HAGAN EAGLE OFFLIMITS 初滑走
かなりの寒気が暴れてますが
先週は岐阜の白鳥周辺に
入ったけどなんと前日は雨で
アイスバーンのスキーゲレンデでした。
大日岳(ダイナランド、高鷲)は混雑
しそうなのでファミリーゲレンデの
蛭ヶ野高原スキー場でテストランでした。
SALOMON TEN-EIGHTY FLYERで
革靴テストをしてみました。
重雪山用とはいえ、スキーはやはり厳しかった。
ベルト固定をゆるめたスキーブーツと同じで
板が外乱に弱くグラグラしてしまう。
滑るにはできないこともないが、
足首に力を入れてふらつきを押さえ込む
必要があるので、筋力消耗戦になってしまう。
もちろんケースによるが、滑降がほとんどない
クロカン的なウォーキングだけであれば
革靴の方が軽くてしなやかで楽ちんである。
シールを付けてスノーシューのような使用環境であれば
絶対的に革靴はアリです。しかし、登高して急斜面を
滑走するならその限りではないという感じだ。例えば
美ヶ原を雪山散策するなら革靴スキーの方が良いでしょう。
さて、本題の130cmのファットスキー
であるHAGAN EAGLE OFFLIMITSの
テストですが、こちらはもちろん
山スキーブーツで対応しました。
パウダーでなく、凍結ガリガリバーンは
ファットスキーの得意分野では
ないのですが、かなりクイックにターンが
可能で、しかも疲労感がなくスムーズでした。
これは左足の不自由な私向きかもしれません。
思ったよりスピードもでるし、カービングの挙動
ですので従来使用してた板で慣れていれば違和感
もありません。ただ、ビンディングが板の後ろの方に
ついている設定なのでアイスバーンだとケツが
流れやすい感じがあります。後端が短いので
エッジの抵抗が少ないからかな。
ゲレンデ脇のクラスト気味な不整地でも、
足を取られることなくターンがスムーズに
できました。これはファットなおかげで
先端が浮きやすいのもあるだろう。
サロモン少し細身のカービングで雪下に潜って
ひっかかってしまう傾向があったからだ。
まだ、様々な状況の滑走はしていないが
この新しい板をメインに使用していこうと思います。
クランポンは板が90mmサイズのため
現状の80mm用クランポンが装着
できませんでした。ジルブレッタの
輸入代理店のキャラバンに90mm用を
モンタニアに発注し入手しました。
写真上が
HAGAN EAGLE OFFLIMITS 130 /
SILVRETTA EASY GO 555 /
90mmクランポン
写真下が
SALOMON TEN-EIGHTY FLYER 151 /
SILVRETTA EASY GO 505 /
80mmクランポン
横から見ると明白ですが、歯のカタチが違いますね。
実は555用はPURE、500系と共用で
505用は古いモデルになります。
上から見ると取り付け方式が
異なります。555用(左)がクリップ式で
505用(右)のダイヤル式より操作が楽です。
また、カーボンロッドと板の間のクリアランスが
しっかり確保され踵が付く時にカーボンロッドが
若干曲がるようなことがなくなりました。
これは登高時にヒールアップ
した時に板面から出る
クランポンの歯の状態を写真にしてみました。
左から段差無し、1段アップ、2段アップ
になります。だいたい1段アップに歯の
角度が標準的になるような設計なんでしょね。
ジルブレッタの純正クランポンはカーボンロッドに
固定するため踵を上げて板を滑らせる時は
歯が雪面にあたりません。しかし、
テレマーク用で強いブンリンにある
板上面に固定するクランポンは
常時雪面に食い込んでいる状態です。
ひっかからないとは言え抵抗はあるので
私は山スキービンディングだし純正がいいかな。
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コメント
なんとも激しくマニアックな道具で滑ってますね。
クランポンが支点近くにあると、クライミングサポート上げた状態でもなんとか雪面に届くんですね。
その点NaxoとかDukeはダメでした。
ので、私は板固定を使ってます。
投稿: す | 2012年1月28日 (土) 10時45分
すさんのBLOGのG3みましたよ。
かっくいいなあ。
某八幡平の「ゆきむし」って感じ!!
Naxoは純正はダメなのかなあ?
届くような気はしますが微妙ですね...
でも板固定はシールを張らなくても
ワンタッチで登高できるって事が
メリットではないか? とか思ったり
もしたりして...どうなんでしょね。
今日はエンシュナダしてました。
BMWの2バルブ軍団をノンバルブCRMで
ちょっとミソッカス迎撃体制でした。
松本からHP2が軽トラスタッドレスで
参戦されてましたわ。
今からスキー場に行くべきか???
悩むにゃあ。
投稿: きぐりっぱ | 2012年1月28日 (土) 23時14分
Yahooブログの方は面倒になって全然更新しなくなってしまいました。(笑
Dukeが重くてG3を採用したものの、結局試しに廃スキー場のゲレンデを登ってみただけで、その後はテレマークばっかりになりました。
板固定のクトーは、さすがにそれだけじゃシールには代えられないけど、硬い雪のトラバースなんかで威力を発揮します。
バイクは・・・さすがに冬は乗りたくないです、、、
投稿: す | 2012年2月 8日 (水) 11時19分