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2014年9月30日 (火)

木曽御岳30年の歴史

Img_5897 28日(日)はジムニーにMTBな
スペシャライズドを積んで
恵那ICから付知に入って
王滝村三大峠(真弓峠、白巣峠、鞍掛峠)
の一般車通行止林道へ入ってみました。

Img_5899 木曽御岳が27日(土)の昼前に
水蒸気爆発系の噴火をはじめて
しまったのである。火口部は
剣ヶ峰山頂と王滝山頂の間の地獄谷。
御岳南斜面を展望できる場所を
王滝川を挟んで南側を走る阿寺山地の
峠からパパラッチする作戦だ。

Kokudoontake 付知川と王滝川に鋏まれる
阿寺断層でできた阿寺山地の
稜線にある峠は東から真弓峠、白巣峠、
鞍掛峠と配置されています。実際、
国土地理院では現状の航空写真を掲示してます。

Kuragake04 格子型ゲートでこの三大峠は
すっかりロックアウトされてますが
MTBレースが最近有名で
チャリンコでは一般的になってるかな。
鞍掛峠は冬のMTBチャレンジしたし
白巣峠はオフ車で何度も走った場所
なので未体験の真弓峠をチョイスした。
(写真は冬の鞍掛峠)

Img_5901 10時半ころに麓のゲートから入る。
登りに4時間弱かけて9割がた、
歩いて押して上がることになる。
整備されており崩落は少ない
安全な林道で4WD車でも十分走れる路面です。

Img_5902 基本、高度感のある林道です。
峠に近づいてくると硫化水素の
匂いがしてくる。ただ火口の
真南の位置にあたり噴気は
上空に流れてきているが降灰は無い。
地面は火山灰の堆積は無い状態である。

Img_5906 もちろん峠では誰とも
出会うことはなかった。
ヘリの音がひっきりなしだ。
真弓峠のゲートに到着。
峠は鞍部なので北東に伸びる
枝尾根で御岳が見えない。

Img_5911 でも煙は見えるので、
高樽山への水平林道を少し
歩いて回り込んでみると、
尾根が低くなった場所から
王滝山頂付近から上がしっかり見えた。

Imgp5914 30分ほど昼飯にしながら
500mmレンズで撮影です。
ヘリはバタバタとチヌークが
行き来しているが搬送用かな?

Imgp5867 実際に救助活動をしているのは
ブラックホークのようです。
救難ヘリだからホイストも
パワーもあるからかな。
王滝頂上小屋あたりで
ターボプロップの故障覚悟で
懸命の救助中です。

Imgp5849 剣ヶ峰(3067m)の
上空でホバリングしてる
のはカラフル機体だ。
中日新聞のEC135-P2おおづるかな?
あんまり無理しないでね。
救助ではないのに近寄りすぎじゃんね。

Imgp5916 木曽御岳の山体は
ほぼ白くなっている。
噴煙の規模的には桜島
ほどではないが、
結局、不意打ちをくらったので
死傷者の多い事故になったのだな.....
ブームとは違ってもともと
アプローチのしやすい登山者の多い山で
夏山は御嶽教の白装束もいれば
秋山は子供連れにも人気が高いからな。

Imgp5872 連動噴火は無いだろうが、
中部山岳地域で浅間、焼岳、
なんかはいつ急な噴火があるか
わからないタイプの火山だから注意だよね.......
草津の白根山も夏から入山規制してるし。
その点、九州や北海道はいつでも
フルスロットルOKな火山が多いっちゃ多いが..........

Imgp5877 溶岩が吹き出るタイプでもないし
爆発は無いので空振や衝撃波もしない。
ただ、水蒸気と火山性ガスが
王滝山頂の地獄谷の砂礫の
ふたを水蒸気爆発で吹き飛ばしたので、
Imgp5887a 現状は開放ダダ漏れってことなのだろう。
詰まり圧力窯の安全弁が壊れたけど
地下水脈は冷却水を供給するため
メルトダウンなマグマ溜まりで
焼け石に水的に蒸気発生装置と化しているっちゅうか。

Imgp5850 噴気量はコンスタントでなく
増えたり、減ったりしている。
撮影してても頂上小屋が影になったり
明るくなったりと変化する。
噴火がおさまるタイミングにもよるが、
Imgp5859 雨が降れば泥流被害もでるだろうなあ.....
それに水を吸えばモルタルのように
固まってしまうだろうし。
これじゃ王滝村も秋登山や冬スキーの
営業が絶たれてかなり厳しいんじゃないかしら......

