加子母の明治座
SWはスターウォーズではなく
シルバーウィークなんだそうだ。
そんな9月の連休は高速が
渋滞必至だ。だから山籠もり
モードになって立山入りです。
もちろん遠江から越中への移動は
R257とR41を使ったが渋滞もなく
スムーズに走る事ができました。
岐阜は中津川市に編入した
旧加子母村に立ち寄ってみました。
加子母にはこの
農村舞台の明治座が
残っています。もちろん
芝居小屋として現役
バリバリなんです。
岐阜は地芝居が盛んで
かつては60棟以上の
農村舞台が存在していました。
現在、東濃地方には27ヶ所の
地歌舞伎小屋の保存会があり
中津川市には6つの保存会と
1つの同好会があるんですって。
中津川の舞台も蛭子座、常磐座、
明治座、福崎公園野外ステージ、
福岡ふれあい文化センターがあります。
明治27年に建てられた
明治座は廻り舞台、
スッポン、両花道を
備えた立派な劇場だ。
巨大な梁は8間(14.4m)もあり客席に
支柱を入れなくてもOKなんです。
だからどこからでも舞台が見やすいの!!
当時の女衆が寄付した
「娘引き幕」は屋号や
名前が染め抜かれています。
けっこう派手ですね。
舞台にあがって説明を伺いました。
翌日からシルバーウィークの
公演が始まります。そのため
市役所からの見学があり一緒に
詳しい説明を聞く事ができました。
舞台の下に入ってみると
そこは奈落と呼ばれます。
なんと盆の直径5.5mの
皿廻し式の廻り舞台が
しっかり稼働できる状態になっています。
奈落から本花道の
途中まで繋がっている
スッポンと呼ばれる
切り穴があります。
舞台から3対7の位置
(七三)に配置され、
役者さんはここで
見得を切ったり
短い演技をするんだって。
中二階にある楽屋は
落書きでいっぱいだ。
過去に公演した役者さんの
落とし書きなのです。
雰囲気のある楽屋です。
へのへのもへじ
まであるじゃーん。
へのへのー。これじゃ
マジに落書きだね。
もちろん色付きの
こんな絵もあるんです。
しかも達筆だよね。
じゃないとなかなか
落書きもかけないもんね。
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コメント
ん~和柄って素晴らしいね。
色も渋いし。
投稿: くまちゃん | 2009年10月 5日 (月) 16時11分
和柄ってのは和風な柄って事?
なんかTシャツみたい...(爆)
もしかして昔良く言ってた
唐草模様も和柄なのかなあ。
投稿: きぐへのへの | 2009年10月 5日 (月) 23時37分
唐草も和柄の一つだね。
まぁでもあれなんかは比較的新しい部類なのかもしれないとか思うけど。
欧州な柄にも似たようなのがあるからね。
投稿: くまちゃん | 2009年10月 6日 (火) 08時59分