橋杭岩探険隊
なんか知らないうちに
東海も梅雨明け?
週末はサクサクと
南紀へ巣潜りしに
出発したのでした。
まずは串本町の
橋杭岩の先端へ
海中ナイフリッジ
探険してみました。
確かにこのアングルからの
橋杭岩は珍しいかな。
杭岩から外側の
磯へ潜ってみます。
中間部分から
泳ぎだしますが
目立つのは
タカノハダイです。
かなりの数がいました。
しかし磯臭い魚で
三重ではションベタレとも
呼ばれるようです。
橋杭岩の先端の
3つの岩あたりまで
来ると水深も
5mくらいから一気に
15m以上になったかな。
外側は底が見えなくなります。
しかも急峻な絶壁だ。
水中に隠れた
石鎚山の稜線と言ってもいいかも。
カラフルなサンゴが
へばりついているけどね。
アルプスの岩稜ピークを
空中浮遊しながら眺めている
錯覚に陥っちゃいますわ。
一番先端の一ノ島に到着。
ここでUターンします。
漁師さんの船から
潮が速いので気をつけて
の声も。水面付近では
小魚の群れがきらめきながら
たむろしています。
下からあおった写真も水面が
鏡の様で面白いなあ。
橋杭岩の内側は
岩も白く焼けてる感じで
多かったのはガンガゼです。
毒の強い細長い
針が怖いウニです。
間違っても触ったり踏みたく ないなあ。
ミノカサゴも初めて
撮影に成功しました。
見たことはあったけどね。
これも毒が強く
警戒が必要な磯魚です。
そのためか全く余裕で逃げようとしません。
だからじっくり撮影が繰り返しできました。
失敗しても再トライできるのが
ミノカサゴの良いとこだなあ。
これはウツボです。
底を眺めながら
シュノーケリングしてると
底を黄色い長いものが
這ってニョロニョロ
うごめいています。昔、ヤスで格闘したり
していた時、浮かんできて噛みついてくる
事があります。接近は気をつけましょう。
岩の隙間で伊勢海老を
発見しました。
でも動かないので
良く見てみると
脱皮した脱け殻でした。
けっこう綺麗なカタチのまま
脱皮するんだなあ。
ちなみに私はモトクロスジャージを
着て泳いでいます。なるべく肌を
隠しておかないと日焼けもするし、
クラゲもふわふわしてるので!!
こちらは生きている
中身の入った
伊勢海老です。
まあ、放流もので
漁協関係者のみ
捕獲できるのでしょうし、
夏は禁漁期間ではあります。
1名入っていた海女さんは
サザエを採ってたようです。
朝10時から
泳ぎ始めましたが
μ770SWの電池は
2時間15分で精一杯でした。
12時過ぎに橋杭岩の
外海から撤収です。
しかし、泳いでる間は
電源を落とさないし、
ストロボ使用するので電力消費は
激しいですよね。ともあれ
116枚の撮影はできたけどさ。
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コメント
ミノカサゴ 綺麗ですね
毒持ちですか
触ったらどうなるんでしょう?
投稿: ayaG | 2007年7月30日 (月) 22時16分
ミノカサゴは背びれに毒があり
刺されると激痛が長時間持続するそうです。
別名マテシバシとも言うらしいです。
しばし待て!ってことかあ。
死ぬってほどじゃないらしいけど
対処方法としては
オニオコゼと一緒で
タンパク性の毒素なので
熱いお湯をかけるとタンパク質が
固まり拡散を防ぐことができるそうです。
臨床では驚嘆な熱湯だと火傷になるので
50℃くらいでいいみたいです。
でも医者にみせた方がいいそうだよ。
オニヒトデ、ガンガゼ、
ゴンズイ、エイも対処法としては
同じです。
私はクラゲ用にデキサンGなどの
ステロイド系軟膏があるといいと思います。
これはゲンタマイシンの抗生剤と混合されてますので
医者の処方がいるのかなあ。
私は薬剤師に処方してもらったら
腫れ、水泡は一発で回復しましたね。
連続投与はよくないだろうけど
緊急で虫刺されに持っておくといい薬では
あります。あくまでシロートなんで
医師とご相談ください..とだけ書いておこう。
投稿: きぐもんど | 2007年7月31日 (火) 00時21分