飛騨天文台の大雨見山
晴天の土曜日でしたが少し
雲の多い日曜日になり
乗鞍岳位ヶ原アタックはせず、
平湯から京大飛騨天文台へ向かう。
京都大学 大学院理学研究科
付属天文台が管理する天文台です。
県道から天文台への林道を走ります。
2/3くらい走るとゲートがあった。
開放されていたがあえて
スペシャライズド号に乗り換えて
アプローチさせてもらいました。
おかげでテンにも会えました。
一生懸命岩の隙間を掘っていて
近寄ったら気づいてジャンプで
逃げて撮影はできなかったのだけどね。(残念)
けっこう大きい天文台です。
60cmドームレス望遠鏡が
禍々しい尖塔って感じ。
でもこの太陽活動観測用
のは個性的でカッコイイじゃん。
電磁プラズマの研究は
太陽フレアやプロミネンスも
観察します。X戦バーストやら
γ線バーストも含め核融合な
莫大なエネルギーの世界だわねえ。
建屋の上のドームは60cm反射望遠鏡
だけど大きいドームは65cm屈折望遠鏡
なんだね。各建屋が冬期でもOK
なように南極基地のように繋が
ってるのがまるで物体Xな世界だな。
屈折望遠鏡は火星などの
惑星観察なんかをしてる
みたいです。
ピッカピカなドームの姿が
なかなかセクシーですわぁ。
これは高分解能太陽全面像
望遠鏡(SMART)です。
口径20、25cmの4本構成で
強い太陽面爆発のHu線撮影
したり、三次元磁場を測定できます。
食堂の裏から雪原を進んで
今回の目標である
大雨見山(1336m)へ向かいます。
片道30分くらいだが、一般
登山道は整備されていません。
「飛騨の山」って本に有雪期のみ
歩けるとあったので、融雪する前に
スキー無しで長靴で歩くことにしました。
キツツキもいるのどかな自然だ。
この時期にはおすすめだが、
山頂からの展望はないのが残念。
ぽつんと三角点があるだけ。
木々の隙間から少し山が見える
そんな程度です。もったいないなあ。
斜面の途中から飛騨天文台
越しに雪山が見えちゃったり
するのも良いね。ところどころ
北アルプスを垣間見る。
たまに雪にズボっと足を踏み抜いて
しまうこともあるけどね。
下山は雪上の足跡を
トレースする。そうしないと
けっこう尾根が複雑に伸びており
ミスコースの恐れがあります。
基本造林してて歩くスペースはあるのよね。
林道ダウンヒルで帰路につきます。
むろんスパイクタイヤはもう
交換しちゃいました。
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