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2007年10月16日 (火)

岡本太郎は爆発太郎

Taro07 「芸術は爆発だ!!」
大阪万博公園の太陽の塔や
メディアでも慣れ親しんだ
日本を代表する芸術家の一人である
故岡本太郎氏。
漫画家の岡本一平、小説家の岡本かの子の
長男として1911年に現在の川崎市高津区二子
で生まれ、1996年にパーキンソン病で他界しました。
岡本太郎記念館は青山アトリエに開館(1998年)され、
そして岡本太郎美術館は生田緑地に1999年に
オープンされました。写真は美術館ニュースの
「ウルトラマン伝説」展の時のものです。
「宇宙人東京に現わる」(1956)のパイラ星人などの
デザインそして指導を岡本太郎が行ったのです。
Taro01 美術館のシンボルである
高さ30mの「母の塔」です。
1971年に原型を制作され、
ジャッキアップ工法で建設された
巨大モニュメントです。
母はまさにかの子の
イメージなのでしょう。
大きな塔はその大きさに比例して
何かを訴えかけてる感じもするね。
Taro02 七本足でどっしりと!!
しかもなんとなくプニプニっ
としてる曲線。
母の股から美術館を
覗いてみます。
「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」
「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」
「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」
をイメージしているとのことだ。
Taro03 FRPブロンズ仕上の
人形彫刻は16体あります。
表からも裏からも眺めて
みましょう。
母なるタワーからの
子供達でしょうか?
その流れるようなデザインは
まさにムーブマンを感じます。
Taro04 もちろん美術館の屋内は
撮影禁止です。撮影しているのは
屋外展示のものだけです。
建物の筒状の立坑のような
光庭の底にもなにやら怪しい
オブジェがあります。
上から覗き込んでみましたが
これは美術館屋内からも見る
事ができます。
Taro05 カフェテリアの外の池にある
樹齢I (1970)です。
バッファローのような
オシリの局部のような
怪しい物体です。
常設展示もしっかりと
岡本太郎の世界が広がります。
全国にある岡本太郎の屋外作品なども
探してみたいと思っちゃいました。
Taro06_2 現在の企画展は
「岡本太郎『藝術風土記』
-岡本太郎が見た50年前の日本-」展
である。1957年から藝術新潮に
連載された紀行文のための
太郎が撮影した写真が展示されています。
なまはげ、鹿踊り、京都、阿波踊り、
四国お遍路、長崎などなどの
50年前の情景が写真展示されています。
美術館には岡本太郎の愛用した
カメラも展示されていたし
写真も好きだったんでしょうね。

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コメント

きぐちゃんお疲れさまでした!
ってコメント遅すぎ? 私これでも忙しいときは超ハードなもんで。。。やっと実現できてとっても楽しかったです! 次回も計画中だよん!
しかし何となく歩いて、観て、食べて、おしゃべりした二日間もきぐちゃんの手にかかったらこんなに素敵に変身するのね! またぜひぜひ遊んでください!

投稿: 辺境新聞愛読者川崎支部 | 2007年10月19日 (金) 12時26分

睡眠時間不足、欠食などで
パタンキューって倒れないように!!

> 素敵に変身.....
でも、やっぱ川崎市が
がんばってるって事っすよね。
岡本太郎の芸術って前衛的だったけど
メディアに近かったのですごく
日本人として身近に感じる事が
できたのかなあって思います。

民家園も説明ボランティアの活動する姿は
飛騨高山、遠野などの観光地に負けない
バイタリティを感じました。

そのうち三浦半島~鎌倉~江ノ島方面も
のーんびり行脚してみたいっす。
鶴岡八幡宮も行ったことないのです。

投稿: きぐ風土記 | 2007年10月19日 (金) 16時01分

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