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2010年4月21日 (水)

飯田のサクラ、ツツジにカタクリ

Iida401 松本インターから
飯田インターまで
さくさくと南下し
下道にシフトします。
するとインターから
山に咲き誇る桜ゾーンが
目に入ったので桜を
目標に進んでみました。

Iida402 ここは佐倉神社の
公園でした。
笠松山登山口の神社で
桜の本数もかなりの
量で花見にはばっちり
ベストだね!!  しかも
ツツジも満開になってて
紫と白の二層の風景は
なかなかスバラシイですわ。

Iida403 佐倉神社には
佐倉宗吾郎氏が
祀られています。
これは下総'(千葉)の
佐倉の偉人さんです。
重税で苦しいのを寛永寺で
将軍に直訴した人物だ。
消費税ではなく年貢だろうけどね。
民主党さんは増税するのけ?

Iida404 公園のてっぺんの
本殿からは桜越しに
南アルプスもばっちりね。
ここで出会った
オバチャンたちが
林道の奥にカタクリの
自生地があるから
行ってみたらいいよって!!

Iida405 という訳でカタクリの里
へジム吉でむかいます。
途中、乗馬のお馬さん
たちに遭遇。ジム吉で
煽りながらカタクリの里へ!!

Iida407 カタクリがわんさか
咲いていますぞ!!
片栗粉は本来、カタクリの
鱗茎からとった澱粉だが
市販品はジャガイモから
精製したものだす。

Iida406 恥ずかしそうに
うつむいて
咲いてるカタクリ
もグッドですね。
くるりんとした
花びらがかわいいの。
カタクリの自生地も
少なくなってしまったようです。

Iida408 カタクリの里から
標高を下げると
リンゴ畑が広がる
広域農道へ出ます。
天抜大明神の小さい
神社があったので
少し寄り道ね。
ここの桜もなかなか
どっしりしています。

Iida409 さらに貧乏神神社の看板が
あったので寄ってみました。
到着して思い出したけど
ここってテレビでも紹介していた
変なオヤジの貧乏神を棒で
叩く神社じゃーん。
しかし、話しを聞くとなかなか
本質を突いた内容で、
御札なんかで儲けさせて
もらうのも変に誤魔化さないし、
しっかりしてるなあっておもったな。
基本、神様に単純に「できますよーに」と
「に」のお願いするのでなく
私は「こうしたい、こうなりたいゾ」と
「ゾ」という意識を持つ事が大事とする考えだ。
そう気持ちを前向きに持つという事が
運気を好転させるポイントという感じだね。

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2010年4月20日 (火)

松本城ガンフロンティア

Matumotojo01 4月11日は夜半から朝まで
雨なれど回復してきたので
松本城の桜を愛でてきました。
桜は満開直前ですごく綺麗
でしたわ。もう遠州では終わり
でも信州はベストタイムにゃ。
ほとんど散ってないレベルで
蕾も混じっていましたけど!!
ゆったりと白鳥が食事中だべ。

Matumotojo02 姫路城、彦根城、
犬山城とならぶ
国宝四城の松本城。
松本城には良く来ても
天守閣の中に入るのは
初めてです。古くは
深志城と呼ばれましたが
黒色の美しさから
通称、烏城とも言われます。

Matumotojo03 びっくりしたのは
展示物で鉄砲が
多いのですよ!!
大筒から十手型の
指火銃まであるの。
20丁くらいはあるのかな?
いざとなれば今すぐにでも、お城で
攻防戦もできたりして!!

Matumotojo05 拳銃もリボルバーで、
ピン打ち式銃と
いうのがありました。
薬莢(ピンファイヤー式
メタルカートリッジ)に
火薬と雷管を装填して撃鉄で
ピンを介して打つフランスものだ。

Matumotojo06 さらに雷管式の
コルトのポリス(M1862)、
ネイビー(M1851)、
ネイビー(M1861)まで
展示されているゾ。
ネイビーは南北戦争で
多く使われたシングル
アクションの名機じゃんか!!
そりゃもう、ドラグーン系は
松本零士がガンフロンティアしちゃうゾ!!

