
FOMAのSO902iWP+
に機種変更だ。
IPX7規格の
防水仕様の携帯で
もう現行モデルとしては
お古ではあります。

Sw02_1 IPX7は1mの水深で
30分が保障されるが、
基本的には生活防水
レベルだ。
カヤックなどの水場では
やはり防水カバー
を併用する事になる。
そうなるとやはり折り畳み式は
致命的となる。
そこでSO902iWP+の
選択となった。

ただ現状ではお風呂携帯な
F703iが出た影響か
アウトドア風味な
いかにもなデザインからの脱却が
開始され、auでもカシオが
W52CA、サンヨーもW53SAを
ラインナップしてくる。
まあドコモのソニーエリクソン君は
その中庸になるかなあ。
しっかりネジ押さえのバッテリー
カバーもあり、しっかり感もあるけど
G-SHOCK風なヤングな面も
マイルドになっている。
まずは長くお付き合いしたね。
つまり壊れないでね....!!

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のりくらのらりくらり

Norin01 今年は雪の少ない
年だったが気温が
上がりきらないため
雪解けが進まず、
中部山岳地域でも
立山、白馬、乗鞍と
山スキーもまだばっちり
楽しめるとの情報。
こりゃ入るしかないでしょ!!
と乗鞍高原へ入ります。
宮崎県も頑張る中、
長野県も松本市制100周年弁当が
コンビニで売られていた。
素朴な味だが信州サーモンは
やはり養殖の淡水鱒ゆえ
若干臭みがあるなあ。
でもシャケは中国の乱買いで
倍の値段に上がってるみたいで
贅沢は言えないね。
Norin02 さて、乗鞍高原の観光
センター前から除雪通行止の
位ヶ原山荘までアルピコの
シャトルバスでオフピステな
ゲレンデへ上がります。
バイトの車掌さんはスキーヤーで
ザックバランな話が面白かったな。
往復で2100円ですが、1日1便で
登りは8:30に乗鞍高原観光センター発、
下りは14:58に位ヶ原山荘発になる。
お客は100人ちょいで
バス3台となったけど
帰りは上高地も混雑してて
2台だけになってしまったのです。
Norin03位ヶ原山荘から
すぐにシール登高が可能です。
金曜日の大雨はさすがに
激しく、深さ10cmの川が雪面を
ダバダバに流れたそうです。
でも結構、雪も締まってて
GWの鳥海山のように
滑りやすい状態です。
グシャグシャに腐れてる訳でもないし
ガチガチにアイスバーンでもない。
Norin04 厳冬期のスキー場からの
ツアーコースより、
急な斜面の登りや
トラバースが多いけど、
1時間もあれば
肩ノ小屋口のトイレより
標高を上げることが
できます。
山頂などピークハントなら
3月でもツアーコースで
シール登高し、開いている
位ヶ原山荘で宿泊して
アプローチすると時間に
余裕ができるね。
Norin05 灌木が頭を出していますが
大体はしっかりした
残雪の量です。
まだまだ10mくらいの
深さはあります。
鳥の足跡を発見。
このカタチって
雷鳥のモノに似てるよな。
雪解けで萌え萌えモードの
雷鳥くんかな。
Norin06 しかし天候が不安定。
ガスが山頂部には
かかります。気温も麓で
22℃でも、ここらは0℃を
切っています。さすがに
Tシャツでは無理。
ほぼ冬装備で対応します。
ただ、無理はできないので
私は剣ヶ峰の方に入らず
富士見岳の東斜面に入り、
摩利支天岳の手前にある
名無しの岩峰ピーク下まで
登ることにしました。
滑走の準備でオジサンと一緒に。
けっこう高齢な方ですが
2往復されてる程に
元気いっぱいです。
Norin07 ガスの切れたタイミングで
摩利支天岳手前のピークを
眺めます。なかなかスリリング。
ちょうど畳平からの登山道の
峠の部分で、肩ノ小屋より
標高の高い位置にあります。
林道の上部は無雪期では
植生保護のため足を踏み入れる
事は禁止されていますが
積雪の時期はその限りでは
ないそうです。そりゃそうだ。
雪のある時期だけの
お楽しみになっています。
Norin08ほんじゃま、滑走だ。
眼下にはまだ雪に埋もれる
パノラマライン。
そして肩ノ小屋口のトイレ。
ゲリキャンポイントだった場所だね。
ガスの切れるタイミングで
滑りを楽しみます。
まあ、結果的には
雨も降らずに持ちこたえましたが
夕方には雷雨予想も
あったため、私は無理せず
のんびり滑走で山荘まで降りて
いろいろと山小屋の方に
話をうかがったりしていました。
やっぱ乗鞍は私にとっては
ほのぼのなホームゲレンデだなあ。
乗鞍高原で無料の「せせらぎの湯」に
浸かってから帰宅しました。

