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2008年1月15日 (火)

第六番札所 温泉山 安楽寺

Henro06 写経にはも決まりがあるのです。
1列に書く文字数が17文字と
決まっています。間違いがあっても
途中でやめず書き切って
修正の様式もあるのです。
あくまで勉強するスタンスなんですよね。
心を込めて書けば基本的に
ヘタクソでも問題は無いのです。
もちろん、お手本を下に敷いて
トレースして書くのもOKです。
私も現在はトレースして書いています。
これに願文と日付、住所、氏名等を
書き込むと完成です。
高野山奥之院では四角い
盆が用意されていましたが
八十八ヶ所ではステンレスの
ポストで扱いはぞんざいです。
基本は書く事であり、身に付ける事が
第一の狙いなんだなと実感できます。

Henro06a ■ 第六番 温泉山 安楽寺
■ 徳島県板野郡上板町引野
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

温泉が沸く谷に薬師如来を
弘法さんが彫り御本尊としました。
温泉が健康に良いという事は
昔から基本中の基本となっていたのでしょうね。
藩主の蜂須賀家政は困ったお遍路さんに
宿と食事を提供する駅路寺を制定し、
このお寺もその八ヶ寺の一つです。
本来のライダーハウスのスピリッツって
こういうとこにあるのかもしれないですね。
ライダーもライダーハウスも
大事な事は忘れないで欲しいものです。

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