Matumotojo07 しかし、これは
まるで榴弾砲か
グレネードじゃん!!
気分はRPGじゃぁ!!
こんな兵器まであったとは知らなんだ。

Matumotojo08 さらにロケットまで....
恐るべし幕府軍!!
龍馬ブームじゃ
ないけど、黒船も
怖くないきにぃ!!

Matumotojo09 天守閣までは急な
細い階段を登るため
けっこうな渋滞です。
天守六階の最頂部の
梁には二十六夜社が
勧請されていました。
月齢26夜の美しき
女神さまが、今でも
松本城を守っている訳だ!!

Matumotojo13 松本市立博物館も
なかなか楽しめました。
押絵雛がいいね。
地元のおじちゃんも
この下駄スケートは
私らも使ったもんだと
懐かしんでいました。

Matumotojo12_2 大正2年製の消防用
蒸気ポンプもありました。
こんなレトロなものから
民俗学的なものが
多く展示されています。

Matumotojo11 お掘りの桜も
満開だね。

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2010年4月18日 (日)

7年ぶりの御柱祭

Onbasiran 今年は7年周期というより申・虎の年に
実施する御柱祭の年です。
前回から7年も経っているのだなあ。
千曲市の諏訪神社では建御柱で
死者が出ました。諏訪神社は
北条氏によって多く勧定しており、
諏訪神社の総本社の諏訪大社に
あわせて各地で御柱祭は執り行わて
いますからね....御柱は基本、7年周期の
式年造営であって、伊勢の20年周期の
遷宮と同じ意味らしいのです。
今回は下社の山出しを見学にいきました。

詳細はフォトアルバムをどうぞ!!
「下社御柱祭山出し」
http://backcountry.cocolog-nifty.com/photos/onbashira/index.html

Norikura01 日曜日は雨もあり予定の
白馬入りは中止。
せかっくなので乗鞍高原へ
状況確認へ行ってきました。

Norikura02 もうスキー場下部は
雪は無く三本滝周辺
のゲレンデ(写真)は
ザラメ&アイスバーン
になっていました。

Norikura03 乗鞍高原のスキー場は
終了しており、5月までは
除雪のためスキーバスも
動いていません。乗鞍高原の
観光センター駐車場では
キャンピングカーがぽつんと
ある程度でした。メーテル付きの
鉄ちゃん系キャンパーだなあ。

Norikura05 松本電鉄の新島々駅で
アルピコに乗鞍の春山バスの
運行について聞いてみました。
まあ、帰りの終バスがPM3時
なんで天気が良いならテントを
持って入るのもいいかもな。
位ヶ原山荘泊もいいけどね。

■ 乗鞍高原~位ヶ原山荘
     5/1(予定)~6/30
     観光センターから位ヶ原まで
     片道1200円 (往復2400円)

【往路】
    新島々バスターミナル 7:12 / - / 12:50
    観光センター前(発) 8:05 / 10:45 / 13:45
    三本滝 8:20 / 11:00 / 14:00
    位ヶ原山荘  8:44 / 11:24 / 14:24

【復路】
    位ヶ原山荘 8:57 / 12:36 / 14:56
    三本滝 9:21 / 13:00 / 15:20
    観光センター前(着) 9:37 / 13:16 / 15:36
    新島々バスターミナル 11:07 / 14:57 / 16:27

Norikura04 R158を松本に戻る途中に
枝垂れ桜が見事なお寺を発見。
ちょっと寄ってみました。
浄土真宗の安養寺でした。

Norikura06 松本城へ向かう途中、
松本駅の高架で
特急スーパーあずさの
E351系にも出会えたよーん。

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2010年4月17日 (土)

吉野山から高野山へ

Koyasan401 吉野山から下山して五條の
ファミレスで食事してから
高野山へシフトしました。
高野山の門前町は桜は
咲いていないね.....
夜は氷点下で氷もはったくらいだ。

Koyasan402 朝はのんびりしてから
久しぶりの金剛峯寺へ
まず入ってみます。
天気が良くなって
気持ちいいのです!!

