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2007年10月11日 (木)

吉備津で温羅ウララー

Kibitsu01 再び帰路で岡山は備中へ!!
岡山市の西端にある
備中国一宮である吉備津神社へ寄ってみました。
吉備津神社は中社(旧社格)となります。
本来は吉備国の一宮であり、現在でも
三備一宮とも言われます。
実は近くには備前一宮の
吉備津彦神社(小社)もあるのです。
吉備国を備前、備中、備後、美作と分けた折りに
吉備津彦神社が備前国一宮としたのだそうです。
写真は北随神門の下にある矢置岩です。
主祭神の大吉備津彦大神(吉備津彦命)が
百済の王子でもある鬼神の温羅(ウラ)を討伐した
時に、中山と新山で矢の射合いをして
全て衝突して落ちたそうです。
その矢を岩の上に置いたのがこの岩だそうだ。
矢立の神事では交通安全祈願なのだとか。
Kibitsu02 本殿の拝殿です。
吉備津彦命は温羅退治では、
矢を二本同時に射って眼に当たり、
その血が流れたのが血吸川だとの事。
雉に化けて逃げた温羅を吉備津彦命は
鷹に化けて追い、鯉に化けたら
鵜になって捕まえたそうだ。徹底的ですね。
Kibitsu03 比翼入母屋造で入母屋を前後に連結した
パラレルツインな屋根が特徴で国宝なのですが
現在、平成の大改修が行われており
その姿はほとんど見えません。
残念です。平成20年には完成するようですので
また寄ってみたいと思います。
その時には御竈殿も見てみたいですね。
討伐された温羅の首が埋められおり、
吉兆の占いをしてもらえるようだ。
Kibitsu04 温羅退治伝説をベースとした
桃太郎伝説のイメージも
日露戦争の頃から現在のような
ものに変わったと言われます。
それに伴い全国各地でも
桃太郎に関係する伝説は派生しているが
やはり吉備だんごの国が本筋。
本堂の横にはガイジンさん向けの
英語のおみくじまで準備されています。
オールドジャパニメーションな絵がまたグッドです。
Kibitsu05 南随神門から本宮社、
瀧祭神社方面へ進むと
途中に高い位置にある
岩山宮があった。
なんか修行したくなる
急坂だったので、なんとなく
往復してみました。
苔で滑りやすいのが
ちょっと怖いけどね。
Kibitsu06_2 南随神門から本宮社を繋ぐルートは
回廊になっています。
これは県の重文に指定されていますが
なかなか雰囲気の良い通路となっています。
袴姿の学生がけっこう歩いていました。
温羅との戦いで弓が使われる事から
弓道が活発であるようです。
隣接して弓道場がありました。
Kibitsu07 ビシっと「あたーりー」となったかな?
練習の学生さんたちでした。
新人戦が控えてるみたいだね。
練習の人は多くて、一つの学校だけでは
ない感じでした。がんばれ!!

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コメント

毎週、『下ちゃん旅道中記』楽しみに拝見させていただいてます。今週末やっと念願の『下ちゃんと遊ぼう!』に参加できそうです。生田緑地は私の実家の裏にあり子供の頃から散歩コースです。古民家をみたり美術鑑賞したりとまさに『芸術の秋』というのはいかがですか? ちなみに今回の岡本太郎美術館は『岡本太郎が見た50年前の日本』という企画展をしているみたいです! 気をつけていらしてくださいね。

投稿: 辺境新聞愛読者川崎支部 | 2007年10月11日 (木) 13時15分

芸術は爆発だぁ!!
先日も大阪万博の番組をやっていて
子供が家出をしてまで
見に行ったっていうのをやってました。
さらにレトロな50年前の日本かあ。

川崎支部の生田っ子純情さん
お手数おかけしますが
スーパーガイドをお願いいたします!

投稿: 下きぐちゃん | 2007年10月11日 (木) 23時28分

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