2007年8月27日 (月)
富士山御殿場口登山道に
入ってみました。
F-2戦闘機の爆撃を見下ろす作戦で
二子山か宝永山を考えましたが
結局、雲の発生で無線と砲撃音だけの
登山になってしまいました。(笑)
太郎坊から朝7時に出発すると
ブルドーザー道を走るブルに
遭遇しました。がんばる
日本一のヒルクライマーです。
大石小屋からストレート道路から
富士山頂までのルートです。
ブルドーザー道は御殿場口道に
隣接して設置されています。(緑)
登山道は踏み固められていますが
部分的には火山砂礫なので
フワフワしています。(青)
下山道は砂走りのダウンヒルの
ストレートでフカフカでザラメの雪渓の
ような踏み味です。(赤)
活動している山小屋からトイレをもって
下山してくる姿です。 富士山のトイレって
トイレごと回収してるの?
ちなみに御殿場口登山道は昔は
メイン登山道でしたが、現在では
麓の大石小屋だけは運営していますが
七合目までの間の小屋は全て閉鎖して
廃墟と化しています。
休憩ポイントにはなっていますけどね。
河原などで見かける
アザミより妙に巨大な花だなあ。
砂漠の花って不思議な感じ。
背景の不浄流しの火山灰の
富士山東斜面はヒクルライムな
古の場所です。今ではもう世界遺産にむけ
規制のガンジガラメです。
でも植生で緑化した富士砂漠なんて
キモチワルイだけだけどなあ。
なんにせよ大沢崩れのようにどんどん
崩れるのも自然、植生が戻るのも自然。
ただ植樹するのは大間違いだと思う。
結局は観光関係者が儲けるために
がんばってるって事なのかなあ。
徐々に雲が出てきており、
すでにF-2戦闘機の艶姿は無理と判断。
登山者はけっこういますが行列のできる
主力登山道の比ではありませんね。
スカイラインの富士宮口登山道、
スバルラインの吉田口登山道が
入山ポイントとして標高が高く、
手軽にアプローチできるため路上駐車の嵐ですもん。
御殿場口登山道でも砂走りで下山利用する人はいるけど
須走口登山道とともにマイナーなルートで、距離も長く
砂礫の歩道は富士山登山では厳しいルートと言われます。
ランドマークである自動車の残骸。
さらに酷く錆びて潰れてきたなあ。
冬には雪の下になるし、溶岩の崩落や
鉄分の多い環境は錆びも呼ぶからね。
けっこう高い位置までヒルクライム
するんだよなあ。本当に悪い人たちだぁ。
という事にしておこう。
眺めるとダウンヒルで燃える
男達を発見。富士登山駅伝じゃ
ないんだけど、男のロマンを
追求してしまうのね。って言うか調子に乗ると
ブレーキがかからなくなるんだけどね。
でもそんなに崖っぷちって
事でもないので、楽しんで
転倒しちゃってるのかも。(笑)
怪我しないでね。
閉鎖小屋の手前から富士山山頂を
見上げます。わずかながら雪渓が
残ってるね。ああっ!!雪遊びして~!!
七合目まで上がれば火山灰の
砂礫帯から脱出できるんだけどなあ。
なんかスカイラインやスバルラインの
富士山の姿に慣れるとこの景色は
白馬の大雪渓な風景に見えるなあ。
赤い名月草と白いフジイタドリが
混生していますね。こんな砂漠でも
原色な花があるといいねえ。
標高2637mで今回はここまで登山道でのぼり、
下山道へショートカットして砂走りで下山しました。
登りで4時間、下りで2時間弱って感じでした。
健脚の人ならあと3時間半あれば富士山頂に
到着できるでしょう。
なんせ日中日帰りなんだもんで。
もう山頂がはっきり見えない斜度
までになってるね。
この標高が富士山スカイラインの
駐車場の標高に近いのです。
つまり、登り4時間がペナルティになる
のねえ。けっこうマゾなルートだな。
恐るべし御殿場口登山道!!
でもマニアにはたまらないんだろうなあ。
かき氷を食べちゃいます。
でも夜の気温は16℃でした。
けっこう外で寝てたら寒かったのよ。
砂走りは足をかばって走るも
けっこう背骨、膝、腰への影響が
大きいね。体重が凶器になる。
あまりにキツイ状態で今日は
有給休暇にしちゃった......ヨワヨワヨレヨレ
2007年8月25日 (土)
地底王国の逆襲
美川ムーバレーという
鉱山跡地のレクリエーション
施設へ行ってみた。
ムーとかアサハラ系雑誌な
あのムー大陸なムーだろう。
錦帯橋の上流部の
美川町にある
玖珂鉱山
(タングステン鉱山)
の跡地である。
インディージョーンズだな。
ゴロゴロ石の玉が
転がってくる?
