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2008年8月29日 (金)

またもや貴婦人

Tsuwano04 C571の貴婦人に
またあっちゃい
ました。津和野は
近所ですからね。
JR山口線津和野駅
から転回場へ移動
してくる姿です。
汽笛をならしのんびり
接近してきます。

Tsuwano05 転回場で回転中の
貴婦人です。
まわるまわるとおしばぁ。
いえ、ちゃいます。
川崎車輛製です。

Tsuwano06 水と石炭を補給
です。石炭は上部
のベルトコンベア
で投入されます。
コンベアの上へのっけますぞ。

Tsuwano02 津和野駅前には
D51の展示車輛も
あります。こちらは
だいぶんへたってるにゃ。

Tsuwano01 津和野駅から益田
方面へ出発し津和野川
の鉄橋を渡っている
キハ40系気動車です。
富士重工製でエンジンは
コマツ製SA6D125H-1Hを
搭載するディーゼル車です。
一輌で走る姿が嬉しいね。

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2008年8月27日 (水)

賑わりまくりの出雲大社

Izumo05 先日、ガイヤの夜明けでも
問題定義された世界遺産
で賑わう石見銀山。それに
負けないほどのイベントが
盆休みに出雲大社でも開催
されていました。
御本殿特別拝観です。
平成の大遷宮で本殿の
大国主命が拝殿に遷され
仮本殿になり、別途仮拝殿を
準備するかたちとなりました。
写真は仮拝殿の大注連縄です。

Izumo02 伊勢神宮の定期的な遷宮とは
違い、本殿および摂末社の修造
つまい修理工事のための遷宮で
修造後には本殿に大国主命は戻ります。
したがって今は主のいない本殿を見学させて
あげましょうというイベントなのです。

Izumo01 まあ午後では整理券の配布も
終了していて、見学はできま
せんでしたが、その行列は本当に
いいのかなあ? って感じでした。
もちろんラフな短パンもジーンズも禁止。
説明も上から目線でちょっとなあって感じてると
見せ物にされた大国様の怒りか
土砂降りのスコールが襲ってきました。
まさに天罰ですわ。

Izumo03 私が個人的に良いなあって
思った社は本殿の背面奥に
ある素鵞社です。御祭神は
素戔嗚尊(スサノオノミコト)です。
草薙剣で八岐大蛇を退治した
神話は出雲神楽、石見神楽では
おなじみのストーリーですね。
素盞鳴尊は天照大神の弟で
大国主命の父親になる訳です。
私たち山陰生まれの人間には、神楽で
身近に感じるのはやはり素盞鳴尊ですからね。

Izumo04 ■ 出雲大社
■ 出雲国一宮
■ 主祭神 親神大国主大神
■ 近代社格 官幣大社 勅祭社
■ 島根県出雲市大社町杵築東
■ 神社庁被包括神社 出雲大社教
出雲大社は神社庁にも包括
されますが単立的に出雲大社教という
運営組織を持ち独特の文化があります。

出雲国には熊野大社も一宮であり
熊野大神櫛御気野命(素盞鳴尊)を
主祭神とします。紀伊半島の
熊野三山の元の神社でもあります。
実は江戸以前では出雲の一宮と言えば
基本的には熊野大社でしたが
明治になり熊野大社は国幣大社となり
出雲大社の方が格上となったのです。
でも八雲の天狗山の磐座群を見てみたいなあ。

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2008年8月26日 (火)

境港、15年の歳月

Sakaiminato12 1993年にスタートした鳥取県は
境港の水木しげるロード。
15年経過した2008年、
再度訪れてみました。
さてさて、その風景や
街の様子はどのように
変わったのか、それとも
変わらないのか? こちらは
2008年のビビビのネズミ男。

Kyumizukiroad03 そして1993年のネズミ男。
背景の雰囲気はやはり
変わったように思える。
もちろん人の多さも変わったけど。
フォトアルバムに2008年と
1993年の写真をアップしました。
書いてある文章は適当に
流すとして比較してみてください。

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2008年8月24日 (日)

修験道の三箇所をまとめたよ

Tonyu07 夏の修験道として四国八十八ヶ所の
舎心山太龍寺(舎心ヶ嶽)と
海岸山岩屋寺(逼割禅定)
中国三十三観音霊場であり
中国地方の修験道の中枢である
三徳山三仏寺の下段行場投入堂
をまとめてフォトアルバムに入れました。
「夏の中四国修験道」をご覧ください。

舎心山太龍寺
882108 ■ 四国八十八ヶ所第二十一番札所
■ 徳島県阿南市加茂町龍山
■ 御本尊 虚空蔵菩薩
■ 宗派 高野山真言宗

海岸山岩屋寺
Seriwari15 ■ 四国八十八ヶ所第四十五番札所
■ 愛媛県久万高原町七鳥
■ 御本尊 不動明王
■ 宗派 真言宗豊山派

三徳山三仏寺
Tonyu15_2 ■ 中国三十三観音霊場第三十一番札所
■ 鳥取県三朝町三徳
■ 御本尊 金剛蔵王大権現
■ 宗派 天台宗修験道三徳山法流

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2008年8月23日 (土)

別格番外にも寄ってね

200201 四国八十八ヶ所の番外札所
があり四国別格二十霊場と
呼ばれています。88も煩悩の数と
言われますが88に20を加えると
108になり除夜の鐘で知られる煩悩の数になります。
1番札所の大山寺にも寄ったので
2番札所の童学寺にも寄ってみました。
弘法大師の幼少の頃の学問所で
キリシタン燈籠なども残っています。

02dogaku ■ 童学寺
■ 四国別格二十霊場
□ 第二番札所
■ 徳島県石井町城の内
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□         マトウギ ソワカ
■ 宗派 真言宗善通寺派

200901 浄瑠璃寺、八坂寺の
近くにある文殊院は
お遍路の祖である
衛門三郎の家に
開基された寺です。

09monju ■ 大法山 文殊院
■ 四国別格二十霊場
□ 第九番札所
■ 愛媛県松山市恵原町
■ 御本尊 地蔵菩薩 文殊菩薩
■ 真言 オン カカカ ビザンマエイ ソワカ
□        オン アラ ハシャ ノウ
■ 宗派 真言宗醍醐派

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絶滅危惧種のふくろうを探せ!!