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2007年5月19日 (土)

防水ハウジング

Pt03501 オリンパスμ770SWの
40m防水ハウジング
PT-035が発売日に
納品された。
けっこうしっかり
綺麗に仕上がってるね。
さすがはダイバー
推薦ナンバーワンの
オリンパスだす。
まずはデジカメを
入れてみました。

Pt03502 操作系もスムーズで
通常と同じで
分かりやすいね。
これがフィルムの
コンパクトカメラだと
赤外線などのアクティブ
測距だとピントが大変だが
デジカメの利点である
パッシブ測距もCCDの
TTLコントラスト検出方式。
レンズの前にガラスが
あろうと関係ないのは
ハウジングには
好都合だもんなあ。

Pt03503 お風呂テスト。
まずはハウジング
に入れて水中での
プログラム撮影。
むろんストロボも
発光した。
ストロボの前には
減光フィルターの
シリコンホワイトな
板が装備されている。
ゴミや気泡の乱反射も
防ぐためだ。

Pt03504 水中撮影モードに
する。まずは
「水中スナップ」
にしてみる。
さすがに近すぎて
ピンがこない。
もともと浅い場所で
光量がある場合を
想定しているからね。

Pt03505 これは
「水中ワイド1」
のモードです。
このサイズのものを
この距離で撮影
するとピカイチだね。
ほぼバッチリだ。
それでもマクロ設定になっている。
ワイドで遠景用にストロボフルパワーみたいだ。
本来は回遊の魚群などを
狙うモードなんですけどね。

Pt03506 次に
「水中ワイド2」です。
これは動きの速い
イルカなどの撮影
向きのモードだが
イルカにフラッシュは
厳禁なために
ストロボがたかれない。
結果暗いためにブレてしまいます。
マンタの場合は気にしなくてよいらしく
ストロボ発光にする事ができるって。

Pt03507 「水中マクロ」です。
近接撮影用で
水中の自然色を
狙うため少し
フラッシュがマイルドに
なっているようだ。
設定すると勝手に
ズームしちゃうんだよね。
近寄った感じになっちゃう。

まあ、あとは実戦だな。
なんせ風呂は狭いですからね。
しかも被写体は小さいし。

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2007年5月18日 (金)

海守118

Todai 海守から
「のぼれる灯台」
ブックレットが
送られてきました。
参考にまた旅を
したいですね。
灯台&岬めぐりは
ボチボチしてるので、
掲載の14基で
行ってないのは
2基くらいなんだけどね。
まあ、のぼってないのも
多いけどね。それは
次回のお楽しみでもあるな。
宮古島の平安名崎灯台は
名前がいいね。これで
「へんなさきとうだい」
と読むようだ。

Yuyu 海守は海上での
緊急通報118を
提唱しています。
実はGWに私も見かけた
小笠原から大阪に戻る
クルーザーヨットが現在、
遭難しています。
大阪の曾根崎の
「遊友」です。全長11mですが
世界一周もやってるヨットです。
この写真は5月1日に
父島から母島に向かっている
母島航路のははじま丸から
撮影したヨットです。
多分、サイズからいうと
このヨットだと思うんだけどなあ。
こんな小笠原でヨットなんて
そんなにいないもんで。

Ogamap 「遊友」は5月7日に
父島を出港しています。
私は6日の「おがさわら丸」で
竹芝に向けて帰路についた
のですが、その時の
天気図です。天気は悪化の
方向でした。ヨットは13日に到着する
予定だったそうですが、
その間には何度も強風が
吹きましたから心配です。
16日から捜索は開始されています。
なんとか無事発見されると
良いのですがね。
無事を願うばかりです。
父島から大阪へ。
世界一周な実力があっても
時化た黒瀬川(黒潮)は
やはり厳しいです。



