美濃の谷汲さんも秋から冬へ
先週末は年賀状を準備
開始するも天気は良かった
ので、冬型の寒い状況で
したが近場の岐阜県へ。
西国三十三国の最後のお寺は
近畿でなく何故か東海三県の
岐阜にあるのです。
■ 谷汲山 華厳寺
■ 西国三十三番満願霊場
■ 御本尊 十一面観世音菩薩
■ 宗派 天台宗
■ 岐阜県揖斐川町谷汲徳積
紅葉も終盤でかなり
散っているし、周辺の
山はもう積雪しています。
西国三十三ヶ所の
御朱印は3種類を押して
もらう事になります。
これは「大悲殿」で観音さまのお堂を
多くのお寺では大悲殿と呼んでいます。
もちろん華厳寺では本堂です。
本堂に隣接している
千羽鶴の垂れ下がる
のが「笈摺堂」です。
お遍路の巡礼で着る死衣裳で
ある白い着物をオイズルと呼び
笈摺や朱印帳などを三十三ヶ所
が終わったらこのお堂へ奉納します。
もちろん朱印などは自分で持っていても
良いですし、関西では自分の葬儀の
時に一緒に火葬してもらう事もあります。
また本堂の背後の
斜面には満願堂が
鎮座しています。
西国三十三所の結願寺は
長野の善光寺ですが、願いを満たすと
いう意味で満願堂があるのです。
日本最古の巡礼のラストの地です。
まあ、私はまだ残っていますけどね。
五十四年ぶりの本尊の
御開帳が平成21年
3月1日~14日まで
行われます。また
奉拝したいものです。写真は歓喜天の
お堂の横にある苔の水地蔵尊。
不思議な雰囲気が漂います。
御詠歌に詠まれる原点です。
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