元官幣大社と真言密教総本山
元官幣大社で祭神は大国主命だ。
出雲の国一宮になる。
明治以降に宮内省から幣帛(奉献物)
を供進した神社を官幣社と呼び、
その社格で一位のものが大社となる。
戦後廃止されたのですけどね。
出雲大社の本殿参拝は20時まで。
5分前に入ったので拝殿でお参りしただけで
久しぶりのお参りとしちゃいました。
写真は神楽殿の13メートル、5トンの
大注連縄です。こちらはオールナイトで
参拝できます。
同じく元官幣大社で、祭神は
宗像三女神と呼ばれる天照大神の
三柱の姫神様を祀っています。
沖津宮(沖ノ島)には田心姫神、
中津宮(大島)には湍津姫神 (大国主命の妻)、
辺津宮(本土)には市杵島姫神(弁財天と混同される)、
がそれぞれ担当します。
朝鮮半島との外交の窓口であったため
道主貴という「最高の道の神」として
日本書記に記されています。
海上交通だけでなく陸上交通でも人気で
旅人は一度寄ってみてはどうでしょう。
三女神ってのもいいじゃんね。
四国行脚では
足摺岬の38番札所である
足摺山金剛福寺へ。
弘法大師と同行二人な
お遍路の最南端なお寺です。
弘法大師と海亀の伝説がある
足摺岬らしくカメの像もありますね。
新規で長めの数珠も入手しちゃいました。
京都の東寺にも寄ってみました。
五重の塔が有名ですね。
東寺は正式には教王護国寺と言います。
弘法大師の即身仏のある奥の院で
有名な金剛峯寺は高野山真言宗の総本山、
東寺は東寺真言宗の総本山となり、
東寺は東寺真言宗の総本山となり、
真言宗も二つの総本山が存在します。
組織というものは派閥が複雑で
組織というものは派閥が複雑で
ややこしいもんだなあ。
空海さんも苦笑いしてたりしてね。
もちろん東寺も世界遺産です。
講堂には大日如来を中心に不動明王、
金剛波羅密多菩薩の立体曼陀羅。
金堂には薬師如来と十二神将。
国宝と重文でひしめき合っています。
(撮影は禁止されています)
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コメント
よわよわなオイラも今回は神社めぐりな行脚でしたぞ。
鵜戸神宮、霧島神宮、大宰府天満宮、宗像大社、出雲大社。
一部ラップしておりますな~。
投稿: ほっけ | 2007年8月25日 (土) 07時58分
宗像大社はできれば沖ノ島に行ってみたいですね。
まああんまり一度に回りすぎて
神様同士が喧嘩しないようにね。
ああっ女神さま!!おこらないでね。
私はまだ喪中ですからハードに
お祭り気分でワッショイは無しです。
神道での葬式も多くなっている昨今。
別に喪中に神社に行ってはいけないと
いうのは、ゆがんだ迷信ではないかと思うなあ。
神社はメデタイ事しかイメージがなく
死も司るというのも忘れているのかもしれない。
投稿: きぐだんでぃ | 2007年8月25日 (土) 22時02分
確かに神社は『生』、寺社は『死』のイメージ強いですね。
別に信仰心があって神社仏閣巡りをしているのでは無く、比較的落ち着ける場所が多いので巡ってるって感じかな・・・。
そうそう、オイラの母方の葬式は神道でしたぞ。
投稿: ほっけ | 2007年8月26日 (日) 23時58分
わても東寺は駐車時間いっぱい
ボケボケしちゃいました。
まあ、信仰心はどうであれ、
祀っている神さまや仏さま、
(管理なさってる社務所の方々、
お坊さんに対してもですが...)
礼節を持っていれば
人それぞれの視点、気持ちのもち方でも
いいんじゃないかなあ。
私の場合もゆったりできるのはあるけど
どういう意味で、誰を祀り
この建物などを建立したんだろ
となるべく意図するものを知りたいな
あってのはあるなあ。
まあ、ただのスタンプラリー的に
数まわればイイってのは
ホッケさんも私もイヤなんで...
投稿: きぐ生臭坊主 | 2007年8月27日 (月) 16時45分