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2007年5月15日 (火)

新しいサブマリナー

77001 小笠原の旅で
OPTIOが浸水 し
おシャカになった。
父島の釣浜で
泳ぎ釣りで
サンゴにかかった
フックを外したり
するのにマキシマム
の1.5mの潜水限界
を超えていたかも
しれない。
そして防水性能を
グレードアップして
μ770SWを購入した。

OLYMPUS
μ770SW (上)
PENTAX
OPTIO WP (下)

77003 現在、PENTAXは
OPTIO W30
をリリースしている。
710万画素と770SW と同じだが
水深はWPの1.5mから3mに
増加したのみだ。
しかし770SWは10mである。
なんとか水中撮影もってのと
ドンドン水中撮影を!!
くらいの違いがあるかも
しれないね。

77002 背面のレイアウト。
ともに3倍光学ズームだ。
W30はWPより大きくなって
いるが、デザインも良くは
なってきている。
個人的にはWPが好きだけど。
770SWの不満は
SDカードでなく、
xDカードであることだ。
多分、SDを採用していれば
OLYMPUSのシェアは
うなぎのぼりだろうにね。
あとマニュアルフォーカスが
できない。ここまでは
CANON Powershot S3IS
で撮影した画像だ。

77004 さて実際に撮影してみた。
新モスバーガーを
撮影してみる。
まあ、きれいなんじゃない?
OKだわ。
WPも前回の修理をしてから
ちょっと不調だったので
まあ、これでOKかな。
しかし、モスバーガーの
新しいのを初めて食べたが
これって改善でなく、
ただのコストダウンだね。
味が落ちた上に、
ちょっとしょっぱい。
プンプン!!

77005 汚らしい足だが
お風呂で水中撮影をしてみた。
ピンがくればかなりよいかも。
まあ実戦配備しなきゃ
わかんないけど。
40m防水ハウジングは
5月18日に発売だ。
来週には納品されるのでは
ないだろうか。
一応、素潜りであれば
このままでも十分である。
特徴としては10m防水。
そして耐衝撃、耐荷重。
またチーム氷点下推奨な
マイナス10℃で作動するという。
確かに山スキーだと
けっこうマイナス10℃以下に
なってしまうが、それでも
現状のよりはかなり安心だ。
実際にすぐに使えなくなるからね。

ともあれ、今後の活躍に
期待しよう!!

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2007年5月12日 (土)

スネークマンショー戦争反対

Munin16 小笠原の花や草木を
ちょっとまとめてみました。
右端の「小笠原 GWの花」
というフォトアルバムでどうぞ。

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根魚三昧

小笠原で釣った魚たち。
100号クエ竿は持って行くも
配備しませんでした。
港ではアオリイカ狙いばかりで
しかもGWになってあまり
調子が良くない様子。
まあ、満月なれど夜に切り身でも
ぶっ込めば、巨大なエイや
サメも釣れるそうですが
まあ、結局、ヤメにしました。

Fish01_1 先述のヒトミハタは
宮之浜、釣浜で
釣れました。
カンパチのアラでも
釣れたのですが、
ルアーの方が
食いが良かったです。
ダイワの
シルバークリークで
シングルフック
二本に換えたスピナー
を使いました。

Fish02 同じく、スピナーで
ヒットしたアカハタの
幼魚です。
大きければ
美味な魚の代表格。
地元ではアカバと
呼ばれます。
小さいのでリリースしました。
場所は宮之浜海岸です。
兄島瀬戸の急流も
ある場所で最近は
釣浜より魚影が
濃いそうです。

Fish03 二見港の青灯台で
サビキにかかった
ミナミアカエソです。
歯がギザギザと
エソらしい面構え
ですね。
エソだとカマボコにでも
しますか?
なんちゃってね。
これも小さいので
さくさくとリリース。

Fish04_1 付録で
ははじま丸から撮影した、
オナガミズナギドリさんでも
どうぞ。

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島の一日 ハイハーバー

Oga01_1 小笠原父島の風景。
中心街の大村に
ある大村海岸。
通称前浜です。
ははじま丸が出港
して行く風景を
見ながらルートビアを
飲みながら上陸
はじめての食事として
うな丼を頂きます。
青い海、
白い砂浜、
アメリカンなドリンク、
そして、うな丼。

Oga02_1 父島の南崎は
石灰岩質の砂浜の
ジョンビーチや
ジニービーチが
美しいです。
カヤックでは楽ですが
歩いての到達は
かなりキツイ
アップダウンが待ち受けます。
ジニービーチへの
最後の急坂は
ザイルもなくてスリッピー。
気をつけてねー!!

