第五十四番札所 近見山 延命寺
今治市街地の西の
はずれに今治と宇部に
事業所を持ち、地域
密着な石油会社である
太陽石油の精製プラントがあります。
太平洋戦争時代には徳山海軍
燃料廠として供出されていました。
そして隣接して日本地下石油備蓄
株式会社の管理する菊間国家
地下石油備蓄基地(写真上)があります。
150万キロリットルの備蓄量で地下岩盤
タンクは常圧貯蔵横穴水封固定水床式。
ちなみに国家地下石油備蓄では他に
鹿児島・串木野の175万キロリットルと
岩手・久慈の175万キロリットルがあります。
■ 第五十四番 近見山 延命寺
■ 愛媛県今治市阿方甲
■ 御本尊 不動明王
■ 真言 ノウマクサンマンダ バザラダン
□ センダマカロシャダ ソワタヤ
□ ウン タラタ カンマン
■ 宗派 真言宗豊山派
来島海峡の展望の近見山。
延命寺は伊予水軍の菩提寺です。
もともと円明寺で五十三番と
同じ寺号でしたが、郵便誤送が
多く俗称の延命寺に変更したそうです。
今治の地域産業と言えば造船とタオル。
タオルのお土産がわんさか並びます。
大師堂の前の私のお遍路
スタイル。マニュアル通りの
格好ではありません。
コスト削減もありますけどね。
本来、白い衣装は白衣(はくえ)
もしくは笈摺(おいずる)と呼ばれ、
西国三十三所霊場の巡礼が
始まりとされます。観音様を
箱に入れて背負った時に
俗身に触れない様にと清浄な
白衣を着用したのだそうです。
また死装束であり、死後の旅路と
同じ格好となる訳です。もちろん、
写真はモンベルのゴア装束です。
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