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2016年2月20日 (土)

伊勢湾の掃海部隊大集結

Imgp2366四日市港の
霞ヶ浦区に
VFRでばびゅーん。
2月に掃海部隊が
全国から集結して
伊勢湾で機雷戦
訓練をします。

Imgp5067掃海母艦ぶんごの
一般公開もあるのですが
掃海艇と掃海艦が18隻
集結しており整列してるので
かなり珍しい風景なので行ってきました。

Imgp2297ともあれ、14:00過ぎくらいに現着。
北埠頭の西側に同型が3列に係留し、
それが6セットで整列。
掃海艇(MSC)、掃海艦(MSO)はそれほど
サイズはかわらないので、ほぼ同じ姿
の艦艇が並びます。

Imgp2306ごみ捨てや整備の作業を
行っているが、艇からチャリ
を出して街に繰り出す
隊員もいましたね。

Imgp2315その中に2隻ほどFRP艇
の最新掃海艇がいました。
「つしま」と「えのしま」です。
従来は機雷が金属に
Imgp2310反応するため木造なのですが、
木造船技術の職人減少や
材料高騰もあってか
FRPになってきています。

Imgp5076浮遊機雷の破壊用に
20mmバルカンが
対空砲のような感じで
装備されています。

Imgp5084最新の「つしま」は
リモートのフルカバー
砲塔タイプになっていました。
「えのしま」の隊員さんは
パンフもくっれて、
説明もじっくりしてくれたよ。

Imgp2313ぱっと見でFRPか木造
かはわかりにくい。
よくみると木材の継ぎ目、
木目とFRPのガラス繊維
の包帯巻きなのかでわかるのだが
塗装があると難しい。
ただ、デッキの縁がツルンと
巻き込みになってるのがFRP艇だ。

Imgp2308「えのしま」の人に聞くと
FRPは軽いけどエンジン
の振動がけっこう響くそうだ。
塗装は薄目だが、塗り直し
はそんなにできない。

Imgp2340FRPは水を吸い込む
のもあるしね。まあ、
メリットだけではないわなあ。
一応、メリットは寿命、
軽量、メンテフリーって
とこなんだけどね。

Imgp2379埠頭の反対側に
大型の掃海母艦
「ぶんご」が呉から
来ています。

Imgp236710年前の観艦式に乗ったのは
掃海母艦「うらが」でしたが
「ぶんご」の方が2番艦で新しく、
速射砲(62口径76mm単装速射砲)
もついているので、一応、兵装もあるの。

Imgp2380まあ、どちらも
船の間際まで
バイクでつけれるので
バイクと掃海部隊
って感じの撮影も
できて自由気ままの
世界でした。

Imgp5090ルアーフィッシャーさんも
いたので今日はにぎやかで
釣りにならないよって感じだが、
ベイトはばちゃばちゃいる。
アジかなあ? って思ったら
ちびボラだわって感じ。ホントだ。

Imgp5132少年は掃海母艦には
興味も示さず、ルアーを
キャストするのであった。
ま、目的がはっきりしてる少年はいいね。

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舞鶴航空隊へ

Imgp2254第23航空隊は駐車場は
基地内を使用可。
1時間と短時間だが、
滑走路には出れません。、
最新のオーストリアの消防車と
ヘリコプターハンガーに入ることができます。

Imgp2259消防車はオーストリア
ROSENBAUER社製。
最大吐出量約6000L/minの
パワフル車両のSF顔だ。

Imgp2266見学ハンガーには   
哨戒ヘリのSH-60Kが3機と
陸自が週明け訓練で
UH-1とOH-6が1機づつ来ていた。

Imgp2273細かい説明はパイロットの
京都生まれの隊員さんが
してくれた。機体内部の
撮影はできないが、実物
をみながら説明でわかりやすい!!

