本州最南端のその先で
午前中は橋杭岩で
素潜ってみたが
午後は本州最南端の地
潮岬で潜ってみた。
潮岬の湾である
浪ノ浦は10年前に比べ
堤防も強化され荒れ放題だ。
なんか気分悪いので
最南端の碑のある望楼の芝から
磯へ降りてまさに南端部分に
入ってみました。黒潮のぶちあたる
潮流の速い場所なので湾に
なってる場所を選びます。
5~10mくらいの場所ですが
沖に出ると深くなってきます。
あまりハタやクエ系の魚は
見当たりません。石の下の
奥の方に入り込んでるのかなあ。
簡単に覗き込む程度では
確認できません。.
人影を見て逃げるので
追いかけながら撮影すると
背後から狙うことなります。
ペアで泳いでることの多い
コバンヒメジです。
やはり潮岬でも
タカノハダイも多いです。
タカノハダイはテリトリーを
持っているのでしょう。
だいたい沈み根の
岩一つを占有してるという感じです。
まあこちらも仲良しペアもいましたが。
今回のナンバーワンな
ビッグフィッシュはこの
アオブダイです。
3~4匹は群れていましたが
60cm以上はあったかな。
やはり大きいです。これを釣り上げるのは
大変だろうなあ。あまり美味しくはないようです。
ツノダシも
1匹いましたが、
おなじみの
チョウチョウオウです。
英名がバタフライフィッシュ
だからチョウチョウなんだ
けどね。黄色い体が
目立ちます。
磯釣りのメインの
獲物になるメジナ、
つまりグレの群れも
しっかりといます。
小、中、大サイズまでね。
底から少し見上げる感じで
撮影してみます。ローアングルだと
気持ち警戒が薄れるようです。
グレとともに多い
群れはニザダイです。
サンノジとも
呼ばれますね。
カワハギと似ている
厚い皮膚で覆われます。
群れをつくる事で身を守るのでしょうか。
コマセで寄ってくるのもわかるな。
細いので見落とし
やすいのですが
ヨウジウオもいました。
こういうのもカワイイんだよね。
タツノオトシゴも
この仲間になるんです。
背骨が伸びたタツノオトシゴっちゅうか。
小学生の頃に山陰の海で網ですくった
記憶があるなあ。
石のトンネルの中に佇む
スズメダイくん。
実は穴の奥には
ウメイロモドキの
魚群が入っていました。
向こうの写真が撮りたかった
んだけど、スズメダイくんに
フォーカスがあってしまったね。
いいのよ。スズメちゃん。
午後から1時間半
泳ぎ、さすがに疲れたので
μ770SWの電池切れに
なる前に84枚撮影で
終了しました。
ペットボトルに汲んでおいた
水道水を頭からかけて着替え。
おや潮岬の沖に
フェリーが入ってきました。
徳島から東京へ向かう
オーシャン東九フェリーの
「オーシャンノース」です。
北九州と東京を結ぶ長距離フェリーです。
しかし潮岬は貨物船だけでなく
航空機の航路にもなっており
頻繁に船のエンジンがゴンゴン言ったり
対潜哨戒機まで低空飛行しちゃいます。
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コメント
楽しそうですけど、潮岬となると流されそうで怖いですね・・・。
投稿: Angler TK | 2007年8月 1日 (水) 22時02分
まあ、ここらワンドなら大丈夫だし
潮でヨレてはないので、
潮汐のタイミングで無理しなければ
大丈夫だすよ。
実際にここにも海女ダイバーさんが
入っていました。
まあでも黒潮直撃ポイントでもあるので
最低でもフィンは履いてないとヤバイです。
ここならシーカヤックやシットオントップで
釣りもできまっせ!!
投稿: きぐながれ | 2007年8月 1日 (水) 22時46分