Oga03_1 自然保護地域の
南島の扇池。
ドリーネが洞門で
ぶち抜かれ
扇状の砂浜が
形成されています。
この砂浜の一画に
巻き貝の殻が散乱しています。
これは化石化した
ヒロペソカタマイマイで
1000年以上前に絶滅
している種類の貝です。
なんか砂についさっき
捨てられた貝殻のように
ばらまかれている感じで
不思議な風景です。

Oga04_2 初寝浦展望台の
ホンダの誇るカブです。
これは地元の方のマシンで、
仕事で島に来ていて、
交通手段として
前任者から引き継がれた
バイクなのです。
すごい腐蝕ですが、実は
そんなに古くはないそうです。
やはり、潮風の土地だな。
ちなみに腐蝕でエンジン上の
フレームの溶接のところで
折れるそうです。
父島はバイクの修理ができる
場所は無いに等しいそうです。
最近は自動車工場で対応は
してくれるらしいのですが
部品が入らないので
パーツなどの入手方法は
インターネットが基本となっているそうです。



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出港のお約束

Shuko01 おがさわら丸が
二見港を出港する。
東京竹芝へ向けて!!
船出で有名な
ツアー船舶の
伴走です。
左舷、右舷に
並走する
クルーザーたち。
小笠原の風物詩
とも言えますね。

Shuko02 また来てねー!!
水着のねーちゃんも
サービス!! サービス!!
まあ、居残りの
常連のお客さん
なんかも乗船して
るようですけどね。
もちろん、彼女たちも
パフォーマンス
しちゃいます。

Shuko03 おおっ
ムキムキマンが
こんな技も
披露しちゃってます。
なかなか人気
ありましたゾ。
あの船のツアーに
参加したのよ...など
ごひいきの船なんかも
ロングな滞在で
しっかりできちゃって
るのです。

Shuko04 そして王道の
パフォーマンスは
いけいけダイブ!!
中には船が動いてる
のに飛び込む者も。
女性もジャンプ
しちゃうのよね。
湾の外まで出ても
並走して、外海に
出ても飛び込みは
続きます。
海の国だね。
うん、うん。

Shuko05 感動的フィナーレは
ザトウクジラの
登場です。
心憎い演出だね。
って誰か仕込んだのか?
なかなかドラマティック
でしたわ。
ありがとうねザトウちゃん。
ザトウのご飯じゃないよ。

Shuko06 ケータ付近の海上に
現れた横跳びの
回遊魚の影。
薄っぺらかったので
シイラかと思ったけど
画像で見ると尾びれな
フィンは長いのよね。
カジキのようにも見えるな。
あ~!!
釣りてぇ!!!

***参考***
Shuko07 ははじま丸の沖港からの
出港も堤防からジャンプが
見ることができます。
堤防を並走する皆さん。
怪しいギター弾きの
おじさんも走る!!
出港前に月ケ岡神社で
ギターを奏でておられました。
でも、一番、驚くは
赤ちゃんを抱えてたまま
のパパさんなんだけどぉ。

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2007年5月11日 (金)

リトルマーメイド

小笠原の海の生き物たち。
アンダーザシー♪
リトルマーメイドならぬ
コニカマーメイドで
水中撮影したものです。
でもPENTAX OPTIO WPは
泳ぎ釣りで浸水.....
完全におシャカとなって
しまいました。(南無)
現在、OLYMPUS μ770SWを
発注済です。10m防水ですが
もちろん、ハウジングも発注
しちゃいました。
Bonin001 写真は父島のコペペ海岸の
シャコガイです。
そんなに大きくないから
足を挟まれて窒息って
事は無いですけどね。

