« 飯田線のレールパーク | トップページ | ふくカレーでどうまい牛乳 »

2008年7月15日 (火)

佐久間の周波数変換

Sakuma01 佐久間と言えば天竜川の佐久間ダム。
天竜川は諏訪湖を水源とする
中央構造線の亀裂の如き河川です。
飯田から南の天竜川沿いの
県道は長野県道1号線、
愛知県道1号線、静岡県道1号線と
県道の1号線で繋がれるのです。
その割りにはかなり細くて
ワインディンググニャグニャなのだな!!
天竜川水系は電源開発に水利権があり
(大井川水系は中部電力)
竣工当時(S31年)では日本最大で
35万キロワットを発電できます。
最近は浚渫すべき土砂の堆積が問題で
排出路の建設の話も。でも下流には
秋葉ダム、船明ダムがあるんだよねえ。
全くもって遠州浜の痩せ細りの原因は
天竜川の糞詰まりって訳でやんす。

Sakuma02 発電された電気は
東京方面には50サイクル、
中京方面には60サイクル
で供給されます。
さて、中部天竜駅のそばには
佐久間周波数変換所があります。
ここで30万キロワットの変換が可能!!
日本ではこの周波数変換所は3ヶ所しかなく
奈川渡ダムの下流にある新信濃変電所と
中部電力の東清水変電所しかありません。
ちょいと昔は中部電力は東京電力へ富士川で
周波数が変わるので浜岡原発の発電で
電力不足の伊豆へ電気を売ることが
できなかったんですよね。

|

« 飯田線のレールパーク | トップページ | ふくカレーでどうまい牛乳 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。