葦毛湿原の生き物
天気の良い週末。
近所の湿原で
散策してみました。
静岡愛知県境にある
湖西連峰の豊橋側
にある葦毛湿原です。
こじんまりとした
水量も少ない低層の
湿原ですがけっこうファミリーの憩いの場
として人気はあります。ちょっと観察だね!!
駐車場から遊歩道を
歩き、湿原の入口へ。
まずはせせらぎで
向かえてくれたのは
イトトンボです。イトトンボは流れの
ある小川が好きみたいね。
こちらは湿原の
木道で見かけた
サナエトンボです。
小型のヤンマかなと
思ったけど眼が離れているので大きめの
サナエトンボでしょう。
湿原の水たまりには
小さいオタマジャクシが
カエルになりかけモード
です。しっかり手足が出て
きてるいるモノも多いですね。
もうちょっとだねえ。
山側に少し入ると
ミカワバイケイソウ
の群落があります。
そんなに多くはないけど
ミカワの名前がローカル
ぽくっていいね。東海四県
のみで見られる絶滅危惧II種
でコバイケイソウの変種です。
ただしバイケイソウの仲間はステロイド
アルカロイドを有する毒草なので注意!!
ジャガイモの芽のソラニンに近く溶血作用
があり血圧降下してしまうらしいよ。
湿原にはモウセンゴケも
見られます。ちょうど
ガガンボみたいなのが
捕食されていました。
小さい食虫植物なれど獰猛だなあ。
この粘着質な触手がエグイわあ。
アルカロイドではなく
出血毒系のマムシさん。
フォーカスが安定できる
ほど近寄れませんでした。
だって尻尾をガラガラヘビの
ように揺するからジャンプ
してきてもおかしくないんだもん。
お子さま連れの皆さんは注意してね。
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