こんぴらふねふね
11月末の秋、
紅葉の金比羅宮。
江戸時代の旅は
参詣だけは可能だった
訳で、その三大詣では
伊勢参りと京六参り
(東西本願寺詣で)
そして金比羅参りです。
象頭山の竜神さんには
参ったことはあるのだが
本社にはまだ参った
ことがないんだよね。
時間がかかるので
入山するタイミングが
なかなかあわなかったの。
お昼に麓に到着したら
ちょうどいい感じかしらね。
銀杏の木の下に
奉幣な表示が
されていました。
明治政府の神仏分離で
寺院は収入が無くなったが、
神社は戦後の政教分離と
されてもしっかり国家予算に
組み込まれているってのが
なかなかブラックマジックではあります。
神社本庁、宮内庁はわかるけど
天皇陛下ってのはポケットマネー?
こんぴらふねふね
おいてにほかけて
しゅらしゅしゅ.....
金比羅大権現は神仏分離以降は
大物主神を主祭神とされて
本宮に祀られています。
本地仏は十一面観音
で観音堂に残るらしいが
脇侍仏のお不動さんと
毘沙門さんは現在は
岡山の西大寺に勧請
されているようです。
こんぴらさんは海上交通
の守り神として有名です。
航海の安全を祈願した
絵馬がたくさんある
絵馬殿が独特です。
アルミ缶のリサイクルで造られたソーラー船の
モルツマーメイド号が展示されています。
単独太平洋横断の堀江氏のヨットだ。
なぜか宇宙の航海も
ここで祈願されていたのね。
ソユーズで日本人初の
宇宙へ行った人間であるのに、
もっともはずかしいアナウンスを
した秋山氏です。TBSの失態
とも思われるが、今の政治家や
総理大臣もこんなコメントしか
できなくなっているは、
現代の日本の流れなのだろうか。
嘆かわしい限りです。
三菱様の日本郵船から
造船、エンジンメーカー
などの船舶艦艇の
絵馬がたっぷりだ。
漁船だけでなく駆逐艦から
潜水艦まであるぞ!!
さらに本堂の右手から
階段を上がっていくと
奥社があります。
正式には厳魂神社で
宥盛を厳魂彦命として
おまつりしています。
竜神さんの龍王社まではまだ
20分ほど登らないといけませんが
今回はここまでね。龍王社は
境内社ですが、一応奥社までしか
掲示していません。
山登ラーか竜神信仰の信者さんしか
知らないとの神職さんの話でした。
これは神仏習合の時の
真言宗松尾寺の金堂
だった旭社です。二層
入母屋造りの重要文化財です。
本宮の下にあり静かに鎮座
していますが、どっしりとして
美しい建物ですね。
森の石松は本堂と間違ったそうです。
でも金堂って本来は本堂の事なんだけどさ。
神馬として二頭の馬がいました。
トウカイスタント号
(サラブレッド18歳)と
月琴号(道産子和種5歳)です。
写真の白馬が月琴ちゃんです。
下山したらもう夕方。
夕方から観音寺の
琴引回廊で温泉に長湯だ。
ゆっくりしてから松山の
お坊さん風Tポンと
夕食会だべ。塩ラーメンが
美味しい「りょう花」の
特塩ラーメンとつけ麺です!!
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