楯ヶ崎のアンダーシー
熊野灘の磯へ。
二木島港の先端
柱状節理の地形が
独特な楯ヶ崎の
千畳敷のまわりで
素潜りあんどライトタックルで
ルアーなど投げてみる。
多少濁りは入っていますが
水中撮影の練習にはいいかな。
あとには海女さんが来て
アワビを採ってましたけど。
潜る前にスピナーを
投げてみる。
ヒットしたのは
ルアーの3倍程度の
大きさしかない
クロホシイシモチだ。
テンジクダイの仲間になります。
良く食ってきたなあ。
元気いいじゃん。
さて、潜ってみると
やはりウジャウジャ
しているのは先程
釣ったクロホシイシモチだ。
紀東の磯でも多いが
南紀は潮岬までしっかり
ウジャウジャいるんだよね
こいつらやミナミハタンポは!!
ちなみに広い範囲だと
外部ストロボがあると
やはり良いね。
濁りが少ない場所
のサンゴを撮影して
みました。このくらいで
外部ストロボを焚くと
真っ白になってしまうので
ノーマルのストロボのみで
撮影してみました。
接写モードな場所では
この方が綺麗だな。
なんか赤いブロッコリー
の様で食べたくなる?
大きめなスズメダイです。
グレ(メジナ)ではありません。
20cmくらいのが
スポーニングなのかな?
岩の隙間に巣を
造っているらしく
近づく他の魚を威嚇して
追い払います。
もちろん人間にも果敢に
ニラミをきかせて
来るな!!ってアピールします。
だもんで撮影しやすいのよね。
イシガキフグも隠れます。
ハリセンボンの同属ですが
少し針が太いのが特徴。
まあヒゲみたいに
見えるけどね。
ハリセンボンや
イシガキフグは針が
ある分、毒はありません。
ただハリセンボンほど
活発には動きません。
今回の大物は3種類。
40cm級のタカノハダイです。
えらく余裕のある行動で
あまり神経質に逃げません。
水っぽくて美味しくはない
魚と言われますけどね。
あと50cmくらいのブダイがいました。
あとはウツボもしっかりいましたが
すぐに隠れたり逃げるので
撮影はできませんでした。
潮岬のウツボはけっこう
牙を向いてくるのでびびるんだけどなあ。
やっぱ海女さんの海なので
けっこうイジメられてるのかもね。
青が綺麗な
小さい魚は
ソラスズメダイです。
サンゴまわりで群れていました。
英名はネオンダムゼルフィッシュ。
沖縄ではルリスズメダイ
(英名サファイアデビル)になり
色も濃い色になりますが
本州はこのソラスズメダイが
多いようです。
黄色いカゴカキダイが
3匹ほど私から離れよう
としません。
実は岩の藻などを
巻きあげるとそれを食べに
魚が寄ってくるんです。
そう思うと小笠原の海中公園みたいに
コマセを巻いて魚を集めるのも
ある意味、手かもしれないね。
最後に磯釣り師のカゴ釣りに
紛れてメタルジグを遠投して
みると、なんとチビ助な
カマスがガップリとヒット。
これまたメタルジグの3倍程度の
体長なんだよね。
サラシを狙えば
ヒラスズキも出る土地
なんですけどね。
残念無念 。
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