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2008年5月 7日 (水)

ワーキン イン ザ コールマイン

Tanko07 北海道の産業を支えた
炭鉱の続きです。
市役所が破綻した
夕張の再生はどうなるのか?
そこにはダムが多く
ゼネコンは現在、高速道路の
建設に精力的です。
でも破綻しちゃうんですよね。
という訳で夕張炭鉱をめぐります。
写真は北炭清水沢火力発電所です。
自社炭使用の火力発電所で1941年に
完成した発電所で背景にはズリ山が聳えます。

Tanko08_2 三菱大夕張鉄道の車輛が
旧大夕張駅に展示されています。
南大夕張炭鉱の閉山とともに
駅舎も解体されていますけどね。
これは雪かき車(ラッセル車)の形式キ1です。
まるで漫画「銃夢」の電のような面構えですねえ。

Tanko09_2 南大夕張の南部青葉町の
風景です。大夕張ダム下は
高速建設で更地が多くなって
いますが南部地域は
農地が広がっています。
まだ自動車も残りますが
崩壊した家屋も多く、
もの悲しい風景でもあります。

Tanko10_2 シュウパロ湖の流れ込みに
近い場所は鹿島地区です。
住宅地区は解体され
高速建設の測量と
森林の切り出しに利用されていました。
でも西の山にはズリ山が
まだ新しい感じで残っています。

Tanko11_2 次は赤平炭鉱です。
住友赤平炭鉱立坑櫓です。
1963年に建設された
深さ600mの立坑で
1994年に閉山されました。
隣接の住友炭鉱の事務所は
稼働しており、再稼働が可能
だとも言われます。

Tanko12_2 赤平のズリ山は整備
されておりズリ山階段として
一般公開されています。
鉱山鉄道のレールで
造られた巨大ツルハシの
日時計がなかなかシュール。

Tanko13_2 赤平の裏山になる歌志内
に残る住友赤平炭鉱
排気立坑擁壁です。
このそばではネズミ取りが
行われていました。
ドライバーの皆さんは注意してね。
炭鉱で湧き出た温泉を
使ったチロルの湯に入って
ゆったり休憩室で休んでしまったっすよ。

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