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2013年4月20日 (土)

飛騨天文台の大雨見山

Img_0468 晴天の土曜日でしたが少し
雲の多い日曜日になり
乗鞍岳位ヶ原アタックはせず、
平湯から京大飛騨天文台へ向かう。
京都大学 大学院理学研究科
付属天文台が管理する天文台です。

Img_0470 県道から天文台への林道を走ります。
2/3くらい走るとゲートがあった。
開放されていたがあえて
スペシャライズド号に乗り換えて
アプローチさせてもらいました。
おかげでテンにも会えました。
一生懸命岩の隙間を掘っていて
近寄ったら気づいてジャンプで
逃げて撮影はできなかったのだけどね。(残念)

Img_0471 けっこう大きい天文台です。
60cmドームレス望遠鏡が
禍々しい尖塔って感じ。
でもこの太陽活動観測用
のは個性的でカッコイイじゃん。
電磁プラズマの研究は
太陽フレアやプロミネンスも
観察します。X戦バーストやら
γ線バーストも含め核融合な
莫大なエネルギーの世界だわねえ。

Img_0472 建屋の上のドームは60cm反射望遠鏡
だけど大きいドームは65cm屈折望遠鏡
なんだね。各建屋が冬期でもOK
なように南極基地のように繋が
ってるのがまるで物体Xな世界だな。

Img_0479 屈折望遠鏡は火星などの
惑星観察なんかをしてる
みたいです。
ピッカピカなドームの姿が
なかなかセクシーですわぁ。

Img_0482 これは高分解能太陽全面像
望遠鏡(SMART)です。
口径20、25cmの4本構成で
強い太陽面爆発のHu線撮影
したり、三次元磁場を測定できます。

Img_0485 食堂の裏から雪原を進んで
今回の目標である
大雨見山(1336m)へ向かいます。
片道30分くらいだが、一般
登山道は整備されていません。
「飛騨の山」って本に有雪期のみ
歩けるとあったので、融雪する前に
スキー無しで長靴で歩くことにしました。

Img_0488 キツツキもいるのどかな自然だ。
この時期にはおすすめだが、
山頂からの展望はないのが残念。
ぽつんと三角点があるだけ。
木々の隙間から少し山が見える
そんな程度です。もったいないなあ。

Img_0490 斜面の途中から飛騨天文台
越しに雪山が見えちゃったり
するのも良いね。ところどころ
北アルプスを垣間見る。
たまに雪にズボっと足を踏み抜いて
しまうこともあるけどね。

Img_0494 下山は雪上の足跡を
トレースする。そうしないと
けっこう尾根が複雑に伸びており
ミスコースの恐れがあります。
基本造林してて歩くスペースはあるのよね。

Img_0497 林道ダウンヒルで帰路につきます。
むろんスパイクタイヤはもう
交換しちゃいました。

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