Imgp5921 時間的にあまりゆっくりもしてられない。
15時になったのでダウンヒル開始。
崖っぷちルートなのでスピードは
出せないし安全第一でダウンヒルだ。
1時間ほどで下山です。まあ山スキー感覚だね。

途中、3匹のヘビと出会う。
道路に横たわって動かない
のだが50m間隔で現れた。
最初はアオダイショウ、
次はヤマカガシ、
ラストはマムシだった。
踏まないようにリアロックさせて
コントロールするもなんか不思議
な光景ではあったにゃ。

Dune25 今後の展開はまだ見えないが
王滝村の山津波は1984年で
私もまだ高校生の頃だった。
広島の土石流に近いものもあるが
山体崩壊のその土砂の量は
Riverbed62 比較しようもなく、もっと大騒ぎだった。
焼岳による大正池が王滝川にも
できたのだから......30年目にして
今回の噴火でまた多くの犠牲者が出た。
(写真は王滝濁沢の90年代の山津波現場)
南無阿弥陀仏.........

Ontake08 そういえば、二ノ池湖畔でキャンプした時に
カルデラ直下で震度4(旧レベル)をくらった
ことが今にしてやばかったなと思うにゃ.....
火口湖でブクブクと泡が出て予兆があったが
積雪でそれどころでも無かったもんで。
(初積雪の二ノ池から剣ヶ峰山頂を見上げる)

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浜松エアフェスタの前日で

Imgp5758 バイクのオイル交換ついでに
少し浜松基地のエアフェスタ
2014の前日練習をのぞいて
きました。到着するとOH-1の
機動飛行をやってました。
撮影はそのあとのアパッチからですけど。

Imgp5764 場内アナウンスもあり
家族、身障者の見学日の
ようです。最近はYS-11などの
体験搭乗はないみたいだね。
天気は良いので旋回で腹見せ
状態を順光で撮影.....

Imgp5797 陸自が空自の航空祭で
機動飛行してくれるのは
珍しいのかな。
まあ、重いアパッチでも
やってくれるあたり、
明野の部隊は元気!! 元気!!

Imgp5827 おそろいでご挨拶中
のヘリコ部隊です。
しかしチェーンガンも
グリグリ動かしてたので
模擬射撃とかしてくれるとよかったね。

Imgp5829 浜松のT-4編隊は
富士山隊形で飛行
してきました。
アナウンスでは三保の松原からの
富士山の構図だとか。微妙だなあ...........

Imgp5837 チェッカーのT-4部隊が
かえってきました。
午後にはブルーインパルスが
飛行してましたが、私はバイク屋さん
とこから旋回する機体を見てた程度。
でも、近所の会社の同僚さんが家から
見てたらスパイラルで飛行する
機体がかなり低空まで高度を
落としてしまったようです。
今年の1号機リーダーは浜松出身の方
だからサービスかもしれんけど。

Imgp5840 まあ、本番当日は見に行かないって
パターンなんですけどね。
カワサキのP-1哨戒機も厚木から
きてたみたいなんで展示見たかったけどさ....

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2014年9月24日 (水)

唐松岳からの展望

Img_5608 さて、後半戦.........
八方池で知られる
八方尾根から唐松岳
日帰り登山です。

Img_5764 唐松岳(2676m)山頂から
白馬は白馬鑓しか
見えないが手前の不帰ノ瞼、
不帰キレットで知られる
三つのピークが眼下に広がるじゃん。

Img_5760 でも、不帰Ⅲ峰、
Ⅱ峰までで不帰ノ瞼、
不帰キレットは
Ⅱ峰に隠れるね。
西穂~奥穂のルートや
吊り尾根ほど厳しくは
ないと聞きますが、ソロで
入るには躊躇してしまいますね......

