2015年1月31日 (土)
ああっ野麦峠さまっ!!
1月17日の週末は信越域で
ボーダーやらスキーやら遭難
してるね....時化た時に雪崩で
やられたパターンだが、最近は
雪が落ち着く間もなくまた時化てって
感じだ。でも、湿雪気味だし、豪雪地帯が
北側にシフトしたようにも見える。
例年はっていうのはあまり意味の無い
言葉になってきた。
私も今シーズン初滑りを
考えていたが、17日は
ゆっくりして午後から移動
のみで18日の朝から
天候の様子を見ながら場所を
選定した。日本海側はまだ
降雪が残るも乗鞍周辺ならなんと
かなりそうだ。松本から奈川へ入ると
しっかり圧雪だが気温は日没で
-5℃から-10℃になる。乗鞍高原から
入山すると-20℃級の強風になり
そうなので野麦峠を選択した。
野麦峠の県道35号は月夜野林道
との分岐まで除雪されその先は雪の壁。
奈川の集落付近で
車内泊して、朝に再度
アプローチして
スキーにシールを付けて
準備します。天気は回復
しており、沢沿いのルートで
吹きっさらしでもない。
すぐにゲートはありますが
雪にすっぽり埋没。頭を
20cmくらい出してる程度だ。
舗装路部分で1.5mくらいの
雪が積もってるって感じだ。
県道35号部分は
約2kmの沢沿いの
ルートです。斜度は
きつくないが雪は深い。
ただラッセルせずとも
新雪で10cmくらいは
埋まっているも、正月頃らしき
スノーシューなどのトレースが
残っていた。ラッキー!!
県道部分の直線が終わる
あたりに避難石室がある。
道祖神も半分雪の中....
でもちゃんとビバークが
できるほどの穴は確保できてるね。
ここを過ぎれば
県道(車道)はツヅラオレ
になるが、まわり込むため
距離は2km以上になる。
旧野麦街道の山道(シングルトラック)
なら1.3kmくらいで峠に上がれる。
実際にトレースは山道に
向かっており県道のツヅラは
完全なバージンスノーだった。
この先は崖っぷち県道
なのは知っているので
雪崩れた場所がキャンバー
になっていてヤバそうなので
迷わず旧道の山道をチョイス。
しっかりトレースが残って
いるため1m以上の積雪
でも迷うことはなかった。
でも、なぜか赤テープは見えず
雪の下に隠れてるかもなあ.....
大雪だとルート喪失する恐れは十分にあると思う。
斜度はクランポン無しで
スキーシールだけで
なんとか登れるレベルだ。
尾根部分に近づくと
風が出てきて吹き溜まりで
トレースが消えていたりする。
まあ地形で判断できるし
雪のため直登している
場所も何カ所かあった。
県道部分で登り1時間半で
無雪期の歩き時間と大差無し。
山道部分は夏道だと30分
だが、結局、少しルート探索も
あって1時間20分ほどかかって
トータル2時間50分で野麦峠だ。
青空に真っ白な乗鞍が見事。
「ああ...飛騨が見える」という
「ああ野麦峠」のセリフを
リフレインしてしまう。
冬期通行止の峠の看板は
表示されるもただの雪原です。
尾根部分はクラスト気味
で風紋も残る。さすがに
吹きっさらしで寒いね....
昼食と水分を補給します。
乗鞍から野麦峠のルートを
考えてみる....剣ヶ峰から
南へ滑走すれば野麦峠に
来れるが県境尾根は途中から
アップダウンしてさらに
ウッズが厳しい。高天ヶ原
南面の雪渓から野麦ノ森尾根の
夏道で降りることはできそうだが
高根側へ下る事になってしまう感じだ。
まあ何泊かするなら
可能だろうが、気温も
低い標高だし厳しいな。
野麦峠ですら標高は1672mだ。
あまりゆっくりもして
られないのでさくさくと
シールをとって滑走で下る。
新雪の部分で滑れば
かなりスピードが落ちるので
不安はなく、登り道から離れ
ないように滑っておりる。
途中、福井ナンバーのおっちゃんが
ソロで登ってきました。本日、はじめ
て遭遇した人だ....トレースをつけて
くれてありがとうと挨拶をうける。
結局、下りの時間は県道、山道
あわせて1時間であった。
山の中はウッズでスピードが出る訳
ではないがやっぱり滑走すると速いなあ。
2015年1月14日 (水)
日本海の時化シケ
中国山地はもちろんだが
山陰も時化た年末年始でした。
特に大晦日から雪は降ったりやんだり。
益田でけっこう有名らしい
お蕎麦屋さんに入った。石見ですが
創業者が出雲出身だそうで
出雲蕎麦の割子そばが食べれます。
母と一緒に初詣でお散歩。
益田の電波塔の山である
権現山の頂上もすっかり
雪が着雪モードだね。
市街地はそんなに積もらなかったけど
少し山間部に入ればけっこう降った。
日本海を眺めると
海岸線はしっかりホワイティな
白波の冬景色です。
雪も舞っているんですが
島根でも西端ではさほどでもないか....
大山か芸北あたりのスキーでも
行ければよかったけどね.....