Bonin002 母島の北港で
撮影した
チョウチョウウオ科の
チョウハンです。
黄色が派手な
チョウチョウウオの
仲間ですね。

Bonin003 同じく母島北港。
くちばしのある
ブダイ科の
イチモンブダイの
雌です。
サンゴもバリバリ
食べちゃうの
でしょうか?
噛まないでね。
アオブダイの仲間です。

Bonin004 母島北港で
一番、真っ赤
だったヤツ。
キントキダイ科の
ホウセキキントキ
なかなかゆったりと
泳いで、近づいても
逃げなかったなあ。

Bonin005 左奥の魚は
チョウチョウウオの
仲間のヤリカタギ。
黒い筋のあるのは
ニザダイの仲間で
スジクロハギです。
群れています。魚種同定にて
チドラーのパパさんのご指導ありがとう!!

Bonin006 黄色なベラは
ニシキベラの仲間の
ヤマブキベラです。
ベラも派手です。

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母島からの手紙

War01 母島の戦跡を
少々紹介します。
沖港の北に位置する
静沢の海軍施設跡です。
海岸の断崖には
砲台があり大砲も
残ります。ザイルが
設置されていますから
滑り落ちないように
注意して入りましょう。

War02 母島南端の
南崎の小富士要塞。
その小富士の岩壁に
設置された
トーチカの大砲です。
かなり大型の砲が
残ります。
まさに海の防衛線
だったのでしょう。
東海上を睨みます。

War03 北港の手前にある
東港の近くにある
探照灯下の
高角砲陣地です。
3門ほどしっかりした
かたちを残して
高射砲が眠っています。
米軍の指示で
砲身は爆破され
裂けていますが
上部に二本のシリンダーが
まるでドイツの88mm砲の
ように空を仰ぐ事が
できるのをアピールしてますね。

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乳房山と小富士

Mama01 母島の山登り。
しっかりしたルートな
乳房山(463m)は
西島最高峰の山です。
西回り遊歩道で登り、
東回り遊歩道で
下山すると下りで
東側の海岸と
南崎の景色が
すばらしいです。
山頂から北側の景色です。
堺ヶ岳と石門山までの
尾根はまさに緑の絨毯です。

Mama02 山頂から大崩湾を
眺めます。
母島の自然保護
地区である石灰岩質
でドリーネや鍾乳洞を
形成している石門は
崩落が激しく
荒々しい姿を
あらわします。
崩落の規模は
本当に大きいわ。

Mama03 崩落の直下の
ビーチは白緑色に
濁っています。
怪しい色合いです。
真っ青なボニンブルーに
白濁の血が母島から
流れ出てるという感じです。
でもそれは、自然破壊と
いうよりは、本当の
自然って感じだよなあ。
山は水によって削れ
なだらかになってゆく。

Mama04_1 母島最南端の
南崎に聳える
小富士(86m)からの
景色です。
小富士は東西に貫通
するほどの穴が掘られた
トーチカの要塞です。
砲台の大砲もしっかり
残ります。
小富士から沖には
大瀬戸を挟み
鰹鳥島、小鰹鳥島、
中鰹鳥島、
丸島瀬戸を挟み
丸島、二子島、
平島と連なります。
左手には
妹島、姪島が鎮座します。
女系な名前が
多い母島列島です。

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2007年5月10日 (木)

父島の山はごろごろ岩ごろ

Papa01 父島の山など。
まずは中心街の
裏山になる
三日月山です。
父島の北西の位置にあり
海側は崩落が激しく
切り立っています。
遊歩道が展望台のある
ウェザーステーションから
伸びていますが頂上には
繋がらず、三角点のある
塹壕の残る岩山(175m)に
到着します。
市街地の展望が良い場所です。
三日月山の最高峰は
写真にある204mのピークです。
ウッズが硬くヤブコギは難しいため
クライミングは断念しちゃいました。
夕日に赤く染まる
三日月山の西壁です。

Papa02 西の海に夕日が沈む。
三日月山が夕日の
ナンバーワンスポットに
なります。
けっこう天気の良い日は
ウェザーステーションの
展望台は賑やかになります。
ウェザーステーションは
クジラウォッチングの
ポイントでもあり、
また、ドルフィンスイムの
ツアーではこの高台から
イルカの群れを探し
船に連絡するという
作戦を使うお店もあるようです。