Img_5784 天狗の大下りがわかる
ようにズームアップ。
不帰Ⅱ峰は北峰、南峰の
ツーピークがあります。
大下りもしっかり
ルートがわかりますが、
縦走するなら、やはり
白馬鑓から南下する
方向に歩きたいなあ.....

Img_5783 高層雲ゆえに遠景は確保。
日本海に注ぐ黒部川と
富山平野が見え、さらに
水平線には能登半島がわかるぞ。.

Img_5776 唐松岳からの劔岳は
けっこう尖った姿で
刃の如き姿でかっこいい!!
ブライスリナちゃんも
クライミング気分で岩場をよっこらしょ。

Img_5756 少し暗いので被写界深度が
苦しい状態ですので
モデルさん無しで劔岳(2999m)
を撮影してみました。
左に八ツ峰が伸び、手前が
仙人山で池ノ平小屋があるのかな?

Img_5757 そして立山連峰です。
立山三山は浄土山、
雄山、別山になりますが、
浄土山は雄山で隠れて
しまう位置だな........左から
雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士ノ折立、
真砂岳(2861m)、別山(2874m)と並ぶ。
雄山下の氷河認定された御前沢の
雪渓もばっちりじゃん!!
内蔵助カールもよくわかるでねーの?

Img_5758 裏銀座の向こうには
きっちりと槍ヶ岳も
そびえてるではないですか!!

Img_5796 その右手には
五竜岳からの東谷山尾根、
鹿島槍ヶ岳からの牛首尾根が
連なり、その谷間に
黒部湖が確認できます。
その奥は右手に薬師岳、
中央に赤牛岳、水晶岳、雲ノ平って感じかしら。

Img_5805 さて山頂で昼飯にして
正午過ぎになったので
下山開始です。
後立山連峰の西斜面(富山側)
に巨大な山小屋が建設
されているのはなかなか
シュールな風景だよなあ。
主稜は大黒岳、白岳、五竜岳と
続くが写真では牛首岳の
巻き道がよくわかりますね。
もちろん祖母谷温泉へのルートも
テン場からツヅラってます!!

Img_5808 唐松沢の雪渓。
二股への源流域だが
こうみると直下は垂直だが、
写真あたりからなら斜度が
緩むのだな....どっちにしろ
冬期にここまでくる技術も無いけど。
上の樺や丸山からドロップイン
する人は何人かみたことはあるけどね。

Img_5829 ちょっと牛首岳の肩に
のってみる。五竜岳、
白岳にも雲がかかって
きているじゃないですか!!

Img_5833 五竜岳登山のための
登山道チェック。
八方尾根から縦走しても
遠見尾根を登っても
あまり時間差は無いようだが.....
武田菱の五竜の語源は
後立山の音読みからきてるとか!?

Img_5822 ともあれピストンで
八方尾根を下るじょ!!
まだ頸城方面は展望が
あるから雨は大丈夫でしょ!!

Img_5844 トリカブトも咲いてる
秋の八方尾根だから
もう少し紅葉して
もらいたかったけどね。

Img_5848 はやめに赤く染まるのは
ハクサンタイゲキです。
ミヤマウルシとも呼ばれ
乳液でかぶれるようです。
ウルシやハギは
赤くなるのが基本やけど。

Img_5852 八方池あたりで
けっこうガスが
厚くなってきたね。
降雨はないんですけどね。

Img_5862 登り3時間半、下りに
3時間って感じでした。
やはり下りで苦しむ足ですわ。
バイクんとこで着替えをして
4時すぎに麓へ。
八方の第二郷の湯
で筋肉ほぐして一時間の長湯。

Img_5881 湯あたり気味でお土産を
Aコープで買ってみました。
お酒をお土産にしたけど
新潟のお酒だったりして.....

