« スワップミートでスターリングエンジン | トップページ | メリクリ!! 推薦図書 »

2011年12月24日 (土)

飛燕の時代

Img_4838 かかみがはら航空宇宙科学博物館で
飛燕初飛行70周年を記念した
「飛燕の時代」特別展示を開催しています。
ちょっと覗いてきたけど、写真と
図面などをメインで、もともとここにあった
唯一残存する知覧に展示してある飛燕の
機体は借りてきてなかったようです。
Img_4829もってきてくれれば写真撮れたんだけどにゃ。
現在、オーストラリアの航空機レプリカ
製造会社が飛燕の復元を実施しています。

Img_4826 三式戦闘機(飛燕)は川崎航空機工業
岐阜工場で設計、製造され試験飛行は
当然、各務原飛行場で行われました。
零戦でもわかるように日本は空冷星型
エンジンが主流でしたが、飛燕はメッサーシュミットBf109E
に搭載していたダイムラーベンツ製DB601をカワサキで
ライセンス生産したハ40を搭載します。

Img_4832 水冷倒立V12気筒エンジンのハ40は
水冷エンジンで速度が速いため
メッサーシュミットに似たとがった
デザインだが、エンジンと機銃以外は
土井武夫氏の設計だ。陸軍機の飛燕は
高高度と高速度でB-29迎撃用で
知られます。B-29への特攻も有名です。
海軍機と違いうまく脱出すれば生還もできました。

Img_4822 三式戦闘機(キ61)はエンジン生産が
間に合わず300機が工場などに放置
された状態の写真などもありました。
まあ水冷は熟練工の減少と材料の
ニッケル欠乏がネックになってるのですが
エンジンを空冷(三菱製ハ112)で対応したのが
大戦最後の五式戦闘機(キ100)になります。
こちらは液冷部分とバラストが不要になり
エンジンとスリムボディに段差ができたが
330kgのダイエットは上昇力や運動性能があがった。
エンジンが空冷になりフォッケウルフぽくなってるけどね。
ちなみにFw190のエンジンはBMW801です。ビーマーさん
にはメッサーシュミットよりフォッケウルフがお似合いね。
現在、オーストラリアの航空機レプリカ製造会社が飛燕の
復元を実施しています。(写真はH2ロケットフェアリング)

Img_4852 帰りにお千代保稲荷に
寄ってきました。
おちょぼさんは相変わらず
賑やかな参道だったね。
もう日没になっちゃったけどさ。

Img_4849 なまず定食をいただきます。
うなぎと似た蒲焼と思ったが
大きな違いは開きで
背骨が残してあるので、
食べちらかしになる。骨も淡水魚で多いの。
また白身ではあるのですが身がウナギより
アイナメに近いです。タレの染み込みが少なめ。
泥臭さはしっかり泥抜きしてるのですが生臭さは
少し強めです。コイの洗いも酢味噌でついてました。
モロコと川海老の佃煮の方がいいかな。
今度は串カツとドテを食べたいにゃ。

|

« スワップミートでスターリングエンジン | トップページ | メリクリ!! 推薦図書 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。