丹生川上神社でお屠蘇を頂く
熊野三山奥宮の玉置神社から
R168を熊野川沿いに北上し
大塔から天川へ県道53で
シフトしてR309を走ります。
しかし、R168も立派な道路を造ったなあ。
昔はけっこう時間かかったのにね。とは言え、
渋滞1000円高速と違って土日でもガラガラです。
そして、到着したのは
丹生川上神社下社です。
小さい神社ですが、官幣大社の
二十二社のひとつなんですよ。
主祭神はクラオカミの神で水の神であります。
この地は奈良の水源であり、京都では鞍馬の
貴船神社(二十二社)が同じ神様を祀っています。
本来、官幣大社は氏子はいません。神祀官が
奉幣するのが官幣社であり、国司が奉幣するのが
国幣社です。ただ、のちに丹生大明神として地元の民が
お祀りをするようにもなったとのことです。
丹生川上神社は上社、中社、下社が
存在しますが、諏訪大社のような
関係ではなく、全く独立しており
本当は何処が二十二社だったのか
激しく論議されていたようです。
今はタブーとなっているそうなので詳細は
オフレコですが色々と神職さんにお話を伺いました。
帰りに屠蘇をいただきました。実は「おとそ」って
正月に飲む御神酒(日本酒)だと思っていたのですが
漢方的な生薬を日本酒やみりんで一晩、
溶かし出したのがお屠蘇なんだね。しかも、
その生薬は屠蘇散と呼ばれ、臭いが龍角散のような
臭いがするの。山椒、防風、白じゅつ、桔梗、蜜柑皮、
肉桂皮などを調合してあるようだ。屠蘇袋に入れて
抽出するが、今はティーバック風だったよ。
お屠蘇で1年、健康に過ごせますように!!
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