Koyasan403 奥の院で四国八十八ヶ所と
西国三十三所の結願も
遅れましたが、空海さんへ
報告です。八十八ヶ所は
もう朱印を頂いていたので
ご確認をしていただき、
西国分の御朱印だけ
追加で頂きました。
巡礼、されど巡礼だにゃ。
写真は奥の院参道の
上杉謙信のお堂です。
有名な武将のお墓も多い中、
上杉謙信は立派なお堂ですゾ。

Koyasan404 高野山でもお気に入りの
女人堂にも寄ってみました。
世界遺産の高野山の
タクシーはエコイメージ重視
なんですね。プリウスの
急加速でテンポ良くまわれる?

Koyasan405 お坊さんには厳しい評価で
あった奈良の「せんとくん」
ですが、和歌山県の高野山では
「こうやくん」ががんばっています。
私もデザイン的にも「こうやくん」
の方が好きだなあ。
高野山開創1200年記念大法会の
イメージキャラクターになります。

Koyasan406 私も若い頃はツーリングの
通過ポイントであった高野山。
今もオフローダーから
レプリカレーサーまで高野山は
ライダーにも愛されていますにゃ。

Koyasan407 寒山 「山ヘイコカ  川へイコカ」
拾得 「空へイコヨ」
唐の天台山国清寺の二人の
風狂な僧の言葉かあ.....
禅的だが私も破戒より風狂に
生きたいねえ。遊べる時に遊んじゃえ!!

Koyasan408 高野山から麓の紀ノ川
沿いの九度山では
桜は満開だね。
真田幸村が閑居した地だにゃ。

PS.

Koyasan410 プリマハムの伊賀工場
に展示されているのは
プリマウィンナー号だ!!
もう現役ではないようだね。

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吉野山の白山桜

Yosinozakura02 15時を過ぎて吉野山に到着だが
まだ満開ではないので夕方なら
そんなに混雑はしてないね。
下千本から中千本は19時まで
歩行者天国で、下千本駐車場
までの交通規制は17:00からは
下山専用となってしまいます。
タイミングはベストだったかにゃあ
写真は下千本の七曲りを見下ろします。

Yosinozakura03 下千本は7から8分咲きくらい。
サクラの花でバースト気味でも
ないがさすがは吉野山ですね。
鶯色でウグイスが桜の蜜を
ついばみに来たかと撮影したけど
良くみるとヒヨドリかもにゃ。

Yosinozakura06 金峯山寺周辺も混雑は
していませんね。桜の
季節は極力吉野山には
近づかないようにして
いたので桜の吉野散策は
実ははじめてかなあ。
東南院の多宝塔と枝垂れ桜。
東南院は巽方向の要となる
配置を意味するようです。

Yosinozakura07 中部地域では木曽
御岳の日野百草丸が
知られますが、それも
基礎となるのは大峰の
陀羅尼助丸です。
役行者御用達な修験道の
おなかの薬だが基本は
ゲンノショウコなどの生薬
つまり漢方薬って事でしょう。
でもガマがあるとガマの油売り
みたいで怪しいじゃんね。

Yosinozakura08 中千本は蕾が多くなるが
なんとか中千本山頂(435m)の
火之見櫓は綺麗な桜だ。
上千本はまだほとんど開花
してなくて、さらに奥千本は
全く開花していませんからね。

Yosinozakura09 吉野山の桜は3万本の
シロヤマザクラで、
挿し木の園芸種である
ソメイヨシノではないです。
下千本、中千本、上千本、
奥千本で4千本と思っても
実際には3万本だの5万本
だの、その本数は
桁が一つ違いますにゃ。

Yosinozakura10 日没までは中千本
あたりを散策して
七曲りの夜桜の
ライトアップも見てみた。
そんなに派手な
ライトアップでは
ないのだけど、
これはこれで良い
感じになっていますね。

Yosinozakura11 最初の写真とだいたい
同じアングルの下千本
七曲りの夜桜の
風景です。これで20秒の
長時間露光になります。

Yosinozakura12 夜になり規制解除になり
ましたので奥千本の
金峯神社までジム吉で
入り真っ暗闇の西行庵
ハイクを実施です。
片道1.7kmの山道ですが
ダイビング用のライトは完璧!!
どんなに明るいヘッドライトも
ヨワヨワなのを実感できます。

