« 多度大社で白馬をみた | トップページ | 甚目寺観音と漆部神社 »

2008年9月 9日 (火)

津島の牛頭天王

豪雨の土砂崩れで桑名から
琵琶湖へ抜ける石榑峠などの
峠ルートは壊滅状態です。
愛知県西部の津島神社へシフト!!

Tsushima01 津島神社は津島牛頭天王社とも
いわれ、天王社の総本社とされます。
牛頭天王(ごずてんのう)とはインドの
祇園精舎の守護神。薬師如来の垂迹とも
言われ除疫神であります。天王社で
有名なのは二十二社祇園社である
八坂神社ですね。明治以降、主祭神も
スサノウノミコトと習合され津島神社と
同じ主祭神となっています。
ちなみに京都八坂神社、姫路廣峯神社、
愛知津島神社も天王総本宮を主張しており
東海の総本社としては津島神社が一般的です。
これは織田氏の氏神であった事に
由来しており、秀吉も楼門を寄進、そして
徳川家も本殿を建立しています。

Tsushima02 ■ 津島神社 津島牛頭天王社
■ 全国天王社の総本社
■ 近代社格 国幣小社
■ 主祭神 建速須佐之男命
■ 愛知県津島市神明町

Tsushima03 隣接して元神宮寺の宝寿院が
鎮座します。神仏分離で分かれて
しまいましたが薬師如来を本尊と
されています。宝生池にそそぐ
泉竜神の伝説があり、御社の
そばには夫婦和合の双連の枝を
もつ神木(イス)があります。

■ 牛頭山 宝寿院
■ 津島神社 元神宮寺 西寺
■ 本尊 薬師如来
■ 宗派 真言宗智山派
■ 愛知県津島市神明町

|

« 多度大社で白馬をみた | トップページ | 甚目寺観音と漆部神社 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。