万葉集の天香具山
年末年始の往路は
奈良は明日香方面へ。
桜井市の西国8番長谷寺
から橿原市へ入りました。
そして大和三山の一座、
天香具山(標高152m)登山だ。
山頂へは西麓の天香山神社
から登山道を歩きました。
南麓に鎮座する天岩戸神社
には行きませんでしたけどね。 北麓に「月の誕生石」があり
チャリで遊歩道に入れます。
花崗岩ですが円形黒色の
斑点が月が使った産湯で、
小さい斑点は月の足跡と言われます。
子供達が石が月の赤ちゃんを産むのを
見るという民話があります。 山頂には国常立神社が鎮座。
国常立神は国土形成の神で、
雨の龍王とも称され雨乞いの
火振りもあったそうだ。
もちろん万葉集の山です。柿本人麻呂
「ひさかたの天の香具山このゆふべ
霞たなびく春立つらしも」 (巻10-1812)
山頂はあまり展望はききませんでしたけどね。
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