坑道迷路のレク施設
になっており、
謎の文字を
集めるという
システムだ。
感じはするが
凝っている。
高低差もけっこうあり、
滝もあったりして
洞窟の雰囲気も
しっかりしています。
何よりうれしいのは
猛暑でもかなり
寒いって事です。
お客さんは
かなりいましたね。
観光としては
あまり売り込みを
している訳でもないけど
なあって感じます。
元官幣大社と真言密教総本山
元官幣大社で祭神は大国主命だ。
出雲の国一宮になる。
明治以降に宮内省から幣帛(奉献物)
を供進した神社を官幣社と呼び、
その社格で一位のものが大社となる。
戦後廃止されたのですけどね。
出雲大社の本殿参拝は20時まで。
5分前に入ったので拝殿でお参りしただけで
久しぶりのお参りとしちゃいました。
写真は神楽殿の13メートル、5トンの
大注連縄です。こちらはオールナイトで
参拝できます。
同じく元官幣大社で、祭神は
宗像三女神と呼ばれる天照大神の
三柱の姫神様を祀っています。
沖津宮(沖ノ島)には田心姫神、
中津宮(大島)には湍津姫神 (大国主命の妻)、
辺津宮(本土)には市杵島姫神(弁財天と混同される)、
がそれぞれ担当します。
朝鮮半島との外交の窓口であったため
道主貴という「最高の道の神」として
日本書記に記されています。
海上交通だけでなく陸上交通でも人気で
旅人は一度寄ってみてはどうでしょう。
三女神ってのもいいじゃんね。
四国行脚では
足摺岬の38番札所である
足摺山金剛福寺へ。
弘法大師と同行二人な
お遍路の最南端なお寺です。
弘法大師と海亀の伝説がある
足摺岬らしくカメの像もありますね。
新規で長めの数珠も入手しちゃいました。
京都の東寺にも寄ってみました。
五重の塔が有名ですね。
東寺は正式には教王護国寺と言います。
弘法大師の即身仏のある奥の院で
有名な金剛峯寺は高野山真言宗の総本山、
東寺は東寺真言宗の総本山となり、
東寺は東寺真言宗の総本山となり、
真言宗も二つの総本山が存在します。
組織というものは派閥が複雑で
組織というものは派閥が複雑で
ややこしいもんだなあ。
空海さんも苦笑いしてたりしてね。
もちろん東寺も世界遺産です。
講堂には大日如来を中心に不動明王、
金剛波羅密多菩薩の立体曼陀羅。
金堂には薬師如来と十二神将。
国宝と重文でひしめき合っています。
(撮影は禁止されています)
2007年8月24日 (金)
2007年8月22日 (水)
おまんらよさこいじゃき
阿波踊り(徳島)とよさこい祭り(高知)だ。
昨年は阿波踊りでしたから今年は
よさこい祭りを11日の夕方から
夜の本番を見学してきました。
写真はブログのアルバムにアップしました。
そんなに歴史がある訳ではないですが
本家よさこいは高知は土佐の祭りだ。
よさこい(夜さり来い)祭りはご当地よさこいと
して全国に波及するほどであるが
それほどシンプルで鳴子を使う事がルールであり
かなり自由で創作的な踊りがモットーである。
つまり、よさこいは人海戦術と勢いで
イケイケなタイプで、逆に伝統を重んじる
阿波踊りはシンクロするタイミングなどは
抜群な技術力があるのだ。
お互いに歩み寄りはあり、阿波踊りも
よさこい的な雰囲気も入ってきてはいるが
力のよさこい、技の阿波踊りってのは
言えるかもしれない。
どちらが良いのかは、それは各自の感性に
まかせるよしよう。ただ阿波と土佐の
歴史、産業、四国の位置などを加味して
地域性はそれぞれ出ているなあ。
2007年8月21日 (火)
山陰のコケッコーな夕日
真夏の山陰の海岸は静かだった。
関西勢の勢力圏内である
鳥取砂丘以東の山陰海岸は
盆を過ぎても混雑するも、
島根県の海岸はゆったりした
時間が流れる。これがいいのよね。
まあ広島からの海水浴客も
多いけど、それほど混雑もしないし
駐車場のぼったくりも無いからなあ。
畳ヶ浦は私も遠足で行った記憶があります。
その頃に比べて新しい遊歩道の髄道が
掘られ整備され、山陰では屈指の
心霊スポットも少しマイルドになったかなあ。
この洞門が不気味な雰囲気があるのよね。
浸食した地形は独特な
世界を造り上げます。
千畳敷とも呼ばれる平らな
砂岩の一枚岩も広大だ。
その外には礒と砂浜も
広がり海中生物も豊富で
子供達の天国だ。
奥に見えるのが畳ヶ浦
最高峰の馬の背です。
キノコのように浸食した
岩肌がとっても怪しい!!
