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2008年12月 9日 (火)

美濃の谷汲さんも秋から冬へ

Kegon04 先週末は年賀状を準備
開始するも天気は良かった
ので、冬型の寒い状況で
したが近場の岐阜県へ。
西国三十三国の最後のお寺は
近畿でなく何故か東海三県の
岐阜にあるのです。

Kegon06 ■ 谷汲山 華厳寺
■ 西国三十三番満願霊場
■ 御本尊 十一面観世音菩薩
■ 宗派 天台宗
■ 岐阜県揖斐川町谷汲徳積

紅葉も終盤でかなり
散っているし、周辺の
山はもう積雪しています。

Kegon01 西国三十三ヶ所の
御朱印は3種類を押して
もらう事になります。
これは「大悲殿」で観音さまのお堂を
多くのお寺では大悲殿と呼んでいます。
もちろん華厳寺では本堂です。

Kegon03_4 本堂に隣接している
千羽鶴の垂れ下がる
のが「笈摺堂」です。
お遍路の巡礼で着る死衣裳で
ある白い着物をオイズルと呼び
笈摺や朱印帳などを三十三ヶ所
が終わったらこのお堂へ奉納します。
もちろん朱印などは自分で持っていても
良いですし、関西では自分の葬儀の
時に一緒に火葬してもらう事もあります。

Kegon02_2 また本堂の背後の
斜面には満願堂が
鎮座しています。
西国三十三所の結願寺は
長野の善光寺ですが、願いを満たすと
いう意味で満願堂があるのです。
日本最古の巡礼のラストの地です。
まあ、私はまだ残っていますけどね。

Kegon05_2 五十四年ぶりの本尊の
御開帳が平成21年
3月1日~14日まで
行われます。また
奉拝したいものです。写真は歓喜天の
お堂の横にある苔の水地蔵尊。
不思議な雰囲気が漂います。
御詠歌に詠まれる原点です。

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