おいでませ山口のお寺へ
毛利の菩提寺があっちゃこっちゃの
「おいでませ山口へ」シリーズです。
浄土真宗の多い地なるも
毛利家の菩提寺は禅寺が多いですね。
■ 霊椿山 大照院
■ 中国20番札所
■ 御本尊 准胝観世音菩薩
■ 宗派 臨済宗南禅寺派
■ 山口県萩市椿区青海
萩の毛利の菩提寺。
奇数代の藩主の廟所は
黄檗宗東光寺で、
偶数代が臨済宗大照院となります。
2回目の参拝だが、今回は
工事中になっていました。
近くのJR山陰本線の萩駅が
大正14年の洋風駅舎なので
撮影しておきました。建築当時
のままでハーフティンバーの窓
構造と屋根のドーマー窓が特徴で登録文化財です。
中心街の駅は東萩駅であり、萩駅は
無人駅で展示館も併設されています。
六角堂な電話ボックスもグッド。
大正末期~昭和初期のタイプ
の電話ボックスで自動電話と
呼ばれていたそうです。当時
「はいからさんが通る」に出てくる様な
女学生が電話していると人だかりが
できたそうです。当時も制服マニアが
いたのだなあ。(笑) もちろん
このボックスはレプリカですが
中には普通の公衆電話以外にも古い姿の電話機も!!
だけどプッシュボタンがついているんだよ。
■ 保寧山 瑠璃光寺
■ 本尊 薬師如来(瑠璃光如来)
■ 宗派 曹洞宗
■ 山口県山口市香山町
五重塔が国宝の山口の禅寺です。
曹洞宗なので回廊の構成が
永平寺に似せて造られていたよ。
大内氏重臣の陶弘房の菩提寺で
洞春寺の間にある香山墓所は
毛利家の墓所となります。
■ 香山 常栄寺
■ 本尊 千手観世音菩薩
■ 宗派 臨済宗東福寺派
■ 山口県山口市宮野下
雪舟庭園のある臨済宗の寺。
もともと大内政弘の別荘だったが
母の菩提のためお寺にして
毛利時代に常栄寺となったとの事。
庭園裏の遊歩道を登ると
毘沙門天堂があります。尾根の
中腹で展望は無かったけどね。
■ 正宗山 洞春寺
■ 中国16番札所
■ 本尊 十一面観世音菩薩
■ 宗派 臨済宗建仁寺派
■ 山口県山口市水の上町
毛利元就の菩提寺であり
瑠璃光寺に隣接しています。
住職に聞くと元就のお墓は
広島にあるらしいけどね。
本堂とは別に観音堂があります。
これは1430年に滝の観音寺の
仏殿として創建されたもので
本尊は聖観音です。こちらが
中国三十三観音霊場の札所の
観音さんになっています。
■ 周防国分寺
■ 本尊 薬師如来
■ 宗派 高野山真言宗
■ 山口県防府市国分寺町
防府天満宮の東に
位置する国分寺です。
立派な金堂と仁王門で
金堂内にも重文の
仏像が多いそうです。
しかし、納経所が
月曜日定休だったの。
お休みのあるお寺って
珍しいなぁ。
■ 酒垂山鎮座天神本地観音堂
■ 本尊 観世音菩薩
■ 宗派 本坊真言宗満願寺
■ 山口県防府市松崎町
防府天満宮の境内に観音堂があり、
新年の御札を販売していました。
昔ながらの神仏習合しておりますが
満願寺が本坊となっているようです。
防府天満宮創立以後には奥の院とされており、
「天神様に詣っても観音様に詣らねば詣ったことにならぬ」
と言い伝えられるようになったそうです。
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