Img_5869 木崎湖のぐーちょきぱ
で野菜ラーメンを食べる。
スキーなんかでもお約束な
お食事どころなんですけどね。
消化器系を温めたいのもあったしさ。

Img_5870 夜になったし、体力的に
限界だったので
松川の道の駅で幕営して
寝ちゃいました。
白馬より温かい夜ですわ。

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唐松岳日帰り登山

Img_5546 いつ天気が崩れるか?
ともあれ、行けるとこまで
行ってみるかと6時に
黒菱駐車場へ移動だ。
北信五岳に頸城山塊には
靄がかかっているね。

Img_5551 浅間山も幻想的だ。
ここ最近、天気予報が
全く信用ならない。
雨具の装備はしっかりしてね。
まあ、正午までは雲は
下がって来ない予定で日中は
雨も無い想定でです。ハンディ
無線機でFM長野を聞きながらね。

Img_5558 準備をしつつ7時半の
始発に乗る。リフト2区間
往復で1120円です。
8時に入山開始だ。

Img_5559 健脚の人なら唐松岳
往復で昼過ぎには
降りてくるらしいが.......
そりゃ無理だろう。
夏山道は冬期の尾根直登より
南斜面に巻き道になっている。

Img_5582 八方池に到着だ。
周遊路に入ってみる。
冬山の時期しか入って
ないので雪原でない
八方池に期待わくわくです。

Img_5593 鏡のような静水なので
逆さ富士ならぬ、
逆さ不帰キレット
や逆さ白馬三山がみれますね。

Img_5595 季節的にお花畑は
少ない気がするわ。
ヘリが急旋回して機動飛行を
してくる!! ラマかな? と思ったが
ロビンソンじゃんね。
遭難者が出たか?

Img_5598 不帰キレットで事故?
写真は天狗の大下りと
不帰Ⅰ峰の間の不帰キレット。
実は近所の鹿島槍ヶ岳で
滑落があったようだ。
この連休で滑落事故は南岳、
鹿島槍、西穂、前穂の4箇所で発生......
南無阿弥陀仏..............

Img_5604 八方池の湖畔には
飯森神社奥社が
鎮座しております。
白馬村の神社では
祭りをしてたけど、
水神様を祀っており
八方池に奥宮がある訳なのです。

Img_5624 下の樺から丸山
までが急登になります。
上の樺は冬期は尾根を
歩いたのですが、夏道は
巻き道になっています。

Img_5633 丸山の手前には
扇雪渓の雪田が
残っていてそこで
クッキーを食べて休憩だ。
もう秋なので汚い雪ですが
それでも完全に融ける
年もあるそうなんだよね。

Img_5636 丸山ケルン(2430m)
まで登れば、あとは
縦走歩きのような
感じで岩場になる。
斜度が緩くはなるが、
南側への滑落は注意だわ。

Img_5641 花が終った結実の
チングルマが
花より好きです。
ふわふわな感じがいいの。

Img_5650 ここらが角度的に
白馬三山が見える
最後の場所かな。
左から白馬鑓ヶ岳(2903m)、
杓子岳(2812m)、
白馬岳(2932m)になります。

Img_5662 紅葉には少しはやいけど
ミネカエデが黄色く
艶やかな場所もありました。
黄色い絨毯の上に天狗の頭から
白馬三山がそびえます。

Img_5670 唐松沢の雪渓は
たっぷりだにゃあ。
左から唐松岳(2696m)、
不帰Ⅲ峰、Ⅱ峰、Ⅰ峰と
並びます。不帰ノ瞼は
Ⅱ峰とⅠ峰の間になるかな。

Img_5682 後立山の主稜線鞍部
(唐松~五龍間)はもう
眼下だが牛首岳に近い
山小屋にはなかなかつかない.....

Img_5688 振り返ると遠見尾根は
雲がかかり始めてるにゃ。
雲海が幻想的ではあります。
これはこれでアリだなあ......