Toku02 徳島は熱帯夜。
吉野川町の上桜温泉で
夜遅くまでゆっくり
涼ませてもらいました。
公園はお遍路さんも
良く野宿するポイントらしいので
私もカヤライズでグースカピー。

Toku01_2 これは徳島のコンビニで
入手したご当地バーガー。
徳島名産フィッシュカツバーガーと
愛媛名産じゃこ天カツバーガーですが
なんかこれってじゃこ天か?
個性が失われてるんじゃない?

Matsu01 松山の夜は久万坊主さんと
見奈良天然温泉利楽で
カラスの行水コースを楽しんで
桜三里のトラック野郎御用達の
ラーメン屋へ。真夜中に安い値段の
ラーメン定食を頂きまーす!!

Matsu02 そして、絶滅危惧種の
コンビニとも言われる
四国のご当地コンビニを
探してみました。
ナイトショップいしづちです。
実は松山周辺も観光港方面に
1件だけになってしまったのです。

Matsu03 メジャーコンビニが広がる
につれ昔ながらの「いしづち」
は徐々に減ってきています。
四国ツーリングで何度、
このふくろうに助けられた事か。
悲しい事です。

Matsu04 ナイトショップというくらいで
雑誌、ビデオの取り揃えは
ちょっとハードコアですが
惣菜パンやおにぎりは
個性的で懐かしい味は健在!!
手巻きのおにぎりが嬉しいのよ。

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岩屋寺・大宝寺・浄瑠璃寺・八坂寺

884501_2 徳島から松山までシフトし
久万、松山ゾーンの44番から
47番までをまわってみました。
愛媛県も残すは宇和島のみ。
天候が安定な朝一番に岩屋寺に入って
逼割禅定というロッククライミングな
修験道な行場へ入ってみました。
そちらは別途報告します。

45 ■ 海岸山岩屋寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第四十五番札所
■ 愛媛県久万高原町七鳥
■ 御本尊 不動明王
■ 真言 ノウマクサンマンダ バザラダン
□         センダマカロシャダ ソワタヤ
□         ウン タラタ カンマン
■ 宗派 真言宗豊山派

884401 久万の大宝寺に到着すると
スコール的な雨が降ってきました。
岩場で雨だと危ないので先に
岩屋寺に行って良かったです。
でも雨のお遍路もまた雰囲気だね。
後白河天皇の病気平癒で有名で
特に脳の病気に御利益があるそうです。
また四国中札所で88のちょうど
半分の44番札所でもあります。

44 ■ 菅生山大宝寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第四十四番札所
■ 愛媛県久万高原町菅生二番耕地
■ 御本尊 十一面観音菩薩
■ 真言 オン マカ
□         キャロニカ  ソワカ
■ 宗派 真言宗豊山派

884601 路地が狭く場所が分かりにくい
浄瑠璃寺と八坂寺です。
一願弁天さんのは何故か生卵が
多く備えられていました。
隣にある蓮池の花ももう終わりですね。
満開だと綺麗でしょうね。

46 ■ 医王山浄瑠璃寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第四十六番札所
■ 愛媛県松山市浄瑠璃町
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□         マトウギ ソワカ
■ 宗派 真言宗豊山派

884701 浄瑠璃寺に近い
八坂寺は駐車場の
指示係もおり連休の
渋滞対策もしっかり
なさっていました。
熊野八坂寺は僧兵も
抱えていた修験の
根本道場でもありました。

47 ■ 熊野山八坂寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第四十七番札所
■ 愛媛県松山市浄瑠璃町
■ 御本尊 阿弥陀如来
■ 真言 オン アミリタ
□        テイゼイ カラウン
■ 宗派 真言宗醍醐派

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立江寺・鶴林寺・太龍寺・平等寺・薬王寺

881901 19番から23番まで
徳島県内お遍路修了。
神峯寺、横峰寺、雲辺寺に並ぶ
悪人には天罰を与えて通過
させないとするお遍路さんの関所
とも言われる立江寺は
浮気で夫を殺して所帯を持ち
夫の亡霊に悩まされ遍路に出るも
本堂の鰐口の緒に巻きついて
しまった話があります。

19 ■ 橋池山立江寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十九番札所
■ 徳島県小松島市立江町若松
■ 御本尊 延命地蔵菩薩
■ 真言 オン カカカ
□         ビサンマエイ  ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

882001 二羽の白鶴が黄金の
地蔵尊を守護していたのを見た
弘法大師が地蔵菩薩を彫り
胎内に黄金の地蔵尊を入れ
御本尊にしたと言われます。
山門には鶴が守っていますね。

882002 太龍寺を金剛界の道場、
鶴林寺を胎蔵界の道場
と弘法大師はしました。
山岳の尾根にあるこの
二つの寺は並んではいますが
標高差のある谷があり
かなり過酷なルートで有名です。

882003 最上部のお堂に
登ってみますと
そこには新しく建て
直されたお堂がありました。
名前も無いので御朱印を
頂く時に聞いてみますと
歓喜天が安置されているそうです。
秘仏ですね。ちなみに最上部は
無線中継所がありました。

20 ■ 霊鷲山鶴林寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第二十番札所
■ 徳島県勝浦町生名鷲ヶ尾
■ 御本尊 地蔵菩薩
■ 真言 オン カカカ
□         ビサンマエイ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

882105 弘法大師著「三教指帰」に
「阿国大滝嶽にのぼりよぢ
土州室戸崎で勤念す。」
と述べられいる西の高野とも
称される太龍ヶ嶽です。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」
と言われ阿波三大難所とされます。
弘法大師の捨て身の荒行の地
舎心ヶ嶽は別途述べましょう。