フル武装のジムニーも
この程度の雪林道
では力が発揮できましぇん。
広域農道が益田から三隅に
R9に並行に山間部を新しく
造られていた。三隅の
大平ザクラの形はかっこいいが
今の時期は寒々とした
裸の桜でやんすね。
岡見の三隅火力発電所。
今日は港に石炭船は
入ってないようです。
でも一度、宇部興産からの
触媒輸送の専用貨物の
引き込み線で撮影してみたいなあ。
持石海岸こと三里ヶ浜の
観音岩の白波モード。
台風ほどではないが
冬の日本海はこのドンヨリした
空と景色がまさにって感じ。
空っ風と晴天の遠州浜とは真逆だね。
復路は山陽道の渋滞を避けて
浜田道から中国道で帰途に
つきます。広島県内はけっこう
積もっていたけど、岡山県内でも
津山周辺はすっからかんだったなあ。
夜も遅かったので大阪でまたまた
ほっけ氏のお世話なり、
翌日名阪ルートで帰着しました。
まあ、しかし大河ドラマで
さっそく山口県はお土産など
を準備してきていますわ。
気が早い感じもするけど
NHKも完全に広告代理店
だなあ....これで受信料取っちゃ
あかんでしょ。ちなみに隣の
萩市も色々イベントフルスロットルだな。
ちなみにグラントワの
正月の催し物は
美少女の美術史......
うーん、ちょっと売店の
パンプを観たけど
なんかお金出して観るほど
ではないなあ.....と言うわけで
鑑賞はしてません。
別格20番コンプリート
あけおめ!! ことよろ!!
2015年も幕開けってしまったね。
実家に帰省でしたが
四国経由の往路でした。
連休初日で明石ルートで
徳島入りし、久しぶりに
八十八ヶ所の1番から3番札所を
まわってみました。
1番札所霊山寺では
1200年記念のピンバッチを所望....
般若心経を読むが、御朱印はもういいや....
2番札所極楽寺では
歩き遍路のロケしていた。
綺麗どころのハーフぽい
ねーちゃんを撮影していたが
スタッフに聞くとテレビ番組用
だとか.....なんだかなあ.......
2番札所では金時芋をお土産としました.....
支払いの時におばちゃんに
やっぱ御朱印より芋よねって言うと
笑っておられた......
3番札所の途中で亀山神社の
上に阿王塚山歓喜天の
お社(お堂よりお社に見える)があった。
不思議不動尊もあり、変な感じなので
ちょっと寄ってみた。聖天さんの
信仰は四国ではとくに多いのかなあ。
3番札所金泉寺は
ドジャゴンの池(いや泉か?)が
知られます。もちろん
池の竜と弁天さんは
コラボレーションしてますけどね。
土成ICで徳島道から松山道へ
シフトして石鎚山SAへ向かいます。
石槌山SAでタケポンと
密会......上下線でSAは
別々だが、ハイウェイ
オアシスの温泉の部分に
共通スペースがあり、
そこでジャコカツカレーを
一緒にぱくりんちょ。
ジャコ天の再利用かな?
なかなかの発想ですね。
公園の芝生の部分で
日向ぼっこ.....
ウサギのペットをつれた
母娘がいました。
まるでピーターラビットのように
ドレスを着てるぞ!!
聞くと雑種とのことですが
私が子供のころのウサギは
普通の種類ので食用だったり
したものだけどなあ.....
ともあれ、ブライスリナちゃんの
かぶりもの姿で対決だじょ!!
タケポンとお別れ後、
小松ICで降りて別格二十番の
残り2つのお寺にまわる。
別格11番正善寺は生木地蔵
のこじんまりとしたお寺でした。
楠の姿がとっても異様だにゃ。
オンカカカビサンマエイソワカ.....
別格10番西山興隆寺は
山の中で駐車スペースから
20分ほど石段を歩きます。
境内はお城の石垣と同じ
城壁が組んであります。
モミジで知られるお寺ですが
もう冬モードでしたね。
観音様の清水が有名で飲んでみます。
醍醐派の真言宗なので修験道系だね。
西山興隆寺の麓から
瓶ヶ森を眺めます。
夕陽に映える雪の姿。
この方向からみるとけっこう
荒々しい姿だなあ。
瓶ヶ森の西側の隣には
石槌山の弥山のピークが
尖っています。天狗への
稜線は真っ白だな.....
この時期の登山も浪漫かしら....
いよ小松JCTの高架が
展望できますね。
瓶ヶ森の東側には
笹ヶ峰の山々が壁になっている。
今治ルートで広島入りし、
竹原で夕食をご馳走になってから
島根へ向かいました。
まあ、戸河内の道の駅で寝ましたが
気温はマイナス5度程度でした。
そういえば呉に忘年会で行ったHIDEさんいわく
呉の基地は正月で艦艇があふれかえってたって。
イージスからV型テールのスターリン機関潜水艦もね。
ちなみにIHIの造船ドッグにちょうど
ヘリ空母が入っていて、水も抜いていて
めずらしく全体像(下部も含め)
露出してたって.....おおーっ!! 撮影したかった.....
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