Img_5698_2 ちょっと細いルートも
ありますが鎖もあり
大した問題はありません。
まあ雪や雨だと
注意しなきゃ
あきませんけどネ。

Img_5712 唐松岳頂上山荘まで
11時に到着。牛首岳
越しに富士山はまだ見えますね。
まだ天候はOKそうです

Img_5714 山小屋には寄らずに
すぐに唐松岳に進みます。
一度鞍部に下がり再度
登る感じです。30分くらいかな?
不帰の尾根が鞍部から飛び出てるにゃ。

Img_5724 山小屋から東斜面には
テン場があり、その下に
登山道が続いています。
餓鬼山、四十八曲り経由の
祖母谷ルートだ。以前、
欅平から祖母谷温泉に
キャンプした場所へのロング
な下山道だす。黒部川の向こうは
立山連峰の立山三山と劔岳じゃん!!

Img_5733 唐松沢の鞍部から
山スキーでドロップイン
するというパパさん
がいた。鬼っすね。
下には雪渓が残ります。

Img_5740 最後の登りの中腹の
岩場に雷鳥がいた。
逆光で撮影しにくいな...

Img_5793_2 唐松岳の山頂着は11:37だ。
12時まで休憩と昼飯だ!!
つづく.....

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2014年9月23日 (火)

安曇野を抜けて白馬へ

Img_5449 9月連休で北アルプスに入りました。
当初、常念岳か白馬岳に
テント泊で入ろうかと思ったのですが
結局、日曜日の朝に出発したため
日帰り登山になりました......

Img_5463 常念岳一の沢登山口を確認しに
行ってみたら、ガスが結構低くまで
たれ込んでいました。下山者に
聞いてみると朝8時から視界無しだったようだ....

Img_5464 安曇野を山沿いに
県道を北上して走ると
蕎麦の花が満開だ。
蕎麦と稲穂とリンゴが
混在する安曇野の田園風景だね。
でも有明山は半分雲に隠れてる。

Img_5468 そして用水路に
寄ってみると農家には
栗もイガイガしてきてる。
栗の季節で秋到来って
感じだね。バイクだと
ジャケットが無いと寒いくらいだ。

Img_5472 餓鬼岳の麓の田園を
進んでいると田んぼで
煙が上がっている。
農家のおっちゃん曰く
畦焼きをしているのだが、
これは収穫前に刈り取り時に
草が混ざらないようにするためなんだって。

Img_5475_2 でも今年の天気はおかしくて、
草刈りしても乾かないん
だってね。今、刈られている
米の品種は日本酒用の米で
美山錦だそうで、食用はこの後、
刈り入れになるコシヒカリだそうだ。
確かに田んぼの脇に白馬錦って
ノボリがたててあるのは契約農家なのかな。

Img_5496 仁科三湖から白馬村に入ると
八方尾根は賑わっている。
どうも日曜日にトレールランニング
の大会が岩岳で開催してたみたい。
日帰りなら唐松岳だな....ということで
夕方なれど黒菱林道をのぼってリフト
乗り場に行って様子を聞いてみる。

Img_5502 こちらも当然、稜線は雲の中だが
下山者の話しでは日本海側は
展望はあるようだ。リフトの時間など
聞いて、一度麓へ降りる。
天気は夜には雨が降りそうなので、
黒菱でテント張るのはやめて、
二股の東屋でテントを張ることにした。

Img_5533 大雪渓から下山してきた夫婦がいたので
話しを聞くと日帰りで10時間で白馬岳を
登ってきたらしい。空は天気がよかったが
まわりの山はガスってて見えなかったそうだ。
しかし、10時間ってけっこう健脚だなあ......
そして月曜日の朝......どんより高層雲が厚い。
Img_5532 二股からは白馬三山は見えないが
八方尾根から不帰キレット、天狗の頭まで
クッキリ稜線がみえる。雲は全く無くクリーンだ。
モルゲンロートは数分間だけだった..........

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2014年9月13日 (土)

杉ノ沢サルベージ作戦

Img_5437 9月の3連休に代休をつけて
4連休です。ですが先週末に
杉川林道の杉ノ沢最奥部で
落下したXR250があり
そのサルベージ作戦が招集され
たので参加してきました。しかし、山犬段系の
砕石林道は確保する木や岩が無いのです。
ドリルでアンカーを打とうにも
岩は粉砕され剥離していくし
法面の木も抜けそうです........
で、結局、作業者の確保とバイクの
急な落下を防ぐためキグルミ号を
寝かせて人間が乗ったりしてビレイです。

Img_5439 さてさて、下部作業組は2名で
ラペリング(懸垂下降)して
ザイル固定をライト下で
行います。しかしよく途中で
止まったなあ.....もう数m落ちたら
もう100mくらい下まで滝の音の
場所まで急降下爆撃じゃ?