21 ■ 舎心山太龍寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第二十一番札所
■ 徳島県阿南市加茂町龍山
■ 御本尊 虚空蔵菩薩
■ 真言 ノウボウ アキャシャキャラバヤ
□        オン アリキャ マリボリ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

882201 弘法大師が掘った
乳白色の井戸は
万病に効くと言われ
足に良いとされる
お守りもありました。
山続きのお遍路でちょっと
マイルドでゆったりできます。

22 ■ 白水山平等寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第二十二番札所
■ 徳島県阿南市新野町秋山
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□        マトウギ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

882301 平等寺からかなり距離があり
自転車や歩きのお遍路さんは
夕方では厳しい移動ですが
17時までにとサクサクとジムニー
で移動しました。厄除けで有名な薬王寺は
港の風景がグッド。三十三段の女厄坂、
四十二段の男厄坂があり
一段一段にお賽銭が転がります。

23 ■ 医王山薬王寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第二十三番札所
■ 徳島県美波町奥河内寺前
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□        マトウギ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

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常楽寺・国分寺・観音寺・井戸寺・恩山寺

881401_2 徳島二日目、14番から
徳島県内の残り10寺を
1日でまわれるだけでもまわる。
弥勒菩薩が本尊になって
いるのは八十八ヶ所で
常楽寺のみです。
境内の中に岩肌が露出しており
「流水岩の庭」と呼ばれます。
また写真の本堂前のあららぎの大木は
病に効いた霊木の種から育ったとされ、
アララギ大師が祀られます。

14 ■ 盛寿山常楽寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十四番札所
■ 徳島県徳島市国府町延命
■ 御本尊 弥勒菩薩
■ 真言 オン マイタレイヤ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

881501_2 聖武天皇の勅で
建立された国分寺
ですが、法相宗から
弘法大師により
真言宗に改宗しました。
また江戸時代に
曹洞宗で再興しました。
国府のあった歴史の
ある地で弥生時代から
開けて古墳も多く残るようです。

15 ■ 薬王山国分寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十五番札所
■ 徳島県徳島市国府町矢野
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□        マトウギ ソワカ
■ 宗派 曹洞宗

881601 国道に近い住宅地
にある細い路地のお寺
ですが同じく国府の地で
阿波の中心地でした。
赤ん坊の夜泣きや老人の不眠症に
御利益があると言われる
夜泣き地蔵が祀られています。

16 ■ 光耀山観音寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十六番札所
■ 徳島県徳島市国府町観音寺
■ 御本尊 千手観音菩薩
■ 真言 オン バザラ
□        ダラマ キリク
■ 宗派 高野山真言宗

881701 錫杖で弘法大師が
一夜で井戸を掘った
という井戸は現在も
残ります。弘法大師は
日限大師として祀られ
井戸を覗いて自分の顔が
映れば寿命が三年伸びると
言われます。また本尊の
七福薬師如来は聖徳太子
の作と言われます。

17 ■ 瑠璃山井戸寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十七番札所
■ 徳島県徳島市国府町井戸北屋敷
■ 御本尊 七福薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□        マトウギ ソワカ
宗派 真言宗善通寺派

881801 「ぼーよぼーよ」ってポニョじゃない!!
弘法大師が母君が訪ねてきた
おりに女人開禁の秘法を修さえ
孝養を尽くされたため現在の
山号寺号となったとの事。
岐阜からのお遍路の二人組は
自動車ですが、夏休みでけっこう
自転車でお遍路する学生さんが多いですね。

18 ■ 母養山恩山寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十八番札所
■ 徳島県小松島市田野町恩山寺谷
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□        マトウギ ソワカ   
■ 宗派 高野山真言宗

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切幡寺・藤井寺・焼山寺・大日寺

881001 1~9番と66番に入った徳島
県内の八十八ヶ所ですが
今回で全てまわる事ができました。
まずは10~13番のお遍路を紹介。
吉野川北岸で最後のお寺が
切幡寺です。333段の階段のある
切幡山の山腹の寺院だ。
1~10番までを十里十ヶ寺とも
呼ばれます。

8810_2 ■ 得度山切幡寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十番札所
■ 徳島県阿波市切幡観音
■ 御本尊 千手観音菩薩
■ 真言 オン バザラ ダラマ キリク
■ 宗派 高野山真言宗

881002 11番からは吉野川の
沈下橋を渡り南岸へ
シフトします。お遍路
ルートの沈下橋ってのも
なかなかいいですね。

881101 戦国時代に戦火で焼失しましたが
江戸時代に再興した時に
阿波藩主が臨済宗であった
ため真言宗から改宗しています。
全てが真言宗の寺院では
ないのが弘法大師巡礼と
される八十八ヶ所です。
宗派というのはその歴史と
政治の状態で変わっていく事が
多々あるのですから。

8811 ■ 金剛山藤井寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十一番札所
■ 徳島県吉野川市鴨島町飯尾
■ 御本尊 薬師如来
■ 真言 オン コロコロ センダリ
□        マトウギ ソワカ
■ 宗派 臨済宗妙心寺派

881102 八十八ヶ所でも難所と呼ばれる
焼山寺へのルートの県道43号線。
掘割峠の手前の展望地から
阿波の平野を眺めます。
大型バスは困難な県道で
一般的ではないのですが、
お遍路さんも長い山道を歩く
事もあります。歩くにはかなりハード!!

