鳳来寺山のコノハズクは冬眠かな
最近は山登りも
修験道モードかな?
百名山崇拝は無いけど
修験道ってば魅惑的。
アルピニスムもハイカラだけど
日本人の基本は山岳信仰だと思う。
久しぶりに三河の鳳来寺山へ!!
以前、登頂した時は
鳳来寺山パークウェーで
頂上駐車場から鷹打場から
主稜を歩き鳳来寺山山頂を
ピストンしたが、今回は表参道で麓から
歩いて登る事にしました。
表参道の玄関である仁王門。
参道石段は1425段あるそうです。
本堂までは1時間コースですが
けっこう厳しいです。
途中にある傘杉です。
御神木らしく注連縄が
巻いてありますが
樹齢800年の巨木です。
しかも樹高60mは日本一の高さの杉だ!!
屋久杉にも負けてられないよね。
鳳来寺の本堂に到着です。
薬師如来が安置された
本堂の背景には岩稜の壁が
屏風のように聳えます。
鏡岩や稜線の天狗岩が迫力。
まずは読経をし朱印を頂きます。
■ 煙厳山 鳳来寺
■ 通称 峯乃薬師
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
■ 宗派 真言宗五智教団
弘法大師の祀られている
お堂はもう屋根も穴の
開いているほどボロボロです。
個人的にはさびれた雰囲気が好きだけど
ちょっと寂しい感じもします。
奥の院へのトラバース
ルートで歩きます。
いきなり鉄階段の急斜度。
標高を上げるともう
眼下に本堂が見下ろせます。
脇にあった岩場からは表参道の谷の
奥に門前町も見えますね。
六本杉のお堂は
お不動さんが
安置されていますが
水場はツララで
凍結していました。
一枚氷の場所あって
水の流れる場所は
滑らないように注意が
必要です。でも、けっこう
若いおねーちゃんも
ひょいひょいと歩いています。
岩場は写真の様に木の根道に
なってる場所も多いです。
鳳来寺山で一番
展望の良いのは
奥の院です。
奥の院にも薬師如来が
祀られています。修験道の若い僧の
方々でしょうか。手が念を込めている
感じだな。展望が最高で
新城、豊川、豊橋の市街地の
奥には銀色に輝く三河湾と
渥美半島がばっちりです。
鳳来寺山(684m)は
ウッズで展望がありません。
棚山高原への縦走路へ
少しシフトすると
北から東の展望がとても良い
岩場のピークである
瑠璃山(695m)が聳えます。
隣に見える均整のとれたピークは
宇連山(929m)です。
南アルプスは少なめの雪ですが
なんとか白く帽子を被っていました。
鳳来寺は徳川家康にも
なじみ深い霊場でした。
そこには東照宮も建立
されています。
家康の母上がご懐妊したのは
峯乃薬師の願掛けの
おかげだったという事です。
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