Img_5442 ともあれ、工事用天然素材の縄50mと
登攀用BEALのザイルの50m2本を
使ってあとは人海戦術で
リフトアップっすね。
しかし崩落現場でもあるので
きっちりスライダープールの
ような場所だなあ。下部
作業者をしっかり確保しないと
二次災害になりかねないしね。

Img_5443 無事サルベージ成功。
ライトのゼッケンのカバーが
無くなってるけど大きな破損も
無かった。1週間放置で
大雨もあった割りにちゃんと
一発でエンジンも始動した!!
さすがだねホンダ車!!

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2014年9月11日 (木)

オニフスベの季節

Img_5430 最近、秋の恒例となった
高圧線鉄塔の法面に
オニフスベが生えてきた。
大型の髑髏のような
球体のキノコは巨大なマッシュルーム
みたいな感じだが、確か大きいので
見た目とっても怪しい!! 今年はちょっと
小さい感じだな。冷夏だったからかな。
色もすぐに黄色くなるし。

Img_5432 一気の増殖する感じだが
時間が経つと黒みが
強くなる。やはり白いのが
いいねえ。一応食用にも
できるようだが、おいしい訳
ではないので食べることはないが
黒くなるとアンモニア臭でダメみたいね。

Img_5426 まあ、それはそれ、
豊橋名産? の永井の海苔の
ジャバン海苔を買ってみました。
国産の韓国海苔ですが
油っぽさが少なくアッサリして
日本人向けですね。けっこうご飯にあいますわ。

Javan なんでコレか?っていうと
テレビ東京のドラマの
「みんな!エスパーだよ!」
の食卓に出てたんだもん。
1年遅れで静岡で放送したので
今更な話題だけど、東三河の
方言とビューポイントはなかなか
こだわりがある逸品ですな。(馬鹿)

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名鉄フェリーも9月30日まで...

Img_5416 名鉄海上観光船(名鉄フェリー)の
師崎~伊良湖航路が9月30日に
とうとう廃止になってしまいます。
もちろん伊勢湾フェリーの
伊良湖~鳥羽航路は国道フェリー
ですので継続しているのですが
名鉄は赤字路線を切ってしまいますなあ........

Img_5422 久しぶりに伊良湖ツーリングして
きましたが、ちょうどこの日は
伊良湖トラアスロンの日でした。
まあ午後でしたのでもう
ランの終わりを少し見れた
程度でスタッフが表浜周辺の
お掃除してた程度だったのですがね。
でも、学生のスタッフがけっこう
いましたね。初々しいですな。

Img_5421 トライアスロンもあって
珍しくフェリーターミナルと
道の駅が併設な
伊良湖クリスタルポルトは
混雑気味でした。
名鉄フェリーも混雑してましたね。

Img_5412 クリスタルポルトで遅めの
昼飯にしました。岬丼なる
しらす、海苔、アサリのどんぶりを
食べてみました。フライがなんと
大アサリなんですよね。
ちょっと賞味期限が厳しいのを
加熱調理ってパターンかな?
でもなかなかはじめての味わいでした。

Img_5424 渥美半島をくるっと一周
ルートでツーリングでした。
天気は良くなって暑いけどね。
渥美火力発電所の煙突も
くっきり鮮やかな紅白でやんす。

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2014年9月 4日 (木)

越美山地の能郷白山

Img_5368 福井県側から温見峠へ
アプローチです。
難所で知られるR157は
岐阜県側が常時通行止。
まあ猫峠、越波林道で迂回は可能
なのですが、素直に岐阜県側から
R157で入ることはできません。
デッドエンドの袋小路になっちゃうもんで。