881201 弘法大師が火炎を吐く
大蛇を岩窟に閉じ込め
たとする伝説のある
剣山スーパー林道が
近い神山町の寺院です。
アフリカツインで来ていた
関東の方も細道はきついわー!!
って嘆いていました。

8812 ■ 摩盧山焼山寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十二番札所
■ 徳島県神山町下分地中
■ 御本尊 虚空蔵菩薩
■ 真言 ノウボウ アキャシャキャラバヤ
□        オン アリキャ マリボリ ソワカ
■ 宗派 高野山真言宗

881202 山奥のお寺では
ユニカ製のユニクレーン
ZF174Hが活躍しています。
まるでスパイダーな
格好が怪しいですね。

881301 そして8月10日の午後で
最後のお遍路になったのが
弘法大師開基の大日寺です。
阿波国総鎮守の一の宮の
別当寺でもあります。

Ichinomiya01 明治の神仏分離で
分かれていますが
道を挟んで一宮神社が
鎮座しています。
もともと小笠原氏が一宮城を構え
蜂須賀家政が徳島城に移るまで
の居城でもあった地であります。
阿波一宮の大麻比古神社みたいに
賑やかではないけど、
こちらも一宮であるわなあ。

881302_3 ■ 大栗山大日寺
■ 四国八十八ヶ所
□ 第十三番札所
■ 徳島県徳島市一宮町西丁
■ 御本尊 十一面観音菩薩
■ 真言 オン マカ キャロニカ ソワカ
■ 宗派 真言宗大覚寺派

■ 一宮神社
■ 阿波国一宮
■ 主祭神 大宜都比売命
■ 近代社格 県社
■ 徳島県徳島市一宮町西丁

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来島海峡の夕方ラッシュ

Chushi07 来島海峡を行き来する
貨物船たち。
瀬戸内の風景だなぁ。
波止浜港を眺めると
今治造船のクレーン林。
まさに紅白の竹林だね。

Chushi08 ドライバルク船の
「OCEAN FLAVOR」
がフェリーをかすめて
クロスしていきます。
混雑する来島海峡を
横断するフェリー航路ですからね。

Chushi09 大崎下島方面に
西進する貨物船は
夕日に溶け込んで
ゆるゆると離れて行きます。
まさに黄昏どきの瀬戸内海だ。

Chushi10 第弐拾参恵比寿丸の向こうに
見えるタンク群は波方ターミナルです。
精製基地からの受け入れを行い、
陸上ローリー車両や小型の貨物船に
積み込む作業をするターミナルです。
地下にはLPG備蓄基地も完成したようで
LPG 5,000トン低温タンク4基、
液化ガス 10,000kL低温タンク4基
石油類 60,000kLダブルデッキ浮き屋根式タンク3基
石油製品 17,000kLドームルーフタンク3基
を保有します。

Chushi11 瀬戸内海上は
晴れていますが
四国の石槌山や
広島の山間部は
すっかり黒雲の中です。

Chushi12 日没頃に竹原港に到着です。
竹原沖の東邦亜鉛契島精錬所
はまさに実稼働の軍艦島だ。
手振れぎりぎりの時間でした。

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波方港のわんこ

Matsuyama001 年末年始に続き盆連休で
四国お遍路セカンドシーズン
で入りました。前回で29ヶ所/4日、
今回で18ヶ所/3日をまわりました。
トータル47/88で54.3%の行脚率です。
徳島県と愛媛県をメインにまわり
中四国フェリー(波方~竹原)で
瀬戸内海を横断しました。
写真は松山市内で働く
JAえひめ物流の「忍たまトラック」です。

Chushi01_2 来島海峡の波方港の風景。
瀬戸海運のグラブ式浚渫船
「ペガサス」が碇泊していますね。
釣り人の成果は良くなさそうですが
夕立の雨が襲ってきました。

Chushi02 来島海峡を舞鶴海上保安部所属の
3000トン型巡視船 PL22「みうら」
住友重機械工業浦賀造船所製の
巡視船が通過していきました。
けっこう大きいヘリ搭載型の
災害対応も可能な海保の巡視船です。
舞鶴の海保学校で見て以来かな。

Chushi03 地元のおっちゃんが
ワンコと遊んでいました。
港の岸壁、と言っても
スロープを使うんですけど
ペットボトルを投げると.....

Chushi04 そうなんです。
来島海峡の海へ
飛び込んで拾ってきます。
海水でもへっちゃらだい!!
でもしょっぱくないのかなあ。

Chushi05 へへーん。
どんなもんだい。
なんて感じで
戻ってきます。
しっかり
近くに来てから
身体を奮って
水飛沫をかけて
くるんだよなあ。
まったくもー!!

Chushi06 降ったりやんだりの瀬戸内を
出航です。しまなみ海道を
今回は右手に眺めながら
久しぶりの中四国フェリーですわ。

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淡路島の幽宮

Akasi01 明石海峡大橋で淡路島へ。
高松~神戸三宮の
FOOT BUSだって。
2,950円で吹っ飛ばすゾ!!
高速バスもがんばってますわ。

Akasi02 淡路島淡路市の東海岸には
ラジオ関西淡路大磯送信所
の中波アンテナが二本並びます。
ラジオ関西は旧称AM神戸で
大橋建設で移転したが阪神淡路大震災
では新電波塔が無事であったため
安否情報などで活躍したそうです。

Izanagi01 淡路島の津名一宮ICで
途中下車の旅。兵庫県で
唯一の神宮である
伊弉諾神宮へ参拝して
みました。国生みで最初に
生まれた淡路島ですからね。

Izanagi02 拝殿の奥には本殿が
鎮座します。檜皮葺、
三間社流造向拝付で
明治十二年に建立されました。
拝殿の横には夫婦大楠が
連理の楠としてあり、縁結び、
子授けの信仰が厚いようです。

Izanagi03 ■ 淡路国一宮 伊弉諾神宮
■ 幽宮 (かくりのみや) 日之少宮
■ 主祭神 伊弉諾大神 伊弉冉大神
■ 延喜式神名帳 明神大社
■ 近代社格 官幣大社
■ 兵庫県淡路市多賀

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2008年8月22日 (金)

磯野カツオのお掃除かな

Saigoku01 サントリー山崎となると
西国三十三所の
摂津ゾーンのふたつの
お寺をまわってみました。
まず市街地の細い路地を走り総持寺へ!!
亀に乗った観音さまとして有名だそうです。

Saigoku02 総持寺の隣には
フジテックのフィールド
技術研究所が聳えます。
フジテックは彦根の
ビッグウィングが有名ですが
茨木市が旧本社になり09年よりビッグフィット
と呼ばれるフィールド・テクニカル拠点
を整備する予定のようです。

Saigoku07 ■ 補陀洛山総持寺
■ 西国三十三所 第22番札所
■ 大阪府茨木市総持寺
■ 本尊 千手観世音菩薩
■ 宗派 高野山真言宗

Saigoku03 続いて茨木市の市街地から
箕面大滝で知られる
箕面の森の奥にある
勝尾寺へ向かいました。
山門にある池にはミストが噴霧されて
寺院には不思議な風景ですね。
週末にはライトアップなども
行っておりちょっと観光化かな?