夕日に赤く染まるキノコ畑。
夕日に赤く染まるキノコ畑。
腰掛け状の丸い岩は
ノジュールと呼ばれます。
化石なんかもあるらしいけど
あんまり気にした事は
ないよなあ。まさに
天然コケッコーな世界だぜ。
しかし映画はちゃんと
撮影できてんのかなあ?
海岸を席巻するのは
やはりトンビだね。
近くを遠慮なく飛び回ります。
夕暮れの海はきらめき
盆を過ぎれば
泳ぐ人もいなくなります。
まだまだ猛暑は続くのに
ちょっともの悲しい
風景でもあるなあ。
世界遺産に仲間入りの
石見銀山と出雲大社の
間にある礒の集落で
松林の際から太陽が
ジュッと水平線に
消えようとしています。
ハードロック足摺
足摺岬の灯台や
周辺の海岸の礒が
有名ですね。
しかし、足摺スカイライン
南西斜面には怪しい
ボルダリングゾーンがあるのです。
巨石文化として
土器や石器が出土
している唐人石があるのです。
海岸段丘で露出した
巨石の集まりです。
複雑に交差しており
トンネル状にもなっており
なんちゃってボルダリングを
するには楽しい場所です。
もちろん四国最南端の
足摺半島の景色も楽しめます。
眼下に見える芝生の
草原はキャンプ場でも
人気のある唐人駄場です。
草原は円状で
その周囲に配置された
岩は人工的で唐人駄場遺跡の
ストーンサークルと考えられています。
真偽は別としても、そんな
夢のある最果ての草原で
キャンプするのは
なかなか気持ちイイだろうなあ。
外人さんグループの
キャンパーがいるだけで
静かな朝が満喫できていますね。
三菱のユニック付きトラックで
アウトドアな高知のおじさんもいて、
ついつい無駄話しちゃってまったり
しちゃいました。
阿波の土柱はどうでちゅう
とんがり帽子の不思議な
地形があるのです。
阿波の土柱。
土の柱と読んで字の通りの
風景はまるでガウディの
サグラダファミリアか?
まさに尖塔だね。
まさに尖塔だね。
なんとロッキーやチロルに並ぶ
世界三大土柱の一つなんです。(強引)
もっとも象徴的な地形で
観光もここがメインとなります。
登頂遊歩道を見失って
尖塔の斜面が登頂路かと
直登で登ってみます。
河岸段丘のように
砂岩、礫岩が浸食して
できたのでしょう。
非常に脆く、ゴロゴロした
足元は滑りやすく危険です。
登りつめましたが
さすがに脆すぎて
クライミングモードに
なりません。
ここで断念しました。
これ以上やっても
さらなる崩壊を誘発
しかねません。国の
天然記念物ですしね。
周回路となる頂上への
登山道がありました。
頂上部へ登って行くと
そこには裏の方に
舗装路までありました。
なんじゃらほい!!
基本的に三山六嶽で構成
基本的に三山六嶽で構成
される土柱でした。
造船の国
船折瀬戸の激流へ。
来島海峡の景色も
船舶がいっぱいだ。
「ぱしふぃっくびいなす」
じゃないですか!!
よっぽど相性がいいのね。
よく再会しますねえ。
来島海峡大橋に
ひっかかるのでは?
と思うほどに大きい客船!!