Img_5374 さて、具体的な計画を持たないで
両白山地に入ったため
登山地図を持ってきてないので
GPSマップで確認しつつ登る
ことにします。まあこっちの方が
現在位置が正確なのでメリットも
大きいんですけどね。通常、
白山といえば加越山地域の白山ですが、
越美山地域の能郷白山も同じ神様を
祀っている越美山地最高峰の
周辺では最も雪が残る豪雪ゾーンです。

Img_5377 基本、温見峠から尾根道なの
ですが片道2400mの工程の前半は
急登になります。滑りやすいので
下山時に土砂降りになると
ちょっとヤバイなあって思いながらも
アルバイトを続けます。

Img_5381 温見峠の反対側の1302m
ピークが目の高さくらいに
来ました。もう下山組にしか
出会うことはないのですが
山頂はやはりガスにかかって
いるとの情報ばかり。
実際、雲が切れたりかかったりだ。

Img_5384_2 ウッズが切れて笹原になり
1492mピークかな? ここから
稜線のアップダウンを繰り返して
縦走モードで歩くことになります。
ここを越えると中間地点になるのよね。

Img_5390 ムシカリの赤い実だ。
食べれるみたいだけと
ちょっと不安で手がだせないな。
でも赤くなるのははやいよね。
だんだん黒くなるけどさ。

Img_5393 次が1617mの山頂かな?
なんて思いながら
時計を眺めつつ歩くが
登るとまだ先なんだよね。
リンドウぽい青い花が
けっこう蕾モードで咲いてます。

Img_5394 沢の頭はかなり崖っぷちに
なっているんだよね。
実は下山後、ドロンコの靴を
国道で交差するポイントで
ブラシを使って洗ったけど
足をつけるとめっちゃ冷たい。
氷水よる冷たくて痺れるくらいだ!!
この標高でまだ8月末日なのに......

Img_5398 やっと頂上が見えてきた!!
2時間で頂上ってキッチリ
かかるよと下山者に聞くが
まさにきっちり2時間でした。
三角点はさすがにガスで展望無し。

Img_5401 少し休憩するも5分くらいのとこに
能郷白山神社奥社があるのは
聞いていたのだが指示看板が無く、
迷子になるのもヤバイ時間だったので
とりあえず深追いせず山頂で
手を合わせてから下山です。

Img_5403 なんせ、もう下山者はとっくに降りて
稜線には自分しかいないのは
わかっていたしね.....でも結構
縦走路は距離歩いていたなあ.....

Img_5409 ジムニーで温見峠から下までくると、
岐阜側の国道はやはり通行止。
猫峠と舗装林道で迂回し
山を3~4つほど超えると
R418に出る。ここから岐阜に
降りずに関方面へ向かうと
東海環状終点の広見ICに接続できます。
途中、山県の川で川面にモヤがかかる。
水温が低いのだろう....
水遊びの家族がいたので聞くと
めちゃくちゃ冷たいらしい。18度くらいかな......
こりゃ今年は冬が早いかもしれんね。

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九頭竜のウグイ

Img_5358 日中でも天気がころころ変わる
8月最終の土日でした。
実は今シーズンはじめての
山登りですが天気の状況を
確認しながら両白山地へ向かいます。
土曜の深夜に東海環状から
東海北陸道を走ると案の定、
美濃から白鳥まで雨だった。

Img_5360 ぎふ大和PAで寝て、とりあえず
油坂から九頭竜湖へ上がる。
福井方面は青空も見えるので、
日本海側は雨が持ち堪えてる感じ。
湖岸でスプーンをキャストすると
一発目で釣れたのはウグイ25cm.....
こりゃダメだ......ってリリースして納竿。

Img_5361 キジ撃ってから大野市街へ
R158で降りると仏原ダムの
内側はすっかり倒木で埋まってる。
けっこう崩れて倒木が流れ込んで
いるんだなあって実感。

Img_5367 麻那姫湖へ回り込み酷道
R157で温見峠へ向かいます。
渓流釣りにするか
登山にするか悩むが
目的の能郷白山の山頂部に
ガスがかかるも、まだ降雨は
無いので12:00に入山開始しました。

つづく.....

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