Saigoku04 開山した時は弥勒寺で、
今は勝運の寺として知られます。
達磨さんがいっぱいです。
行巡上人による清和天皇の
玉体安隠祈祷が効果あり
勝王寺の寺号を帝に頂くが、恐れ
多いと勝尾寺としたとのことです。

Saigoku08 ■ 応頂山勝尾寺
■ 西国三十三所 第23番札所
■ 大阪府箕面市粟生間谷
■ 本尊 十一面千手観世音菩薩
■ 宗派 高野山真言宗

Saigoku05 本日は淀川の花火大会もあり
渋滞を敬遠し、法華さんのとこへ!!
雷雲の黒雲が垂れ下がる大阪を
近畿道で南下します。並走する
のは大阪モノレールこと大阪高速鉄道です。
主力の1000系電車のラッピングで赤い派手
なのが日立製作所製の梅丹号(1605)です。
梅肉エキスの梅丹本舗が広告主です。

Saigoku06 そして法華ハウスで
頂いたのがこの
551蓬莱の豚饅です。
しっかりした具がジューシーで
どっしりと美味しいね。
横浜モノより美味しいかも。
バランスが良いのよね。

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旅する善光寺如来

Sofue01 名神一宮ICから祖父江へ。
善光寺の看板に導かれ連休
最初の立ち寄りポイントは
祖父江善光寺になりました。
元善光寺、信濃善光寺に安置された
日本最古の仏像である善光寺如来は
時の権力者によって翻弄させられました。
武田信玄により川中島の戦いを避け
先日参拝した甲斐善光寺移されます。
織田信長により岐阜善光寺へ、そして
本能寺の変ののちに織田信雄により
尾張の甚目寺へ移されました。
また豊臣秀吉により京都の方広寺、
徳川家康により浜松の鴨江寺に
入いったのちに信濃善光寺に戻ったのです。
祖父江善光寺は岐阜伊奈波から甚目寺へ
移動する時に寄ったお寺なんだそうだ。

Sofue02_2 朝一番でまだ静かな
境内で早速の戒壇巡り。
ここは暗闇でなく
ライティングがしっかり
とされ、写真OKという
変わり種の戒壇巡りです。

Sofue03 隣接して根福寺も
こじんまりとありました。
不動尊ですが
東海七福神で
脇侍の大黒天が
知られるようです。
朝一番でにゃんこも
眠そうだね。
渋滞だし急がない、急がない。
そんな時間が流れます。

Sofue05 ■ 祖父江 善光寺東海別院
■ 双蓮山 善光寺
■ 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原
■ 御本尊 善光寺如来
■ 宗派 単立

■ 昇龍山 根福寺
■ 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原
■ 御本尊 不動明王(青不動)

Sofue04 お接待で隣の
おみやげ屋さんで
冷えた蓮のお茶を
いただきました。
ここのにゃんこはちょっと太り気味でしたよ。

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SiRFチップのGPSを配備

Map6001 怪しい装備を配備
する二人。会食の
メニューはひさしぶりの
びっくりドンキーだ。
不景気だからか少し
ボリューム感は下がったかな?

Map6002 その装備とは
GARMIN GPS map 60CSx
輸入で入手のコストダウン。
マップは日本全土の1/25000を
インストールしました。
これまたUSBでアップすると3時間はかかります。
日本語版だと12万円以上もしますが
輸入ならば1/3の値段で済むのが嬉しいですね。

Map6003 コメダのクリームコーヒーでも
頂きながら考えてみよう!!
現在のGPSの選択で重要に
なるはアンテナ以上にGPS
チップセットの処理能力となっている。
map 60CSxは米国SiRF社のSiRFIII
を使用している。現在のマキシマムな
性能を有するチップの一つだ。
ただ最近のGARMINはコストダウンのため
台湾製MediaTek社の品を使用してきている。
電池のもちが悪かったり色々と怪しい面が多く、
やはりSiRFIIIを信頼せざるを得ないところだ。
ちなみにHONDAやBMWのバイクナビはSiRFIIIを
装備しているため値段も性能の評価も高いのです。
バイクだけの使用環境でなく
カヤック、チャリンコ、山歩きなどの様々な
環境でも使用する事を考えると
やはりGARMINのハンディ機の選択になるかなあ。
これで現所有のポケナビmini初期型も退役確定ですわ.........

ちなみにインストールした日本地図は英語
表示ですが日本製で等高線も20m間隔です。
また、map 60CSxには月齢などや、
満潮時間、干潮時間も表示してくれる。
ルートナビゲーションも計算してくれるし、
コンパスや気圧センサーも付いています。
水上、山岳での使用もかなり期待できます。
良くできているもんですね。
ぼちぼちで実践レポでもアップしましゅね。

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2008年8月21日 (木)

トリスのふるさとは山崎の竹林

Yamazaki01 サントリー白州、ニッカ宮城峡、
ニッカ余市とウイスキー
蒸留所めぐりをしてきましたが
ついにサントリー山崎蒸留所
へ訪問してみました。京都西山の渋滞で
有名な名神高速天王山トンネルの西麓に
鎮座するのが山崎蒸留所です。

Yamazaki02 蒸留所の前にはJR京都線
が走ります。ちょうど関空と
京都を結ぶ特急はるか281系
が通過しました。もちろん
炎天下の京都は暑いです。

Yamazaki03 案内付きの見学ツアーは
内容も似たものなので、
今回は遠慮しようかと思った
のですが、白州蒸留所とは
微妙に違いますよとテイスティングカウンターの
ねえさんの話でツアーに乱入させてもらいました。
仕込み、発酵などの工程は大きく変わりません。

