羽田祭の手筒炸裂
浜松オートから新居町の図書館で
ちょっと寄り道。新居町で有名な
たい焼きを食べてみます。
なんと薄い皮でこしあんなんです。
ちょっとへんな感じのたい焼きだな。
その後、豊橋のモンタニアに
夕方に行ってみたら松葉公園
から手筒花火がどっかん
どっかん鳴り響いています。
豊橋まつりかな? と思ったら
羽田祭の手筒花火でした。
羽田八幡宮の奉納手筒花火で
10月3日に八幡宮で行い
4日に松葉公園で行ったのかな。
新居の手筒花火とはまた違う
雰囲気なんです。
三河と遠江の両国で知られる
手筒花火だが三河はやはり豊橋市、
遠江は新居町の手筒が知られます。
でも旧国で言うと浜名湖の西側は
静岡県でも実は三河国なんだよね。
ともあれその大きな違いは
ハネです。豊橋系手筒では
このハネが醍醐味なんです。
火柱の噴射の最後に
底の部分を爆発させるのです。
写真では右の人がハネてますね。
けっこう大きい音なんですよ。
徳川の地元という三河の伝統
的な祭ですが、本来は大筒などの
戦国時代の火器技術の伝承という
意味があると思います。その点、
この火柱とハネは火薬の反応速度論
のノウハウが必要な訳ですね。
じゃあ、新居町の手筒は
ハネが無いからつまらないのか?
という訳ではないですね.....
ハネが無いので、場所を固定
する必要がなく、あっちこっち歩きまわるのです。
▲ 写真は豊橋の手筒花火です。(09年10月)
つまり新居町の手筒の火花の
ポイントは舞であり消えるまでの
時間も長いので、また違った
手筒花火の世界なんです。
▲ 写真は新居の手筒花火です。(08年7月)
豊橋の手筒花火はハネの
要素があるため緊張感が
さらに大きく、軍事的要素
もあるのでしょうね。放揚者は
整列してその場をあまり動き
ませんから、まるで
「整列、構え、打てっ!!」
という射撃訓練のようなテンポ
で進められます。着火して
しゃわわー、ドカーンっ!! という
感じなのです。マジの射撃ですにゃ。
大物花火もあれば小さい
羊羹花火もあります。
固定の台物花火(大筒)の前に
小型の羊羹花火(乱玉)の大量
噴射が行われました。
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