Img_7844SH-60Kは従来のSH-60Jの
後継新型で舞鶴は全機Kに
変更済とのことです。
ちなみにこの写真はセントレアで
撮影したSH-60Jです。

Img_6175また、岩国の米海兵隊
基地で撮影した海軍の
SH-60B LAMPSす。ともかく
ブラックホーク、シーホーク
のシリーズはバリエーションが多いですね。

Imgp2276機体下部の大きい円柱の
レーダーは逆合成開口
レーダーISAR。
3次元レーダーになったため
船の形まで揺れのドップラーでわかる。

Imgp2285ローターはアルミから
カーボンコンポジットに変更。
翼の先の形状のため燃費が
非常に向上。カーボンで
やわらかくしなるので、
共振して機体振動が激しく
スピードが30km/Hくらい低い。

Imgp2278JとKで舞鶴から東京まで
ヨーイドンすると30分くらい
遅れるそうだ。東京まで2時間くらい。
航続は4時間くらいで九州
あたりまで楽勝だそうだ。

Imgp2265エンジン関係は天井で操作。
装備関係はセンターコンソールで操作。
OH-1の方が操縦してる感があり、
クイックな機動で楽しいとのこと。
SH-60Kはフライバイワイヤ的に
コンピューター制御で自動操縦も多い。

Imgp2277ローターの風切り面がメタルぽい色。
これはヒーターが入って
氷を溶かすことができる。
すなわち全天候型だ。
吹雪でも飛ぶことができるため、
救難機のUH-60Jが飛べない場合は、
SH-60Kに依頼がまわってくるんだって。

Imgp2281一番難しいのはやはり艦艇への着艦。
固定治具の位置関係で90cmしか
ズレは許容しない。
ベアートラップといって熊の手で
つかむような固定方式。
この試験が難しくて、失敗した人が
救難ヘリに転属希望ってのが多いそうだ。

Imgp2280燃料の増槽は無い。燃料は日の丸
あたりの機体の1/3がタンク。
空中給油のプローブはないですね
って聞いたらホースを機体の中に
ひきこんでやるんだよって....
つまり艦艇から着艦できなくても
ホースでやれるってことなんだって。

Imgp2270このチャフ&フレアの横に
あるのがブラックボックスの
フライトレコーダ。内部ではなく、
海自のヘリは海に落ちるので、
爆薬で外れて浮くようになっている。
基本、墜落時は市街地でなく
海へなんとか移動しろってのが基本で、
生きるか死ぬかは二の次らしい。
脱出は墜落してから。ドアは水圧や
衝撃のゆがみで開かないので
ガラスをレバーで外せる。
Imgp2290エアバックタイプのフロートで一時的
に浮力を得るがダメで沈む場合の
訓練は完全に機内に水が入るまで待つ。
このとき、12トンの機体は20mは
沈むので訓練も20mの水深。
冬はドライスーツで操縦するそうだ。

Imgp2275武装は左が対艦ミサイル、
対潜爆雷、魚雷などで、
右は小さく、魚雷のみ。
対艦ミサイルとしてヘルファイアを
使用するが、陸自とは別もの。
レーサー誘導でリンク可能で、
2機のSHでレーザーを照射と
ミサイル発射をわけることもできる。

Imgp2274カーゴ側の説明員の方とお話。
基本、作戦実行では2名。
やることはJよりKが増えてるので大変だって。
潜水艦の海中に吊るすディッピングソナー
の操作説明など。毎回洗うの大変。

Imgp2288右後ろの赤黄のセンサーは
磁気探知装置で
レーダーで補足した水中の物体が
クジラなのか潜水艦なのかどうかを
見極める判断する装置。

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新春の舞鶴は晴れだった....

Imgp32621月末の大雪の日曜日に
舞鶴に行ってきました。
夜行で行ったけど降雪も
なく晴天。ただ日中でも
マイナス3度だったので
寒いのなんの.....

Imgp1988舞鶴赤れんがの体育館PA
から赤煉瓦を眺めながら
午前中に海上自衛隊の
北吸埠頭の見学に入る。

Imgp1981赤れんが倉庫の掃海艇の場所や
文庫山の上からの俯瞰撮影しながら
移動でしたが、PENTAX K7の
露出計が故障。急遽ミラーレスのQ7
で標準ズームと望遠ズームの
レンズと交換しながらの撮影となった。

Imgp2222MSC-681 掃海艇 すがしま
MSC-682 掃海艇 のとじま
木造の掃海艇は
機雷処理の部隊です。

Imgp19922月は甲板見学はなく
埠頭見学のみ。ただ、
舞鶴は岸壁に1列に横付け
のため、ゆったり見学できる。

Imgp2224AMS-4301
多用途支援艦 ひうち
標的を運んだりする外洋曳船。
震災の時にフクイチまで米軍の
冷却水を運んだのもひうちです。

Imgp2079AOE-425
補給艦 ましゅう
ましゅうは自衛隊
最大級の燃料補給艦。
いずもができるまでは一番長い艦艇でした。

Imgp2058海外派遣で活躍の
補給艦ですね。
燃料いかーっすかー
って感じの装備が
ぎっしり甲板に
並びます。霧の
摩周湖でなくてよかった...

