聖徳宗の斑鳩の里
聖徳宗総本山の法隆寺。
その末寺が奈良の斑鳩
には多くあります。
法隆寺、四天王寺で有名な
太子建立七ヶ寺でもあります。
ちなみに斑鳩(いかるが)とは
アトリ科の鳥のイカルの事です。
写真は遊歩道から眺める法輪寺の三重塔。
山には柿畑が広がります。
■ 中宮寺 (旧斑鳩御所)
■ 奈良県斑鳩町法隆寺山内
■ 御本尊 如意輪観世音菩薩
■ 宗派 聖徳宗
中宮寺は聖徳太子が
母のために尼寺として
建立した尼寺で、太子の
斑鳩宮を中央に西に法隆寺、
東に中宮寺を配した訳です。
この実は花梨の一種で
案羅樹の実です。
本尊の如意輪観音は東洋美術の
考える像とされ国宝です。
しかも古典的微笑と評価され
スフィンクス、モナリザと並ぶ
世界の三つの微笑像とも呼ばれるとか。
如意輪観音は奥が深いっす。
■ 法輪寺 (別称 三井寺)
■ 奈良県斑鳩町三井
■ 御本尊 薬師如来
■ 宗派 聖徳宗
金堂、講堂の奥には秘仏
妙見菩薩を祀る妙見堂が
あります。星祭りが有名ですが
妙見菩薩(北辰尊星王)とは
すなわち北極星や北斗七星を
仏格化した仏様です。
■ 法起寺 (別称 岡本尼寺)
■ 奈良県斑鳩町大字岡本
■ 御本尊 十一面観音菩薩
■ 宗派 聖徳宗
日本最古の三重塔は
国宝です。そして惹かれる
お堂はもちろん聖天堂。
秘仏歓喜天さん祀られていました。
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