Yosinozakura13 もちろん、知っている
道なので谷側が急斜面
であっても安心なんですが
初めてのルートでは
注意して下さいませ。
でも、修験道の方でしょうね。
東屋に三角テントでビバーク
してる方もいましたよ。

Yosinozakura15 夜の近鉄吉野駅。
最盛期ではケーブル
でアクセスする
のも良いかもね。

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奈良の桜の四月かな

Mihotoke01 四月第一週の週末に桜を
愛でに甥っこと吉野山方面へ
向かいました。名阪国道から
宇陀室生をショートカットで移動中、
山中の下笠間集落に美仏桜って
看板があったので寄ってみました。
閑散とした山奥の集落ですが
なかなかしっかりした家屋がいいね。

Mihotoke02 美仏桜(みほとけざくら)
樹齢600年の桜です。
安土山の麓で、集落の
田んぼの上のある墓地の
石仏や墓石と一緒にある桜の古木でした。
見た目は薄墨桜(1500年)で知られる
エドヒガンザクラに似てる感じだなあ。

Mihotoke03 どっしりと自立していて
へんに観光地化して
いないので、すごく
まったりできるのですよね。
軽トラ幅の厳しい路地で
駐車場スパースも無いので
メイン道路から歩いて上がって、
ちょうどお昼でしたので
お弁当タイムにしました。
甥っこがオッカサンにつくって
もらってきたボリューミーなお弁当だよ。

Hatsuse01 大混雑の長谷寺の近く
にある大和川の初瀬ダム
も桜が満開でした。
奈良盆地の標高であれば
四月頭でも満開なんですが
少し標高があがると
やはりまだ蕾なんですけどね。
ともあれ桜吹雪になる
前の状態であります!!

Hatsuse02 ダムサイトの桜は
やはりソメイヨシノ
なんかが多いのかしらね。
天気良いので
ブルーな空の色に
浮き上がる桜の花だね。

Katarai01 桜井市の東に鎮座する
多武峰の談山神社です。
中大兄皇子、藤原鎌足の
大化の改新つまり蘇我入鹿
へのクーデーターの相談
をした山(多武峰)にある神社だ。
桜はまだ3分咲きだったかなあ。
現在はベストかもしれないですね。

Katarai02 相談した談い山(566m)と、
鎌足の古墳のある
御破裂山(607m)に
往復1km程度のハイキング
もしてみたよ。鎌足の神社の
後ろの展望地に普通の
藤原家の墓まであったけどね。
大和三山がなんとか見えるけど
思ったほど展望はありません。

Katarai03 ここには総社本殿もあり、
日本で初の総社なんだって。
また東殿は恋神社として
知られます。蹴鞠でも
知られる神社みたいだね。

Katarai04 参道のお土産屋で
とち餅とよもぎ餅の
焼き餅を売ってました。
けっこうあんこが
ずっしり美味しかったにゃ。

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2010年4月13日 (火)

新潟村上の人形巡り

Murakami06 新潟の村上駅で
町家の人形さま巡り
のマップをゲット。
早朝で町屋の雛人形の
展示はなかなかみれませんが、
天気も良くなったのでチャリンコで
市内を散策してみる事にした。

Murakami05 村上市と言えば
朝日スーパー林道の
玄関口でもあります。
私は南側は小国から
入った事しかないけどね。
でも三面川の鮭を
軒に吊るした塩引鮭が
この時期でもまだ
ちょこっと残っていましたね。

Murakami04 観音寺は日本最後(明治36年)
の即身仏である仏海上人が
安置されている真言宗のお寺です。
ここも早朝のため即身仏に
ご対面する事はできませんでした。
また、振袖地蔵の伝説があります。
恐山へ行く途中の坊さんが当地で
仮眠してると火車に遭遇したのです。
地獄の火車に乗っていたのは若い娘で
病で亡くなったが親が悪ドイ商売のために、
かわりに地獄の責めにあうのだと言う。親に改心して
もらうように坊さんに頼む娘。
証拠に自分の着物の裾を破いて渡したのです。
馬鹿親は裾を見てやっと改心したそうです。

