新潟村上の人形巡り
新潟の村上駅で
町家の人形さま巡り
のマップをゲット。
早朝で町屋の雛人形の
展示はなかなかみれませんが、
天気も良くなったのでチャリンコで
市内を散策してみる事にした。
村上市と言えば
朝日スーパー林道の
玄関口でもあります。
私は南側は小国から
入った事しかないけどね。
でも三面川の鮭を
軒に吊るした塩引鮭が
この時期でもまだ
ちょこっと残っていましたね。
観音寺は日本最後(明治36年)
の即身仏である仏海上人が
安置されている真言宗のお寺です。
ここも早朝のため即身仏に
ご対面する事はできませんでした。
また、振袖地蔵の伝説があります。
恐山へ行く途中の坊さんが当地で
仮眠してると火車に遭遇したのです。
地獄の火車に乗っていたのは若い娘で
病で亡くなったが親が悪ドイ商売のために、
かわりに地獄の責めにあうのだと言う。親に改心して
もらうように坊さんに頼む娘。
証拠に自分の着物の裾を破いて渡したのです。
馬鹿親は裾を見てやっと改心したそうです。
城山である臥牛山の
頂上の方が展望は
良いのですが、時間も
無かったので羽黒神社
から町を一望してみました。
西奈彌羽黒神社とも
呼ばれるようですが
出羽三山から分祀された
神社だそうです。
藤基神社は藩主の
内藤信成を祀ります。
羽黒神社も藤基神社
も良い雰囲気なのは
雪除けがビニールシート
などではなく、葦を編んで
造ってあるのですよね。
手間はかかるけど
風情があります。
残したい風景だと思うにゃ。
市役所裏の市場通りでは
定期朝市の六斎市が
開催されていました。
のーんびり海産物や
野菜に雑貨など...
ハタハタもあったので食べちゃった!!
村上市郷土資料館は
通称おしゃぎり会館。
市街地の町屋より、
はやい時間に開館する
ので、郷土資料館の
展示を見学する事にしました。
もちろん展示の雛人形の
数も多いです。年代や
様々な年代や種類の雛人形や
武者人形が展示されています。
郷土資料館に隣接する
若林家住宅は武家屋敷です。
移設もしていないので
庭園も楽しめます。
ここにも塩引鮭が
ぶら下がっていますね。
三面川の鮭を寒風干し
にしたものだけど美味しい
らしいゾ。基本は凛々しい
顔の雄鮭を塩漬けにします。
塩抜きをしたのち寒風で
乾燥する手順となるのだそうな。
案内係ガイドの二人が
囲炉裏でお茶を入れて
くれました。朝一番の
お客さんでしたので
けっこうゆっくり話しを
伺えましたね。感謝。
ちなみに市内には
お茶屋さんが多いのです。
聞くと村上はお茶の生産地
の北限なんだそうですね。
歴史文化館には
日本各地の人形が
展示されていました。
写真は山姥人形は
足柄山の金太郎が
山姥に育てられた話しを
人形化したものです。
授乳で丸出しな人形で
ちょっとユーモラスですね。
土地によっては隠れキリシタンの
マリア像のかわりにもなったようです。
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