Yamazaki04 蒸留のポットスチルは
間近に見る事ができます。
山崎のポットスチルは形状が
様々で、ストレートヘッド、
バルジ、ランタンヘッドと
蒸留の具合で個性を
出す事ができる感じです。
真中の通路を挟んで
対面するポットスチルが
ペアになっている二段蒸留を基本としています。
加熱方法も直接と間接のどちらもあるようです。

Yamazaki05 熟成の貯蔵庫です。
真夏の山崎は
貯蔵庫内も蒸し暑い!!
白州と違って空調はまったく
無しで余市と同様に自然のままの状態です。
熱気で夏は蒸発が進み冬はキンと冷え込む。
この繰り返しが良いのかしらね。

Yamazaki06 ゲストルームでの試飲では
南アルプス天然水ではなく
山崎の名水で水割りを
つくってくれます。
山崎の水は市販されていませんが、
ソーダ水はファクトリーショップで
販売されていました。

Yamazaki08 ウイスキー館には
7000本のウイスキー
ライブラリーがあります。
かなり量が並びますが
樽型のディスプレイの
棚もなかなかグッドですね。

Yamazaki09 蒸留所の構内には
椎尾神社が鎮座していました。
酒造の神様かな? と聞いて
みると工場ができる前からある
村社で地元の氏神さんだそうです。
竹林の蒸留所にのんびりした
神社が残るのもいい感じですね。

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2008年8月19日 (火)

男山の石清水八幡宮

Iwasimizu01 中四国に移動するにものんびり
渋滞迂回してたら時間が経過。
京滋バイパスから八幡市へ入り
日本三大八幡であり
二十二社(上七社)の勅祭社でもある
石清水八幡宮へ参拝してみました。
参道の石燈籠もなかなか雰囲気だわ。

Iwasimizu02 ジムニーで住宅地の
路地を走り上院の
駐車場へ乱入です。
男山ケーブルは
利用しませんでした。
南総門から本殿を眺めます。

Iwasimizu03 本殿は徳川家光により
1639年に造営された
八幡造りで国の
重要文化財です。
現在、平成の大修造
で工事中で、仮本殿が
準備されていました。
実際に工事は南総門の
前の参道の張り替えが
大々的に行われていましたけどね。

Iwasimizu04 ■ 男山 石清水八幡宮
■ 二十二社 上七社
■ 日本三大八幡
■ 主祭神 応神天皇、比咩大神、神功皇后
■ 近代社格 官幣大社
■ 京都府八幡市八幡高坊

Yamazaki07 木津川、宇治川、桂川の
合流点で、京都と難波の
交通の要衝です。
天王山トンネルの名神渋滞も
有名ですし、実際にそこの
渋滞回避で下道なんですけどね。
もちろん、天王山の西には
サントリー山崎蒸留所が鎮座します。
それは次にお話しましょう!!

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夏のおいなりさん

Ochobo01 猛暑の夏。にっぽんの夏。
盆休みは帰省も兼ねて
中四国行脚でした。
まずは稲荷神社をご紹介。
往路で定番名神一宮渋滞を
回避するため下道で迂回しました。
良く通る道ですがゆっくりした事はなかった
木曽三川の海津市にある
千代保稲荷に寄ってみました。
田園風景の青空にナマズの昇天?

Ochobo02 ■ 千代保稲荷神社
■ 通称 おちょぼさん
■ 主祭神 大祖大神、稲荷大神、祖神
■ 岐阜県海津市平田町三郷
■ 朱印は無し

Ochobo03 小さめの稲荷神社
ですが、かなり参拝者
は多く人気のある
お稲荷さんです。
写真は古いキツネの
像ですがすっかり
苔むして歴史を感じて
雰囲気あるよね。
歴代のキツネさんたち
って感じだわ。

Ochobo04 門前町も活気がたっぷりです。
土日は結構、ごった返すようです。
特に月末の土日は賑わうとか。
稲荷神社では多いパターンですが
自営業の方の参拝が多いみたいね。
もろこ、ウナギ、ナマズ料理が有名
ですがザリガニも食べるのかな?

Taikodani02 中国地方で有名な稲荷は
津和野の日本五大稲荷の
太鼓谷稲成です。
「荷」でなく「成」の字を使い
願望成就を意味します。
油揚げをお供えしましょう!!

Taikodani01_2 ■ 太鼓谷稲成神社
■ 日本五大稲荷
■ 主祭神 宇迦之御魂神、伊弉冉尊
■ 近代社格 郷社
■ 島根県津和野町後田

Taikodani03 「神徳宏大」
ってのがいいね。
達筆です。

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2008年8月 7日 (木)

明日香の壺阪寺と龍蓋寺

Mizukosi02 大阪府から奈良県へ
水越峠旧道でシフト
しました。旧道には
金剛山や葛城山の
ハイカーの路上駐車が
多いですね。水越峠の
奈良県側にある役行者
の修験道の入口であった
祈りの滝に寄ってみました。

Tsubosaka01 そして西国三十三所の
観音霊場も奈良県
南部の飛鳥ゾーンへ
突入だ!! まずは眼病に
霊験があるといわれ
目の観音で知られる
壺阪寺へ行ってみました。
ちょっと派手な造りのお寺
ではありますが三重の塔
の下にはラベンダーが咲い
ており不思議北海道気分。

Tsubosaka06 ■壺阪山南法華寺(壷阪寺)
■西国三十三所 第6番札所
■奈良県高取町高取町壷阪
■本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
■宗派 真言宗

Tsubosaka02 本堂から眺める飛鳥盆地。
飛鳥時代の文化の
中心地を見下ろします。
ちょっと靄って見えにくいけどね。
夫婦愛をうたった人形浄瑠璃の
壺阪霊験記の舞台としても知られます。

