トリスのふるさとは山崎の竹林
サントリー白州、ニッカ宮城峡、
ニッカ余市とウイスキー
蒸留所めぐりをしてきましたが
ついにサントリー山崎蒸留所
へ訪問してみました。京都西山の渋滞で
有名な名神高速天王山トンネルの西麓に
鎮座するのが山崎蒸留所です。
蒸留所の前にはJR京都線
が走ります。ちょうど関空と
京都を結ぶ特急はるか281系
が通過しました。もちろん
炎天下の京都は暑いです。
案内付きの見学ツアーは
内容も似たものなので、
今回は遠慮しようかと思った
のですが、白州蒸留所とは
微妙に違いますよとテイスティングカウンターの
ねえさんの話でツアーに乱入させてもらいました。
仕込み、発酵などの工程は大きく変わりません。
蒸留のポットスチルは
間近に見る事ができます。
山崎のポットスチルは形状が
様々で、ストレートヘッド、
バルジ、ランタンヘッドと
蒸留の具合で個性を
出す事ができる感じです。
真中の通路を挟んで
対面するポットスチルが
ペアになっている二段蒸留を基本としています。
加熱方法も直接と間接のどちらもあるようです。
熟成の貯蔵庫です。
真夏の山崎は
貯蔵庫内も蒸し暑い!!
白州と違って空調はまったく
無しで余市と同様に自然のままの状態です。
熱気で夏は蒸発が進み冬はキンと冷え込む。
この繰り返しが良いのかしらね。
ゲストルームでの試飲では
南アルプス天然水ではなく
山崎の名水で水割りを
つくってくれます。
山崎の水は市販されていませんが、
ソーダ水はファクトリーショップで
販売されていました。
ウイスキー館には
7000本のウイスキー
ライブラリーがあります。
かなり量が並びますが
樽型のディスプレイの
棚もなかなかグッドですね。
蒸留所の構内には
椎尾神社が鎮座していました。
酒造の神様かな? と聞いて
みると工場ができる前からある
村社で地元の氏神さんだそうです。
竹林の蒸留所にのんびりした
神社が残るのもいい感じですね。
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