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2017年10月29日 (日)

6年ぶりの浜通り

Imgp0827蔵王の復路、6年ぶりの
浜通りを走ってきました。
まあ、初期の軽い核種は半減期と
雨などの自然の除染もあってか
Imgp0830下がっている分、長期戦になる
核種の分布がみえてきたのかなあ。
基本的な測定器のノミナルの表示値
は0.05-0.10μSvと思ってください。
 
【往路】
 
Imgp4423東北道上河内SAから測定開始
本来、高速道路上はアスファルトで
雨の洗浄効果は高いので
ダートや農耕地、森林などに
比べ低めに出る。
また、周辺が平野部だと低いが、
V字な谷間だと高くなる傾向もある。
 
Imgp4421上河内 0.16 測定早々に高め。
矢板   0.20
郡山南 0.26
郡山-福島-飯坂 0.26前後
国見   0.10
村田   0.08
山形道 0.08
 
Imgp4426福島県中通はいわき
市内(農地含む)が
0.10以下を維持して
いるのに対し高速道路
上でも6年立っても高め維持。
 
Imgp4451しかし、阿武隈山地を
放射能は越えてきたのに
磐梯山、吾妻連峰、
蔵王連峰を越えることが
できなかったのがわかります。
ゆえに、、会津地方、
山形盆地、仙台に
影響が無いのがわかりやすいです。
 
Imgp4450国見の峠の部分ですら
突破できなかったのが
まさに幸運ですね。
ただ、中通はきっちり
高いのが問題に感じる。
むろん個人的に感じるだけで
それ以上は何も言えませんけどね。
 
【復路】
 
Imgp0992仙台でも菅生、太白区などは低いが
沿岸部はどうなのか心配であった。
しかし、実際は思ったより爆心地より
北側でも割りと安心な地域が広かった。
 
Imgp1007ちなみに高速では看板に
相馬 0.10、双葉0.30μSvと記載してある。
双葉では私はR6を走行したため、
より原発に近い位置である。
Imgp1011ちなみにR6で原発近くで
電光掲示盤で2.88と
表示されていたが、
確かに低いところの
数値ではないだろうか?
場所によって上下するが、
MAXは7.7μSvであった。
10μSvいけばセンサーが
アラームを鳴らすレベルだ。
 
Imgp4490仙台 0.10
亘理 0.10
相馬(仙台東部道路) 0.08
松川浦 0.10
Imgp4479南相馬 原町(R6) 0.12
原町 (沿岸部) 0.10
浪江(R6) 0.30
双葉 (R6交通規制北端) 0.45
Imgp4504双葉-大熊町境 0.76
大熊 長者原 (R6第一原発)7.62
大熊 6.26-5.36-3.24
大熊 (R6交通規制南端) 3.32
富岡 第二原発1.25
広野 0.10
 
Imgp1013相馬は仙台と同レベルです。
しかも原町もさほど高い値は出ていません。
やはり核心部は浪江から
徐々に上がり、双葉では一気に
Imgp1018数値が高くなります。
南側は前回、前々回同様の数値のままで
富岡で下がりつつも。広野では安定します。
むろんいわき市内も高くありません。
 
Imgp1008ポイントは
1) 核心部は表向きの数値より極端に高い。
2) いわき、仙台、相馬は問題ないのに、
    福島中通の高さを依然として維持。
3) 確かにR6の規制区間は二輪車の
走行は見合わせるのがいいだろう。
 
Imgp1020河内村が高いと言われているが、
地形的には大滝根山あたりから
中通に漏れて入ったのかなあ。

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