Tsubosaka05 御接待でいただいた
玉子味の素朴なめせんべいと
眼によい漢方の慈眼茶です。
目薬なんかも売っていて
眼に良い感じたっぷりです。

Okadera03 次は日本最初の厄除け
霊場である岡寺へ。
本堂には如意輪観音。
ずっしりと落ち着いた
雰囲気は壺阪寺と対照的かな。

Okadera04 ■東光山岡寺(龍蓋寺)
■西国三十三所 第7番札所
■奈良県明日香村岡
■本尊 如意輪観世音菩薩
■宗派 真言宗豊山派

Okadera02_2 鐘楼堂は自由に
突いて良いのです。
鐘をつく事で
厄を払うことが
できるそうです。
そう聞くと気合を
入れて突いて
しまいました。

Okadera01_2 大雨や強風で村民を
苦しめていた龍を
法力で池に封じ込め
大きな石で蓋をした池。
本堂前の龍蓋池から
岡寺は龍蓋寺とも呼ばれます。

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槇尾山ってばハイキング

Makio01 富田林からさらに南下し
和泉の槇尾山施福寺へ
向かいました。駐車場から
すぐだと思ったのですが
予想に反してかなり急斜面の
ハイキングルートでした。
本堂のある尾根まで登ると
30~40分かかってしまいます。
自動車のアプローチとしても、
西国三十三所は侮れません。
セメント舗装された道の終点が仁王門。
ここからは未舗装の山道となってきます。

Makio02 管理されていない感じの
大日堂に到着しました。
下山してきた御夫婦の
お言葉ではまだ三分の一
だよって......先は長いなあ。

Makio03 大日堂の脇にあった
蓋のついた井戸を
あけてみました。
弘法大師姿見の井戸
です。浅い井戸なのでちゃんと
顔をうつすことができますよ。

Makio04 参道の所々に
お地蔵さんが
休んでいきなよ
って言ってる感じ。

Makio05 やっと本堂に近く
なってきました。
弘法大師剃髪所
である愛染堂が
森の中に鎮座します。

Makio06 緑の濃い広々とした尾根に
飛び出し本堂に到着!!
槇尾山山頂(600m)はさらに奥の
ロックを登らないといけません。
サンダル履きではちょっと無理だわ。

Makio12_2 ■槇尾山施福寺
■西国三十三所 第4番札所
■大阪府和泉市槙尾山町
■本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
■宗派 天台宗

Makio07 茶屋がありました。
ペットボトルも持たずに
登ったのでかなり感激。
私は冷しあめを頂きます。
昼飯も食べてないのでうどんもね。
常連のおっちゃんたちとダベリング。
ちなみに、この茶屋の8X歳のアネゴは
毎日、歩いて通っているんだって!!!

Makio08 本堂脇の485mピーク
には槇尾明神が祀られて
います。稲荷さんかな?
キツネさんがちょこりんと
していますね。茶屋や槇尾明神からは
金剛山の展望が楽しめます。

Makio09 下山開始です。
法華氏とのんびりと。
お地蔵さん
こんにちは!!
二丁目と八丁目の
表示がありましたが
二丁目の方が標高
が高いのよね。

Makio10 駐車場まで降りると
満願滝弁財天が
ありました。
満願滝を眺めます。
施福寺境内の
神社でしたよ。
施福寺も急斜面参道で
有名らしいのですが
11番札所の上醍醐寺も
かなりのロングルートらしいよ。

Makio11 やっぱりシメは
かき氷ですね。
山中で市街地より
涼しいけど31℃
の気温なんだもん。

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攻撃的な入道雲

Nyudo ここ数日、少し湿気が減ったな
あって感じるも、スコール的な
ピンスポットの集中豪雨が
毎日のように襲ってきている。
浜名湖から南アルプス方向を
眺めるとノッポさんな入道雲がそびえている。
遠州灘から平野部は青空なのに。

http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/

気象庁のレーダー・降雨ナウキャストを
見るとリアルタイムな降雨状況が
わかる。本日某時間に南アルプスの
塩見岳、光岳の山頂付近、三河の猿投、
富士山山頂、愛鷹山などで時間80mm以上
の大雨になっている。しかも狭い範囲だ。
山岳地域はやっぱり怖いなあ。
先日、中央アルプスの縦走中に
落雷死亡事故があった。けっこう山の
落雷事故が連続発生している。
アルプス縦走の稜線歩きのみなさん。
今年はさらに雷と集中豪雨が
デンジャラスかも。午後の行動には
ご注意くださいませ。

Kouu また山陰でも鳥取市、大田市、益田市の
各市街地で真っ赤な80mm以上の色。
実際は80mmってほどの降雨ではなかった
ようだが、雷雨の土砂降りだったとか。
画像はブログアップ時の画像です。
この時は郡上八幡あたりが土砂降りかな。


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2008年8月 6日 (水)

藤井寺バッファローズ

Fujiidera03_2 かつて近鉄バッファローズの
拠点として藤井寺球場のあった
藤井寺といえば葛井寺。
市営駐車場から駅前の
アーケードを歩き葛井寺へ
のんびりと向かいます。

Fujiidera01_2 八月九日に千日詣を
控えていますが、参拝の
人は少なくありません。
のんびりした雰囲気
なれど活気があります。
ちなみに千日まいりをすると
46,000日分の御利益があるとか。
1,000日分じゃなくて126年分ってすごい!!
重文の四脚門から入ります。

Fujiidera02_2 葛井寺は百済王族辰孫王
の子孫である葛井給子が
創建した氏寺との事です。
聖武天皇の勅願だとか
行基が開創とも言われ
ているようですけどね。
南大門から本堂を眺めます。
同行の法華氏も南大門
でまったりしてましたネ。

Fujiidera05_2 ■紫雲山葛井寺
■西国三十三所 第5番札所
■大阪府藤井寺市藤井寺
■本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
■宗派 真言宗御室派

Fujiidera04_2 近畿日本鉄道(近鉄)の
南大阪線藤井寺駅が
最寄りの駅です。
あべの橋行の準急
6400系電車です。

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召集イリジウムプラグ

Jim01 さて、ジムニーくんが最近
息継ぎ気味でオイルも
汚れやすかった。
真夏の長期連休ではちょっと
やばいかなあって感じだ。
こりゃ燃焼が悪いゾって事で
プラグを交換してみました。
3代目ジム吉も、もう走行
距離は10万kmを越えてる。
プラグを交換したのもかなり前だったよなあ.......
こりゃマズイなあ。某バイク屋さんで交換だい!!

