東海道の奇祭だ新居手筒花火

遠州の夏は花火の夏。
毎週末、浜名湖周辺では
花火大会が開催されますが、
今週は新居町の手筒花火です。
江戸幕府時代に新居関所は
三河吉田藩の管轄であり
諏訪神社の祭礼として今も
豊橋同様に手筒花火が奉納されます。

本日、土曜日(26日)は
新居中学校校庭で
前夜祭が行われました。
諏訪神社の火縄受渡から
山開きされ、猿田彦と呼ばれる
男達が乱舞する手筒花火の
乱れ咲き!! まずは1本の
手筒がスタートを切ります。

スタートの1本が消えると
次々と手筒が火を噴きます。
火の粉のシャワーに
新居の男達が沸き立ちます!!
この猿田彦が新居の
手筒花火の醍醐味なんだなあ。
東海道の奇祭とうたわれます。

遠州新居の手筒の特徴は
豊橋と違ってハネ粉を
入れません。つまり最後に
ズドーンと底抜けの爆発が
無いのです。だもんで
ファイヤリングしてても
練り歩きや乱舞ができると
いう訳なんです。

猿田彦の手打ちが
終わると大筒という
やぐらに固定した
花火に点火されます。
アイ火で点火
されたら徐々に
燃え上がります。
高く噴き上がる大筒!!

ヤマで披露される
手筒花火に合わせ
スターマインの
打ち上げ花火。
花火大会だけでなく
お祭りの雰囲気が
たっぷりの手筒花火
ですね。

もちろん新居の
市街地は
歩行者天国。
縁日の屋台が
その雰囲気を
盛り上げます。
夏祭だね。
子供達も元気です。

私はタコヤキと
和菓子屋さんの
店先であんみつを
所望しましたゾ。