山陰のコケッコーな夕日
真夏の山陰の海岸は静かだった。
関西勢の勢力圏内である
鳥取砂丘以東の山陰海岸は
盆を過ぎても混雑するも、
島根県の海岸はゆったりした
時間が流れる。これがいいのよね。
まあ広島からの海水浴客も
多いけど、それほど混雑もしないし
駐車場のぼったくりも無いからなあ。
畳ヶ浦は私も遠足で行った記憶があります。
その頃に比べて新しい遊歩道の髄道が
掘られ整備され、山陰では屈指の
心霊スポットも少しマイルドになったかなあ。
この洞門が不気味な雰囲気があるのよね。
浸食した地形は独特な
世界を造り上げます。
千畳敷とも呼ばれる平らな
砂岩の一枚岩も広大だ。
その外には礒と砂浜も
広がり海中生物も豊富で
子供達の天国だ。
奥に見えるのが畳ヶ浦
最高峰の馬の背です。
キノコのように浸食した
岩肌がとっても怪しい!!
夕日に赤く染まるキノコ畑。
夕日に赤く染まるキノコ畑。
腰掛け状の丸い岩は
ノジュールと呼ばれます。
化石なんかもあるらしいけど
あんまり気にした事は
ないよなあ。まさに
天然コケッコーな世界だぜ。
しかし映画はちゃんと
撮影できてんのかなあ?
海岸を席巻するのは
やはりトンビだね。
近くを遠慮なく飛び回ります。
夕暮れの海はきらめき
盆を過ぎれば
泳ぐ人もいなくなります。
まだまだ猛暑は続くのに
ちょっともの悲しい
風景でもあるなあ。
世界遺産に仲間入りの
石見銀山と出雲大社の
間にある礒の集落で
松林の際から太陽が
ジュッと水平線に
消えようとしています。
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