Papa03 ロッキーな山である
旭山(267m)です。
隣には旭山南峰も(272m)あり
実は南峰の方が
標高が高いようです。
東斜面に登山道が整備されて
おり、両ピークを楽しんでみました。
写真は旭山山頂から
屏風谷、そして
二見湾を見下ろした
景色となります。
奥には洲崎の野羊山(150m)が
見えますね。

Papa04 ここが父島の第二高峰である
中央山(319m)です。
夜明道路からの登山道は短く
アクセスしやすいので
ナイトハイクで星空を楽しむ
事もできるように
星座も表示されています。
波照間島同様に
季節では南十字星も見る事が
できるようです。
実は東南方向にある
326mピークが父島最高峰
なのです。基本的に歩道は
無いのですが、宿で一緒だった
昆虫派の方はピークまで
ハントしたとか。鬼っす。鬼!!

Papa05 父島南部の岩峰が
躑躅山(302m)です。
夜明道路から巽線に入り
行き止まりからは
遊歩道を歩きます。
南稜の尾根まで回り込み
登ると途中までに4つのピーク
を縦走する事になります。
これが補助もなく
台風の倒木もあって
不明瞭な登山道をミスしないように
歩く必要があります。
写真は最初の岩のピークで
朝立ち岩です。
通称ちん○岩です。
カリがすごいね。
塹壕が掘られていましたが
この東斜面に父島固有種の
ムニンツツジが白く咲き誇っていました。

Papa06 さらにピークを攀じ登ったり
下ったりすると、躑躅山山頂に
到着します。
時雨ダムも見下ろせますが
東側の展望が良く
巽湾の中海岸が綺麗ですね。
登山ルートとしては
ドキドキ感のあって
お薦めの躑躅山でした。

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2007年5月 9日 (水)

くじらの竜田揚げ

Zato01 小笠原の海の
生き物たち。
GWの時期は
ザトウクジラの
シーズンの終盤です。
北へ進路を進める
クジラを母島の北港で
出会えました。
朝9時頃から美しい
北港の湾で素潜りで
泳いでいたら、探信音が
クォーン、クォーンと
潜る度に耳に聞こえる。
潜水艦のソナーか?
いや、クジラの声だ。

Zato02 湾の外を眺めると
ブロー(潮吹き)が
確認できた。
急ぎS3ISのフルズームで
撮影してみました。
この北港の沖に
潮の流れがありザトウクジラの
コースになっているそうだ。
まあ、浅い方なので、
夏でもマッコウクジラが
入ってくる事はないが、
ザトウクジラの陸からの
観察ポイントになって
いるそうです。
午前中だけで3回ほど、
見ることが出来ました。

Zato03_1 さて最終日に
父島のツアーで
パパヤさんの
船で出船してみました。
南島上陸あとに
南島の南西面で
ドルフィンスイム。
バンドウイルカの群れが
入っていますが、
私はフィンが無かったので
遠慮して撮影のみ。
兄島海中公園では
泳いだんですけどね。

Zato04 けっこう、人間と一緒に
泳ぐ、ドルフィンスイムは
イルカにもかなりの
ストレスのようです。
とにかく、逃げる。
カヤックと一緒に並走
するという状況ではないん
ですよね。ちょっと
かわいそうな感じ。
底の方まで潜ったら
イルカも嫌がって泡を
吹き出してアピールする
そうです。うにゃあ。

Zato05 ドルフィンスイムのあとに
ザトウクジラを発見。
横に泳ぐ姿も
船からだと割りと近くで
見る事ができます。
でも、感動は
やはり北港の時の方が
あるかもなあ。
クジラの声を聞けたのも
嬉しいしね。

Zato06 尾びれを出して
潜航モードです。
こうなると15分から
20分くらいは
浮上してきません。
やっぱりブリーチする
シーンが見てみたいなあ。
残念です。
ザトウクジラは冷たい海へ
北上して行きます。

Zato07 この写真は
南島の鮫池で撮影した
ネムリブカです。
けっこう沢山
うろうろしていましたが
人間を襲わない種類です。
シロワニやホワイトチップ
とも呼ばれます。

Zato08 これは母島の
沖港の堤防にいた
カニです。
実は北進線で北上中、
道路の真ん中で
カニとクマネズミの
対決シーンに出くわしました。
スクーターにびっくりして
ネズミは逃げて
しまいましたが、
撮影できなくて残念です。

