秋の夏井川そして.....
夏井川河口を早朝から
ルアーフィッシング。
雨は上がったのですが
海上は靄がすごい。
まるで雲の壁で幻想的。
夏井川でシーバス(スズキ)と
マルタ(ウグイの降海型)を狙います。
しかし、全く当たり無し。
陽が高くなれば晴天モード。
周辺では白酒の背びれが
見えたり、ライズや目視で見え
たりするのですが、その外道すら
当たってこない。去年より多い人出ですが、
まわりも全員アウトです。前日の雨で
かなり水が濁っているのもあるけど上流に
魚が上がったかな? という声も聞きました。
満潮になって来たら足元に
産卵後のオスのシラザケが
流れてきていました。
お疲れさんです........
まあ、スズキはシーズンが
終ってきてるらしいのですが
居つきのマルタは震災後、
すっかり絶滅したのか地元でも
釣れなくなったそうですね.....
夏井川渓谷下の大堰神社。
磐城小川江筋の
農業用水の取水口が
あります。かなりここでも
濁っており、水量が多いです。
この影響で河口部も透明度が下がってるかあ....
お昼には天気もかなり良く
なりましたので大熊町の
阿武隈山系の日隠山登山に移動です。
国道6号は現在、帰還困難区域内でも
通過は可能になっています。
ただし遮蔽効果のある自動車のみで
二輪車、軽車両、歩行者は通行禁止です。
今回は内陸側にR6に平行な
県道35号で北上しました。
放射線はいわき平野部は0.2以下で
もうほとんど高い場所は無いですね。
(測定単位はあえて記載しません)
降雨や除染作業でいわきの市街地で
生活する分は問題無いが、
食事だけは充分、注意すべきであろうか.....
四倉IC分岐から0.3~0.6と一気に上昇
道路工事が多く、アスファルトをはつっています。
富岡に入るといきなり0.9の数値が
出てきて1.0も超えてきた。
実際に帰還困難区域で立入規制の
境界が近くなったのが数値でわかります。
日隠山登山口から山に向かうと
坂下ダムに上がるまでの道で最高値は1.3越えとなる。
ダムサイト周辺は0.2~1.0で部分的に除染作業が
行われているのがよくわかる。
しかし、ダム管理事務所のところから奥が
土砂崩れのため通行止。
歩いていけるの? とダム管理の方に聞くと
「やめときなさい、山は除染してないので数値が
高いので本当にやばい」って真顔で言ってくれました。
登山レポで4以上の高値の場所もあるのは
知っていたし、こりゃ、マジでやばそうだ。
ということで登山はヤメとした。
ダム事務所の近くに
「美女泣かせのせせらぎ」の
昔話の看板がありました。
野上の里の長者の娘、小夜姫が
毛戸の里の長者の世継ぎに
嫁いだ。最初の節句の時期に
やさしく姑に実家に泊まっておいでと
お土産をもって帰省するも、
なぜか坂下の部落にたどり
着けないのです。結局、日隠山の
彼方の嫁ぎ先へ引き返したのだそうだ。
まるで、今の避難物語を暗示する
かのようなおはなしですね......
いわきに戻るのに、R399の
内陸側の国道にシフトしてみる。
県道36号小野富岡線で河内村へ
向かう。やはり0.2~1.2くらいで
ふらふらする数値。場所によって
かなり変わるのだが、基本、山は
高いというのがよくわかる。林道部など
二輪車で入り込むのは間違いだにゃ.....
割山峠旧道やちょっと林道などに入る。
原発に面する斜面ではないので
さほど高くはないが、除染はされてないので
ところどころびっくりする数値ではある。
下河内の集落に入ると道路は0.5前後
の数値だ。ただR399でいわきに
向かうと0.3~0.8くらいで場所によって
暴れる。微妙な数値だ。
県35号沿いは人ッ気は無いのだが、
R399下河内ではけっこう人も見かけるね。
紅葉は綺麗だが、線量はそれとは関係ない.....
線量計が唯一のよりどころになってしまう。
夏井川まで出てくると、0.2で安定になる。
夕マヅメでもう一度竿をだすが
結局、坊主......まあそれはそれ
湯本温泉のさはこの湯に
入ってからお土産を探しに
地元スーパーのマルトへ入る。
ドラッグストア系ですがスーパーマーケット
がしっかりしている店舗ですね。
もう、安売り時間に
なってましたので
ちょっと豪華なお魚の
寿司をチョイスしたよ。
大トロ、ズワイガニ、アナゴ、
ウニ、カニ、エビとにんまり!
まあ、お昼は四倉の道の駅で
ソースカツ丼だったんですけどね。
常磐道ではけっこう
JRAにお馬さんが何台か
移動してましたね。まあ、
退役した種馬の馬みたいだけど
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