Imgp2069DDG-177
護衛艦 あたご
あたごはヘリ格納庫も
装備し、こんごう級のより
大きいイージス艦となりました。

Imgp2017マストも反射しやすい
トラスでなく塔型です。
Mk.41 mod.20 VLSは
前64セル、後32セルある。

Imgp2081イージスBMD5.0
つまり弾道弾迎撃への
改修はまだのようだが、
予算化はされています。
こんごう型が優位なのは
改修済で北朝鮮のミサイル
発射実験に対応できることだにゃ。

Imgp2206DD-151
護衛艦 あさぎり
VLSが無いが、アスロック、
ハープーン、シースパローと
ランチャーフル装備の駆逐艦です。

Imgp2179PG-824
ミサイル艇 はやぶさ
小型の高速ミサイル艇で
三菱のガスタービンエンジンに
ウォータージェットという韋駄天
不審船迎撃仕様だ。

Imgp2127最近の艦艇では人気
ナンバー1ですね。
派手な機動性はカッコイイ。
ミサイルは90式SSM-1Bです。

Imgp2145はやぶさの速射砲、
オートメラーラの
62口径76ミリ単装速射砲は
ステルス型砲塔の
スーパーラピッドです。

Imgp2163_2DE-232
護衛艦 せんだい
この艦もドック入り中で
かなりしっかり足場が
組んであります。

Imgp2073DD-118
護衛艦 ふゆづき
最新の和製イージス。
まだ綺麗な船体です。

Imgp2077DDH-181
護衛艦 ひゅうが
横須賀にいずもが
配備され、舞鶴に転籍。

Imgp2176現在対岸で定期
保守ドック入り
開始です。もうすでに
足場を設置しはじめて
いる状態ですね。

Imgp2293帰りにゲートの
おみやげ屋で
八橋などを購入。
はじめて自衛隊の
紐付きキャップを買った。
ミズノ製でしっかりしてたもんで.....
ひゅうがの火の鳥デザインのものだ。

Imgp2026また赤煉瓦倉庫でも
ピンパッチと
肉じゃがパンを所望。
舞鶴にも海軍カレーは
あるのだが、東郷平八郎
がビーフシチューの
かわりにつくらせた
肉ジャガの方が本来、
有名らしい。

Imgp2236舞鶴は土日で予約
なく見学が可能ですが
実は第23航空隊も
見学ができます。

Imgp2246一般公開は14時から
15時ということで時間調整。
海上保安庁学校の
PL22みうら、第三埠頭に
まわって、警察船や海保の
PLH10だいせんを眺める。

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2016年2月19日 (金)

小諸なる 古城のほとり 雲白く 遊子悲しむ

Imgp1888習志野の空挺はじめ
からの帰り道....
まゆげさんとこの
利根町ドルチェに
寄ってみた。
ワタリガニをまったりと。
しっかり減量仕様に
してもらってポスタ少なめ!!

Imgp1899東名で帰るのもなんなので
関越から碓井峠周辺から
小諸、諏訪、飯田経由で
帰ることにした。

Imgp3169碓氷軽井沢ICで降りるが、
R254の荒船山側に下ろうと
思ったが県道が通行止。
雪は無いのになあ....
軽井沢に向かうため愛宕山の峠を越える。
愛宕山の山頂は霧氷で白くなって綺麗だ。
軽井沢の気温は朝でマイナス2度程度。
この数日後、隣の峠でバスの落下事故が発生する.....

Imgp3188峠を越えれば浅間山が
見えるが....雪が無い。
山頂部分に少し白く
なっているが黒斑山も
ASAMA2000から
湯ノ丸林道、湯ノ丸山も真っ黒。

Imgp1903塩沢湖に少し
寄って浅間山
の撮影をして
久しぶりに小諸
の懐古園に行く。
ゆっくりまわった
ことないので
今回はじっくりまわってみた。

Imgp1935千曲川の河岸段丘
の上につくられた
小諸城址である。
城壁からの展望はすばらしい!!

Imgp1905小諸神社(天満宮)
が本丸の中央に
位置します。御朱印も
いただきました。

Imgp3237徴古館、藤村記念館、
小山敬三美術館、
小諸義塾記念館がセットに
なって500円でみてまわる。

Imgp3241動物園もあり。
あっスズメは餌を
横取りしに来てます。

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