RADEX RD-1706を配備
線量計の需要がサチってきたのか
値段がこなれてきた。
そろそろ買いだな....っということで
ハンディ線量計を入手しました。
モノはRADEX RD1706です。
ロシア製ですが中国製より信頼性が高く
日本製はバックグランドを文科省が
強制的にゲタをはかせているのでちょっとスカン。
と言うわけでチェルノブイリでつちかった
ロシアンなノウハウを堪能してみたって訳です。
感度が少し難があるガイガーミュラー
型ですが小型でもセンサーは2個配置され
感度をあげているモデルです。
半導体やシンチレーションより感度は
劣るのでしょうが、26秒で1サイクルで
0.05~999.9μSv/hの測定レンジは充分なスペック。
しっかり浜岡フルバーストした場合でも高い値を感知
できるのも頼もしいね。(高濃度の場合は1秒で
1サイクルに変化します。)繰り返し測定を継続し
4回分の平均を表示します。常時監視できるので
ガイガーカウンターだけどなかなかシッカリものさ!!
国産で候補に考えていたのは
ピヨピヨCMで知られるエステー化学の
エアカウンターS (ネットで4000円切ってる)。
そして最新鋭のエアカウンターEXですね。
エアカウンターSは半導体センサーで
0.05~9.9μSv/hのレンジで数分のサイクル。
EXはシンチレーション式で0.05~99.9μSv/hで
30秒のサイクルのスピードはRD1706に迫ります。
EXの定価はRD1706に似たようなもんだけどね。
エアカウンターSは測定に時間かかりすぎなので
家庭内用ならいいけどアウトドアなら遠慮したいな。
RADIX RD1706はQuarta-Rad, Ltd.で生産し
スターシステムズが日本代理店で販売。
並行輸入モンではロシア語版まであったが
正規の英語版でいいやと発注したら、
もうしっかり日本語版が標準的に来ました。
RD1503も1万円を切っているがレンジと
測定時間の短縮からRD1706をチョイスした。
http://starex.jp/radex1706.html
β線、γ線、X線が測定できる云々は
どうでもいいと思う。エステーのエアカウンター
はセンサーにフィルターをつけてγ線に
特化することでCsの値を精度よく測定
しようとしている。どれがどの核種でってのは
どうせフクイチのダダ漏れ状態では
ゴッチャ混ぜなので、すべて込みで十分OKだと思う。
実際、千葉県の魚からはCsよりTr234や
Pa234mなどのU238からの派生モンが
検出されはじめているので、CsやSrに固執しててはアカン。
とにかくトータル量で危ないか、危なくないか、が
ハンディ器の基本思想なんだからなあ....
規制値を超えた越えないっていう数字の精度より
目に見えない変化を素早く感知できるかできないが重要だ。
校正済の公表値ではないので
くだらないチャチャは無しね。
あくまでオウンリスクの自衛です。
湖西市周辺はバックグランド無しの
生データで屋外、屋内ともに0.06~0.14μSv/hを
表示しています。ノイズもかなりひろいますが、
基本的には0.10±0.02μSv/hでおさまっています。
日中は太陽の核融合のガンマ線も検出
するのか夜間の方が低めな感じもしますにゃ。
側溝のドロや草っぱらなども、ちょこちょこ
チェックするも合流のピット部分でも
湖西市では数値が極端に上昇しません。
フクイチ爆発の影響のボーダーラインは
どこらへんになるのかなあ?
1年半のゲリラ豪雨などで除染が進んだならいいけど
湖西連峰の西側になる豊橋市も安定しており
ホットスポットはまだ見つけていません。。
湖西連峰の山麓部分の土壌からも異常値は無い感じ。
誰もが地元は関係ないと思いたい。
でも安全であると役所も学校もタテマエ
の一点バリというニュースを読むと
自分で確認して判断するしかないよな。
そりゃもう、近所のニャンコも、何を
計ってるんだと、注視されちゃいます。
昨日、今日と食堂でおかずの
小皿をチェックしてみたんです。
小皿の上に接触しない程度に
ポンと置いて受入検査で測定だ。
5mm~1cmくらいの対物評価方法だね。
キャベツとトマトのサラダ 0.10μSv/h 問題無し
ゴボウとニンジンの酢の物 0.16μSv/h
食パン(新居町のいさごや) 0.10μSv/h 問題無し
ポテトのサラダ 0.10μSv/h 問題無し
ブロッコリとタマネギのおひたし 0.14μSv/h
ナスの煮物 0.17μSv/h
写真は載せませんけど明確に出ました。
思ったより、はっきり出たのでびっくりします。
三遠地域では土壌汚染より外来の
食品の方が危険かもしれませんね。
キャベツは春は愛知産が多いが夏は
浅間周辺の信州モノである確率が高い。
北海道であろうジャガイモも問題無いようだ。
ただ安ければ、安い所から仕入れるのが資本主義。
きっちり小鉢の少量でも検出してしまうもんだなあ......
ナスが最高値をマークした。
夏野菜だと産地がわかりにくいからなあ......
ちなみに「奥三河天狗なす」という
巨大なナスを測定。0.10μSv/hで
BGレベルで全く問題無しです。
つまり茄子でなく産地なんだよね。
ともあれ、防衛は自分のやる気次第だなあ...
とはいいつつ、0.16μSv/hでも食べちゃったけどさ。
食べればしっかり内部被爆しちゃう訳だが
0.06μSv/hを放出する放射性物質を全量
食べてどのくらいの影響があるか? って事だ。
ベクレル換算は検量線をひいて算出するしかないが、
だいたいの値でも充分に自己判断はできるだろう。
現実的にヤバイのはもっと高値のものが出ない事。
無駄じゃ無駄じゃ...というあきらめ感は避けましょう。
絶対にスリヌケ食品ブローカーはいるはずだからね。
少なくてもお子さまのいる家庭では注意喚起だわさ。
信頼が無い業者から購入する場合、出荷検査より
受入検査に頼るしかないもんにゃ。我々は弱者だし!!
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