Murakami02 城山である臥牛山の
頂上の方が展望は
良いのですが、時間も
無かったので羽黒神社
から町を一望してみました。
西奈彌羽黒神社とも
呼ばれるようですが
出羽三山から分祀された
神社だそうです。

Murakami03 藤基神社は藩主の
内藤信成を祀ります。
羽黒神社も藤基神社
も良い雰囲気なのは
雪除けがビニールシート
などではなく、葦を編んで
造ってあるのですよね。
手間はかかるけど
風情があります。
残したい風景だと思うにゃ。

Murakami01 市役所裏の市場通りでは
定期朝市の六斎市が
開催されていました。
のーんびり海産物や
野菜に雑貨など...
ハタハタもあったので食べちゃった!!

Murakami07 村上市郷土資料館は
通称おしゃぎり会館。
市街地の町屋より、
はやい時間に開館する
ので、郷土資料館の
展示を見学する事にしました。
もちろん展示の雛人形の
数も多いです。年代や
様々な年代や種類の雛人形や
武者人形が展示されています。

Murakami10 郷土資料館に隣接する
若林家住宅は武家屋敷です。
移設もしていないので
庭園も楽しめます。
ここにも塩引鮭が
ぶら下がっていますね。
三面川の鮭を寒風干し
にしたものだけど美味しい
らしいゾ。基本は凛々しい
顔の雄鮭を塩漬けにします。
塩抜きをしたのち寒風で
乾燥する手順となるのだそうな。

Murakami09 案内係ガイドの二人が
囲炉裏でお茶を入れて
くれました。朝一番の
お客さんでしたので
けっこうゆっくり話しを
伺えましたね。感謝。
ちなみに市内には
お茶屋さんが多いのです。
聞くと村上はお茶の生産地
の北限なんだそうですね。

Murakami11 歴史文化館には
日本各地の人形が
展示されていました。
写真は山姥人形は
足柄山の金太郎が
山姥に育てられた話しを
人形化したものです。
授乳で丸出しな人形で
ちょっとユーモラスですね。
土地によっては隠れキリシタンの
マリア像のかわりにもなったようです。

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2010年4月 9日 (金)

爆風、おくりびとの国

Sakata01 出羽三山から「おくりびと」の
ロケ地でもある酒田、鶴岡へ!!
しかし天候は荒れてきて
強風で横殴りの雪は地吹雪
的な様相となってきていました。
風力発電もギュンギュンに
回ります。2005年年末に
発生した特急「いなほ」の
JR羽越本線脱線転覆事故を
思い出してしまいますわ。

Sakata02 酒田山居倉庫に到着です。
もう夕方で酒田も雛人形も
展示されていました。
フォークリフトが似合う風景ね。
ロケ地マップが無いかと
観光案内を探すが少なかった
ので酒田駅に移動してみた。

Sakata03 酒田駅の観光案内も少なく、
チェロを弾いた椅子が遊佐の
月光川の土手だとわかった程度。
しょうがないから特急「いなほ」でも
撮影しようと思ったら、上り、下りも
30分遅れがは40分遅れに延長していた。
「2時間も待ってるのにそんなに来ないなら
バスで移動できたじゃないか!!」と
噛みつくおばちゃんも....
脱線転覆事故の再発は避けたいJRに
すればこの強風対応は仕方ない事だろう。

Sakata04 脱線転覆警戒がすごい
JR東日本だったので
在来線の普通車両を
ちょっと撮影してみました。
キハ110系の陸羽東線の気動車です。
奥の細道のマークが東北魂だね。

Sakata05 こちらは気動車でなく
クハ701系電車です。
羽越本線を走り、
秋田地区は赤い
ラインとなっています。

Sakata08 暴風雪の中、闇雲に
遊佐へ移動してみました。
月光川の土手に
到着するも何処に
椅子があるのか
真っ暗だし、土手の
道も細くてわかりません。
この時間だと駅の情報しか
入手しにくいので、急ぎ
遊佐駅へ移動してみました。
ロケ地マップがあったよーん!!

Sakata09 防風雪の月光川に到着。
明かりもない夜の月光川
の土手には本木雅弘が
チェロをを弾くシーンの椅子だね。
地吹雪のチェリストっ!?

