飛騨高山自転車物語
下呂温泉の飛騨川(益田川)の
河川敷にある噴泉池の露天
風呂です。チャンリコは鞍掛峠
でドロンコになったので川の水で
洗車でした。チャリの洗車で
手も冷えたので、温泉であったまろー!
ホッケ氏と合流して高山
市内をちゃりんこりん。
まずは城山公園の頂上に
攻め込みダウンヒルです。
頂上は本丸で標高688m。
ツヅラの遊歩道で階段も
多くてちょっと大変だったけどね。
いきなり山に連れて
行きやがってと、やっと
高山の朝市を徘徊で
安心のホッケ氏です。
写真は陣屋朝市ですが宮川朝市も
昔に比べちょっと露天数が減ったかな?
濃飛バスの運行する飛騨高山
周遊「さるぼぼバス」です。
匠の街コースではボンネット
バスが利用されているわ。
この区間では1乗車100円と書いてあるね。
これは新型で、旧型のボンネットバスは
イベント時に登場するようです。
古い街並みの
格子窓を楽しみます。
綺麗な街並みを自転車
でゆるゆると進みます。
するとサドルバッグの螺子が1本落ちてしまった。
路地の自転車屋さんのおじさんに
お願いしたら適応なボルト&ナットを
付けてくれました。(むろん無料でね。)
おじさんとは言っても年齢は84歳!!
なのにすごく元気で若々しい!! 浜松から来ましたって
言うと、なんと若い頃に浜松基地にいたそうです。
しかも戦前、戦中の話よ。三方原で訓練を受けて、
浜松基地で飛龍という爆撃機に乗っていたそうです。
当時の戦闘機は浜松基地には飛燕が配備されてたとか。
そのあと、福井の芦原の基地に配属になったら
戦時中なのに毎日温泉に入って「これでいいのか?」
って感じだったそうです。最期は熊本の方の基地で
終戦だったようで、悲惨なイメージは無いけど
ドラマティックな戦争人生だなあって思ったなあ......
戦中に亡くなった父親の時代の自転車屋の
屋号は「一心」だったそうですが、それでは
自分の人生にあってないので、戦後に建て直した
時に看板はただの自転車店にしたそうです。
必要以上に儲ける必要は無い。食べていければ。
それでも昔はスポークを組む事からの納車作業
だった自転車屋も今ではアッセンブリーで配達
されてくるだけ。儲けなんて無いよね......って
言葉も重いです。ある意味、行きつけの
カンモーさんなんかは組立の残る自転車屋だなあ。
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