かなりのスピードで航行しています。
ZZ-R1400号とともに
走り大島、伯方島に
向かいます。
猛暑の夏にエンジンの熱。
蒸発しないようにね。
私は冷風そよぐジム吉でやんす。(鬼)
周辺は造船所がたっぷり。
今治の大橋の根元にも
山中造船、新来島どっく、
今治造船、そして写真の
西造船が乱立しています。
沖には自衛隊の艦艇が見えますね。
来島ドックです。
造船所ではありません。
黒いホットドックなんです。
竹炭を練り込んだパンに
辛めのソースと日の丸の旗。
硬派なおねーちゃんにつられて
食べちゃいます。
木浦港にある伯方造船です。
ここは道路が隣接して
いるので造船風景が
間近に見ることができます。
この時はちょうど塗装中でした。
村上水軍の瀬戸内海の島々。
まさに海と一緒に生活しているのだなあ。
2007年8月20日 (月)
西国鉄道の夏
高知のよわこい祭りの
市内移動に使った
土佐電鉄の路面電車です。
600形電車で616と607が停車
しています。607には「おきゃくでんしゃ」と
書かれていますね。アサヒビールで
短い路線でカラオケっすか?
四国のワールドミュージックという
カラオケ屋さんのラッピングで
「酒を飲んだら電車をご利用ください」
というコピーが書いてありました。
山陽電気軌道が廃線時に
譲渡された車両で
801には人KENあゆみちゃんと
まもる君のラッピングがされています。
高知出身のやなせたかしの
デザインのためだけど、
アンパンマンは好かんのだがのう。
それよりうれしいのが
行き先表示の「ごめん」だ。
謝ってるのではありません。
土佐電鉄の東端の駅名が
「後免駅」だからなんです。
今年も夏休みスペシャルとして
盆休みには二重連の機関車で
運行されていました。
C571とC56160の重連結です。
北陸本線の琵琶湖を走ることもあるC56が
応援に来ています。
写真は山口市内の無人駅の大歳駅
でちょうど遭遇できました。
山口線は単線のためこの駅で
下りと上りで交差するため停車駅では
ないのですが、一時停止しちゃって
いました。無人駅だから
撮影にはちょうどいいのかもね。
カメラマンもけっこう駅にいました。
先頭のC571と重連のC56160です。
いやあ住宅地での撮影なので
接近戦になってしまいました。
もう少し引いた距離で撮影すれば
重連も絵になるんですけどね。
でもちょっとワイド感のある
重連もいいでしょ。(爆)
福岡は遠賀川に近い
筑豊電鉄の筑豊香月駅周辺です。
田園風景がほんわかりん。
路面電車ぽいけど全線
複線の専用軌道です。西鉄グループになります。
車両は筑豊直方行きのアルナ工機製の
3000形電車で筑豊電鉄の主力車両です。
鳴門海峡進水式
カヤックのノマドの進水式です。
場所は鳴門海峡の島田島です。
室の湾から早朝出航をしてみました。
命名オルカ号。
20kgの軽さは重量級のシットオントップ
と比べて抜群に軽く、ジムニーからの
積み下ろしはもちろんパドリングの
コントロールもしやすい。300cmの全長だが
軽量ゆえに加速はよく、重量級のものより
スピードも乗せやすい。けっこうイイ子じゃん!!
さっそく急潮の流れの中で水上での乗り降りの
さっそく急潮の流れの中で水上での乗り降りの
訓練をしてみた。両サイドの体重のかけ方と
うつ伏せから仰向けにターンする時のクセを
理解できれば、イージーに水上乗り込みが
可能だ。シーカヤックでは不可能な芸当だな。
世界クラスの鳴門海峡に面する
海岸です。急な潮流で岩を掴まないと
魚の撮影も困難なほどで、体も
徐々に流される。濁りもあり
カメラの前をギュンギュン流されます。
鳴門に多かったのはコッパメバル。
ベラの仲間も多かった。
ゴンズイ玉もあったけどね。
潮に流され、けっこうな勢いで
体に突っ込んできます。
実は、逃げきれなくて刺されちゃいました。
やっぱり薄手のウェットが欲しいなあ。
これはゆるやかな場所にいたオワンクラゲです。
亀浦観光港に移動して
うずしお観光船に
乗ってみることにしました。
予約が無くてもすぐに乗れる
大型観潮船の「わんだーなると」をチョイス。
30分くらいの航海です。この日は大潮で
南流(干潮)時の最速時刻でベストタイムでした。
帆船風なデザインな観光船も
登場します。これは
淡路島側のうずしおクルーズの
「咸臨丸」です。むろん勝海舟の
帆船のレプリカですけどね。
島の前の小型の観光船は
水中観潮船「アクアエディ」です。
見学するのは鳴門側に
近い場所の渦です。
以前、カヤックで
見たのは淡路島側の乱流で
渦というより壁でした。
綺麗な渦は鳴門側なのかな?