Sakata06 さて、急いで帰路につかないと
いけません。今日中に新潟県
までは入りたいという事で
鶴岡から村田までR7とR345の
羽越本線に並走した羽州浜街道を
走ります。強風のため波が
ジムニーを真っ白潮ダラケにします。
すると線路から3灯の列車が前から....
特急だろっ!!
しかし、特急なのにしっかりヘッドマークも
読めるし静止してるようにスローな世界.....
そうです、ものすごい低速走行しているのです。
Uターンして撮影のため追いかけるが
相手は30km/Hの特急だっ!!
60km/Hで走っても追い抜けます。
ただ夜なので照明のある五十川駅まで
戻って特急「いなほ」を撮影しました。
485系電車の3000番台の新しいタイプです。

Sakata07 とはいえ、30km/Hでも夜
撮影ではブレが厳しいですね。
村上駅で入ってきた特急
「いなほ」を撮影しました。
新潟から村上は海岸沿いを
走らないので安定して走行
できるようですが、もうダイヤは
メチャクチャですからね。
こちらは485系電車の1000番台です。

Sakata10 翌日は晴天の村上駅です。
もうラッセルする必要はない
けど、駅用のラッセル車が
配置されていますね。
30-453って車体番号があります。

Sakata11 早朝の特急「いなほ」が
入ってきました。
1000番台の485系ですね。
この日は昼前にSLが
運行するのですが、さすがに
昼まで村上にいると帰着が
遅くなるもんで待ちませんでしたけどね。

Sakata13 普通列車のクハ115系
電車も入ってきたね。

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2010年4月 7日 (水)

月山修験道の歴史

Gassan01 すっかり初夏のような暑さ
ですが、3月の連休の山形
レポの続きなど...
山寺から月山へシフト
すると標高も上がり小雨
から雪になってきました。
月山へのR112旧道は除雪も
されていないけど月山湖の南にある朝日連峰の
登山基地となる大井沢の集落へ寄ってみたよ。

Gassan02 大井沢を流れる川は
最上川であり源頭が
朝日岳になっている訳だね。
朝日岳から融けて流れ出た
大量な水は激しく濁りながら
月山湖へ吸い込まれていきます。

Gassan04 大井沢には湯殿山神社が
あります。噴湯塔のある
湯殿山神社との関係は
明治の神仏分離のドタバタで
混乱します。本来は出羽三山は
修験道の神仏集合の世界なのです。
湯殿山別当真言四ヶ寺が
瀧水寺、注連寺、本道寺、大日寺
であり、現在の大日寺は
湯殿神社として残るのみです。

Gassan06 大日坊瀧水寺で聞く事が
できました。湯殿山は明治の
神仏分離で羽黒、月山が神社化
しましたが住職が拒否したので
湯殿山だけは湯殿神社と大日坊に
別れて維持した。もともとは女人禁制時
の女人堂的な寺だったようです。
保管状態が一番良いという即身仏(ミイラ)の
真如海上人が安置されています。
明治以前は三体あったのですが、
廃仏毀釈で二体は焼き討ちで焼失しています。

Gassan05 本来、出羽三山は現在の
月山、湯殿山、羽黒山では
なかったのです。明治以前は
月山、鳥海山、葉山でした。
鳥海山が除け者にされたのは
鳥海山が天台系修験で、月山が
真言系修験だったためのようです。
しかも、湯殿山、羽黒山の両真言系
が月山と三山と名乗り、しかも神社も
出羽三山神社とし三社を合祀したのです。

Gassan07 今回、久しぶりに羽黒神社に
再来し朱印をいただきました。
基本、羽黒山の神社が全てを
管理しています。夏の短期間
だけ月山山頂と湯殿山の噴湯塔
に出張御社を運営する訳です。

Gassan08 もちろん、昔の寺院の
名残も羽黒山にはあります。
宿坊も多く残るのはもちろん
麓には国宝の五重ノ塔が
雪の杉林に静かに立っています。
冬の五重ノ塔は良い雰囲気だわ。

Gassan10_2 ちなみに葉山は月山(1984m)の
東方にある葉山(1462m)です。
現在は頂上に御社が残るだけ
のようで、これは普通知られていません。

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