Jim02 今回もイリジウムプラグで
交換しますが、みごとに
古い方(下)は減ってる
じゃん!! へにょー。
こんなになるまで使わずに
はやめに交換しておきましょー!!
エアクリーナーエレメントも
調子良くなったので新品ノーマルから
K&Nに戻しちゃった。

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2008年8月 5日 (火)

富田林市VS天理市

Pl01 滋賀県、大阪府、奈良県の
西国三十三所をまわったが
新興宗教都市にも立ち寄ってみた。
まずは富田林市を拠点とする
パーフェクトリバティー教団
通称、PL教団だ。
そしてこのアートな白い尖塔が
PLタワーこと大平和祈念塔だ。
今はPLランドも無くなったけどね。
ともあれ「人世は芸術である」という
本義からこの塔はグッドであるが
何故か宗教になってしまうのです。

Pl02 これが聖地入口から
見える第一練成道場
という建物らしい。
野球教の詩の如くPL学園
は甲子園で有名だね。
花火大会の打ち上げ数に
関して今年は数え方云々が
あったようですけど、
それはそれ花火もアートですから。

Tenri01 さらに自治体への献金で
びっちりと新興宗教と
自治体が密着した天理市
にも寄ってみた。市役所も
宗教施設の様なデザインだ。
資金の調達力はある意味すごい。
宗教というものは税金や株より
着実に必要なモノが集める事ができるのであろう。
天理駅前に「こどもおぢばがえり」という
天理教の行事の看板や旗が目立ちます。
様々なシステムを子供の頃から詰め所で
着実に教え伝えているようです。

Tenri02 まあ、信者はそれが良いと
信じているし、幸せなのだから、
これはこれで良しなんでしょう。
ともあれ、天理市内でも
閉店した店舗が増え、不景気は
全国から入る資金があっても
どうしようもない時代になってきています。
宗教論は関係なく安いけどボリューム
たっぷりなカツ丼を暴食してきました。
特盛りで650円ならグッド。下々の我等には嬉しいよ。

Menu 【補遺】
MENUを特別公開。
法華氏のご指摘を
チェックください!!

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2008年8月 4日 (月)

日本三大弁才天の竹生島

Chikubu01 園城寺(三井寺)に続き
西国三十三所を行脚です。
もちろん順番通りではありません。
1番札所が青岸渡寺ですが、
昔は異なったという経緯もあり
順番に拘る事はしていません。
まずは琵琶湖最深部に浮かぶ
花崗岩の竹生島へ2度目の上陸です!!

Chikujinnja04 今回は長浜港から定期船で
渡ってみました。琵琶湖汽船の
べんてん号です。
数年前にバッカン艦隊、
つまりカヤックで岩場に上陸しましたが
船着場には上陸しませんでした。
聞くとカヤックでの上陸はOKだそうです。

Chikubu02 まずは宝厳寺へ参拝
します。本尊は日本三大
弁才天である弁財天です。
つまり本堂は弁財天堂で、
1942年に再建されました。

Chikubu03 写真は復元された三重の塔と
樹齢400年のもちの木です。
1603年、豊臣秀頼の命を受け、
片桐且元が観音堂、唐門、
渡廊下を移築したおりに
手植えしたものだそうです。

Chikubu04_2 重要文化財の観音堂です。
ここに千手観世音菩薩が
納められています。
その入口の唐門は国宝です。
桃山様式の唐門は京都の豊国廟の
正門に使用されていた極楽門で
慶長八年に豊臣秀頼の命により
移設されたのです。

Chikubu05 ■ 厳金山宝厳寺
■ 竹生島宝厳寺
■ 西国三十三所 第30番札所
■ 日本三大弁才天
■ 滋賀県長浜市早崎町
■ 本尊 弁財天
■ 観音堂 千手千眼観世音菩薩
■ 宗派 真言宗豊山派

Chikubu06 神仏分離で分かれた
宝厳寺と竹生島神社を
繋ぐのが舟廊下です。
下から舟廊下懸造を
見上げます。唐門と一緒
に移設された重文だ。
秀吉の朝鮮出兵の
ご座船日本丸の廃材利用
で造られた渡廊です。

Chikujinnja01 そしてかわらけ(土器)
投げで有名な竜神拝所
です。ちなみに本殿も
伏見桃山城の束力使殿
を移設してもので国宝です。

Chikujinnja02 ■ 都久夫須麻神社
■ 竹生島神社
■ 近代社格 県社
■ 主祭神 市杵島比売命(弁財天)、
    浅井比売命(産土神)、
    宇賀福神、龍神
■ 本殿 国宝
■ 滋賀県長浜市早崎町

Chikubu07_2 朱印も本堂の弁財天と
三十三所の観音さま、
竹生島神社のものと
3つも頂いてしまいました。

Chikujinnja03 帰りの高速船を待つひととき。
門前おみやげ物屋さんで
かき氷をいただきます。
売れ残りのピンバッチを
奥から探してもらったりして、感謝感謝!!

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伊吹山の荒ぶる神と湧水

Izumi01 滋賀、大阪、奈良の旅。
関ヶ原から米原、長浜へシフト。
途中に泉神社湧水の看板を
見かけ立ち寄ってみました。
日本武尊は八岐大蛇退治が有名だが、
実は伊吹山の荒ぶる神退治で毒気にあたり
その時、山麓の清水で覚醒するも伊勢に
向かう途中に亡くなります。その時の湧水です。

■ 泉神社
■ 名水百選 泉神社湧水
■ 近代社格 村社
■ 主祭神 素盞鳴尊、大己貴命
■ 滋賀県米原市大清水

Izumi02_2 野菜の無人販売も
しっかりした野菜で
100円です。トマトを
袋で所望してしまったよ。

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