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2008年1月 9日 (水)

あけおめ2008

Koya01 あけましておめでとうございます。
2008年の幕開けです。
今シーズンの年末年始は
四国お遍路の開幕でした。
あんまりバックカントリーって
感じではないけど、想像したより
勉強になる感触があるね。
まずは四国に渡る前に
以前よりしばしば訪れる奥之院のある
高野山金剛峯寺へ寄りました。
真言宗の東寺と並ぶ総本山です。
写真は弘法大師こと空海さんの
即身成仏が安置される奥之院の休憩所です。
もう年始の準備で、観光客も最も少ない時期。
ゆっくり高野山を散策できます。
Koya08 常喜院の赤地蔵。
高野山金剛峯寺の
直轄施設で修行場
でもある大師教会本部と
金剛峯寺の間にあります。
Koya09 深夜は丑三つ時に
高野山入りしましたが
濃霧の山道はドキドキ
運転でございました。
日中も小雨が降ったりやんだりの天気。
自動車でアクセスする時の西の玄関口
になる大門ももやもやっとしています。
Koya10 数珠は去年の夏に足摺岬の
金剛福寺で新調したものですが
同行二人の御影として
南無大師遍照金剛の
お守りを金剛峯寺で所望しました。
また、仏具で安いものですが
独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵も準備しちゃった。
真鍮製だと50~100K円は平気で
しちゃうのですがアンチモニ合金製かな?
1.5K円ならまあいいでしょ。
五鈷杵は以前、持ってたんですけど
とあるとこへ譲渡したもんで。
独鈷杵(左)は独鈷の湯でも知られますが
煩悩をうち砕く念誦の法具です。
「どっこいしょ」の語源とも言われます。
三鈷杵(中央)は不動明王の持つ剣の柄の
部分がこの三鈷杵です。
密教の教えである三蜜の象徴であり
破魔的要素が大きく加持の法具とも言われます。
五鈷杵(右)は五智の五仏を象徴し弘法さんが
携帯したマキシマムな金剛杵です。
これら金剛杵は基本的にはインドのヴァジュラ
という武器を起源とされます。

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