大きく見える大潮の激しい
時期だと、もっと深くえぐれる
のかもしれないなあ。
確かにリバーカヤック的な
流れなんでしょうね。
エディーの反流の規模の大きいものなのだろう。
渦発生の明確なプロセスが
わかります。狭い
1300mの海峡を通り抜ける
時速20km以上の潮流。
これが鳴門から淡路に伸びる海中岩稜が
衝突板になって大きく暴れるのだろう。
その岩が露出してる場所では
写真のように落差の少ない段差となる。
まさに激流のホワイトウォーターと
同じ原理だ。定常波になっている。
なるとの渦。侮れません。
2007年8月 8日 (水)
遊牧民よ海へ向かえ!
フィールフリーのノマドだ。
エスクードではないが
遊牧民という意味だ。
ファルト、シーカヤック、
リバーカヤックに続き
シットオントップの4艇体制で
ほぼ各種カヤックを配備。場所を食ってしょうがない。
小型艇を調達した背景には
やはり「素潜り」がある。
シットオントップのメリットはやはり
安定性だ。スピードなどはシーカヤックには
かなわないが、釣りやダイビングには無敵だ。
まあ釣りに関してはシーカヤックでも
ファルトで十分なのだが、素潜りで海上で
乗り降りがスムーズに可能な艇と考えると、
もうシットオントップしかないのである。
これで行動範囲も広がるし機動力もアップする。
程度のシットオントップが一般的だが
これが25kg以上の重量級だ。
確かに1艇だけなら、このクラスの
シットオントップをチョイスするだろうが
私の場合はシーカヤックがあるので体重が許せる
限界で小さい艇で20kg以下を目標に選定作業に入った。
ちなみにFRPのシーカヤックはカレントデザインの
パチーナが430cmで18kgしかない。
ファルトにいたっては450cmで16kgなのです。
ノマドは全長300cmで20kgあり
これで最大積載量150kgだ。
これに似た艇でマリブのミニエックスが
在庫切れと値段が高いことから鈴春工業の
フィールフリーとした。この艇は2名艇のジェミニと
ともにガイドツアーで良く利用されている。
それだけ値段が安いのだ。
ただ、リバーカヤックと比べてやはり
材質的にコストダウンされているね。
パーセプションのブレイズもポリエチでは
あるのですが、高密度ポリエチなので
オフロードバイクの樹脂タンクと同じなのだが
ノマドはコールマンのクーラーボックスを
厚手にした感じの密度が低いポリエチだ。
ただその分、軽い重量です。もちろん十分な強度は
ありそうで心配はないけど、ホワイトウォーターで
揉まれるカヤックとはやはり違うなあって感じました。
進水式は連休初日に瀬戸内あたりで
行うことになる予定です。命名はオルカ号。
ちなみに他のカヤックの船名は
シーカヤック(パチーナ)はバラクーダ号
ファルト(キャンペットファミリー)はノストロモ号
リバーカヤック(ブレイズ)はゲンゴロウ丸
だったりします。(笑)
好きな映画に影響されてるなあ....
2007年8月 5日 (日)
妖怪道五十三次
現在の静岡愛知県境
に位置する宿場町ですが
公家、大名、役人が宿泊する
本陣が残ります。
実は111件あった東海道の
本陣が残るのは草津宿と
二川宿の2件のみとなっています。
に訪問したのは
「水木しげるの妖怪道五十三次展」
が開催されていたからです。
全国各地でも催されている
イベントのようですが、せっかくの
東海道の宿場での開催ですからね。
まあ、「ゲゲゲの鬼太郎」は
さすがに白黒アニメの世代では
ないのですが、泥田坊の話で始まる
カラー化したシリーズは楽しんだものです。
さすがにそれ以降の妖怪仲良し倶楽部の
ような話はついて行けませんでした......