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2007年5月 8日 (火)

小笠原の動物たち

Animal01 小笠原の良く見る
動物シリーズです。
母島の清見ヶ岡で
撮影したメジロです。
本当は母島固有種の
メグロを撮影したかった
のですが、これは
メジロです。
メジロは飼ってたものが
自然繁殖したもの
だそうです。

Animal02 オカヤドカリは
ヤシガニのように
陸地で良く見かけます。
これは父島の
小港で撮影しました。
A氏は焼いて食べたとか。
オイオイ。
その勇気に乾杯。
いえ、完敗。

Animal03 小笠原のトカゲ類で
唯一の土着種である
オガサワラトカゲです。
母島の乳房山登山で
撮影しました。
ウェッティではない
肌がカナヘビのようで
カワイイね。
すばしっこいです。

Animal04 こちらは外来で
憎まれモノの
グリーンアノールです。
北米原産で
米軍統治時代に
入ってしまったと
言われます。
生態系を脅かし
駆除を進めるけど
効果は無いようですね。

Animal05 父島の宿の
飼い猫である
タマと闘う
グリーンアノール。
猫パンチ炸裂だ。
がんばれタマ!
父島の未来は
タマの拳に
かかってるゾ!

Animal06 同じく駆除対象の
ヤギです。父島の
旭山から旭山南峰の
北壁を歩く
ヤギたちです。
その姿はアルプスの
少女ハイジの風景にも
見えますが、植生を
根こそぎ食べ尽くすため
山が剥げ、乾燥化が
進み、赤土の土砂が
崩れるなどの問題を
はらみます。

Animal07 そして、これが
ヤギの成れの果て。
黒魔術じゃありません。
まあ、駆除された
ヤギは島内で
食用にされますが
一般には出回りません。
父島の巽線の
行き止まりに
あったものです。

Animal08 小笠原にはカモメや
ウミネコはいません。
それがとても
ステキな環境だと
感じました。
南島から
カツオドリが飛ぶ姿を
撮影してみました。
すらっとカッコイイな。

Animal09 こちらはジョンビーチ
沖にある小さい島に
佇むカツオドリです。
カヤックで近づき
ましたが、
逃げませんでしたね。
安心しているようです。

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ははじま丸でGO!!

Haha01 父島から母島を
繋ぐ「ははじま丸」の
自動車の航送の
仕方を紹介します。
単純明解ですね。
コンテナのデッキの
上にクレーンで
吊りあげます。

Haha02 ハイこれでOKね。
自動車のコマーシャルや
展示車じゃないのよ。

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おがさわら丸入港

Oga01 おがさわら丸で
父島二見港に入港だ。
今年のGWは東京都は
小笠原諸島へ!!
2便分の6泊7日を
父島と母島で過ごす。
むろん前後には26時間の
航海が待つのだ。
飛行場が無い、国内では
もっとも時間のかかる
土地の一つだ。
珍しく、ほぼ滞在中は
晴天の小笠原だったのでした。
うーん、やはり日頃の行いだな。

Oga02 今回は西表島同様に
ファルトカヤックも
投入した。目標は
南島の扇池。
ここは父島南西部の
真っ白なジニービーチだ。
歩けば数時間かかるが
パドリングすれば
コペペ海岸から30分と
かからない。

Oga03 ジニービーチの対岸にある
南島。北側からまわって
扇池の洞門から上陸!!
実は南島は自然保護地域に
指定されておりガイド無しでの
上陸は禁止であったようだが、
知らずに入ったのもあって
砂浜は大目に見ていただき
少々、休憩させてもらってから
早々に撤収離脱しました。
まあ、最終日にパパヤさんの
通常のツアーで
鮫池から上陸してしっかり
見学しましたけどね。

Oga04 釣りも100号のクエ竿を
準備するも、結局使用せず。
ライトシーバスなロッドで
宮之浜、釣浜の岩礁の浜で
スピナーをキャスト。
これにヒトミハタとアカハタ
がヒット!! なかなかのファイトを
見せてくれました。
半分以上はリリースしましたが
5匹ほどは宿の夕食に
持ち帰ります。

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