先日も現在進行中のテレビシリーズを
ちらっと見たのですが、声が名探偵コナンでした。
広重の「東海道五十三次」の
元絵の構図に妖怪たちをアレンジした作品。
水木しげる先生本人が楽しんで描いて
るんだろうなあって思ったりしながら見てました。
三遠地区のお子様連れの皆様どうでしょうかね。
私は資料館のコラムにあった二川周辺の
妖怪スポットの説明に興味津々でしたけど。
一里塚、ダイダラボッチ、浪小僧などね。
建物の中心に庭が造られて
います。こういう風情も
またいいなあ。
厠の隣の手洗い場としても
機能してるのかな。美術館などでもこういう
レイアウトはあるんですけど
さすが偉い人たちの宿は違うね。
みたいです。
抹茶でけっこうなお点前
でってのもいいですね。
ちょっと真夏だとグリーンティー
の冷え冷えなのをお願いしたい感じもしますけど。
だもんで今日は遠慮いたします。
旅籠屋清明屋も
展示されています。
講看板があります。
これは広域的な優良旅館組合みたいなもの。
当時の旅籠屋の食事が
展示されていました。
晩と朝の二食出たそうで
煮物と魚の一汁二菜か
一汁三采が多かったそうです。
けっこう豪華じゃんね。木賃宿じゃあないからなあ。
夏の東屋には蚊帳かや?
高くて蒸し蒸ししてる。
雨も多いのがあるけど
もやった状態も多いよなあ。
さて、ジムニーで車内泊するのは網戸に
してもかなり厳しい。でもテントを立てるのも
かったるいし、風が抜けないのも事実だ。
だからと言ってそのまま
露天で寝ると蚊の餌食になる。
で、調達したのがアウトドア用の蚊帳です。
タイ製のモスキートネットで
スパイダーというものです。
シンプルで1点吊るし方式なので
ワンタッチのドームテント型の蚊帳より
場所を気楽に選定できるのがいいかなあ。
東屋で寝るにはかなり重宝する!!
ジムニーからもポールを1本出せば
それで吊るすこともできます。
ザイル1本でもバリエーションはさまざまだ。
5800円ならアライテントのカヤライズより
ぜんぜん安いでっせ。
実はもともと布団屋さんだったけど
寝具としての蚊帳の方が有名になり
蚊帳の博物館なるものも準備している
お店です。私もいいなあって思ったのが
この三角錐のかたちのおしゃれな蚊帳です。
非常に縫製するのが難しいくて
縫製屋さん泣かせらしいのですが
雰囲気はばっちりです。
7万円もしちゃいます。ちなみに隣の
ドーム型の蚊帳がムカデ避けに
人気の高いムカデントの1号機です。
現在はワンタッチのムカデント2が
販売されています。
ちょっとアウトドア向けではないけど
山深い場所で小さいお子さんにはちょっと
ムカデなんかに気を付けなきゃって場合には
いいですね。
ともあれ、雨戸のサッシが発達した現代も
アレルギー問題などもあって蚊帳は一部の人たちに
見直されてきてますね。
私も昔ながらの蚊帳を見て昔を思い出しちゃったっす。
菊屋のホームページ
ママさんがニューデジカメを
配備してました。
左は私のキャノンパワーショットS3IS
右がママさんのオリンパスカメディアSP-550UZ
S3ISは現在はS5ISに進化してますが
S3ISで12倍ズーム(28~425mm)で
550UZは18倍ズーム(28~504mm)となります。
コンパクトの中では大型レンズで光量を稼げて
ゴミも入らない。このクラスのデジカメは
ある意味、使ってナンボのもんって感じの
軽くて機動性重視のカメラだと思う。
ばんばん使っちゃいましょう!!
2007年8月 4日 (土)
二見港の飛行艇
新明和の誇る
飛行艇のUS-1A。
対潜哨戒機としての
PS-1は海水面にしか
離着陸できないが、
救難救助機としての
US-1は海が荒れていても
通常の滑走路を使用できる
足回りを有します。
ちょっと古いのですが
このDVDをO野くんに借りて見ました。
その活躍の場である
父島分遣隊の映像が
見ることができます。
やっぱり見てみたいなあ。
常駐では父島の基地にはいませんが
重病人が出ると本土移送のために飛来します。
送り先は厚木基地の病院になるそうです。
付き添いで1名同乗できるそうなので
友達に怪我でもしてもらうと乗れるかも。
でも簡単な骨折だと次のおがさわら丸まで
待たされる事もあるので注意ね。(笑)
でも、悪天候や夜間は飛行できません。
その場合はヘリコプターでお迎えが来て
まず硫黄島の基地へ行き
滑走路を使って飛行機で移送されます。
タイミング次第では硫黄島にも
上陸できちゃうのです。
もちろん付き添い人は荷物は忘れずに
宅急便しておきましょうね。
ともあれ、そこには見覚えのある
小笠原の風景が鳥瞰図で広がります。
小笠原ファンのみなさんには必見の
DVDですよ。
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