backcountry.cocolog-nifty.com > 浅間第一外輪山から

車坂峠

車坂峠

浅間山の登山口は現在は3箇所。
東斜面側は峰の茶屋から小浅間山まで。
西側は連合赤軍の浅間山荘からと
車坂峠からのルートがあります。
今回は天気が時化そうなので車坂峠から
第一外輪山の黒斑山に入り随時判断する事にした。


表コースからのアサマ2000

表コースからのアサマ2000

6:20に車坂峠から表ルートで登山開始。
高峰高原のアサマ2000スキー場を見下ろします。
篭ノ登山(2227m)の山頂は雲が少しかかっているね。
にわか雨がときおりパラつきます。


槍ヶ鞘下の避難小屋

槍ヶ鞘下の避難小屋

火山噴火時のシェルターになる避難小屋です。
草津の白根山だとセメントの避難壕ですが
山の中なので鉄板なんだなあ。
車坂峠(1974m)からこの標高になってくると
雲の中に入ってきちゃいました。


槍ヶ鞘

槍ヶ鞘

浅間山の第一外輪山に到着すれば
やっと浅間山の外観がわかる.....はずでしたが
ガスってしまって火口壁内はまったく見えません。
外輪山の内側がざっくり崖っぷちです。


黒斑山の監視カメラ

黒斑山の監視カメラ

剣ヶ鞘からトーミの頭の溶岩ピークを越えて進むと
噴火活動監視用のカメラが黒斑山の南側の
少し下に設置されています。
電源のコードが表登山道に敷設されていましたわ。


蛇骨岳への道

蛇骨岳への道

第一外輪山の最高峰の黒斑山(2404m)に到着しましたが
雲が多く、とりあえず休憩してから尾根を北上し
蛇骨岳(2366m)へ向かいます。
しかし、志賀高原方面から雷が鳴っており、
あまり深追いするのはマズイなあって事で
半分まできたとこでUターンとしました。少し標高を下げれば
雲が切れる感じもするのだけどなあ。


第一外輪山の火口壁

第一外輪山の火口壁

すると少しのタイミングで雲が切れる事がありました。
ラッキー!! これで浅間山の外輪山内の様子が
確認できます。第一外輪山の火口壁がしっかりわかります。
今回は天気が悪いので第二外輪山の
前掛山には入らない事にしましたが、
次回の作戦立てにはちょうどいい感じだじょ。


賽の河原の登山道

賽の河原の登山道

黒斑山山頂から第二外輪山の賽の河原の登山道を確認。
火山の砂礫のルートになるのだな。
常連さんに聞くと頂上部はけっこうぬかるんでいるようです。
火山灰が粘土状態なのかなあ。


第二外輪山をのぞむ

第二外輪山をのぞむ

少しワイドにみてみましょう。


雲が切れて浅間山が浮きでるゾ

雲が切れて浅間山が浮きでるゾ

浅間山第二外輪山の姿がくっきり見えます。
まあ、鬼押出しから見える浅間も第二外輪山になるのだけどね。
東斜面でなく西斜面をじっくり見たのは初めてです。


黒斑山山頂

黒斑山山頂

何度か雲が切れるのを黒斑山山頂でゆっくり待って観察です。
あまり深追いしないと決めればゆったりピクニックですわ。


黒斑山からのトーミの頭

黒斑山からのトーミの頭

岩のピークのトーミの頭もこうやってみると
かなり絶壁にあるのだなあ!!
トーミは遠見からきてるいると思うが諸説あるようだ。


湯ノ平口の谷

湯ノ平口の谷

トーミの尾根や剣ヶ鞘の下部は
浅間山荘からのルートがあります。
車坂峠からだとどうしても第一外輪山を越えないといけません。
帰路も急斜面を登り直す事になり、これが大変なため
標高差が広がるけど一般的には浅間山荘からのルートが楽なんだそうだ。
確かに火山壁に張りつくのはキツイのよね。


湯ノ平の池糖

湯ノ平の池糖

第一外輪山と第二外輪山の間は草原になっており
池糖の湿地帯もあります。自然がいっぱいって感じです。
現在は火山活動レベルがレベル1ですので
第二外輪山の前掛山まで入山可能です。
しかしレベル2以上になると黒斑山までになり
湯ノ平にも入る事も制限されてしまいます。


湯ノ平とJバンド

湯ノ平とJバンド

湯ノ平の全体像です。白く崩落した火口壁が仙人岳下の
白ゾレになるのかな。鋸岳下まで外輪山の尾根を縦走
すれば、「Jバンド」を下って湯ノ平まで下る事ができます。
トーミの頭の「草すべり」より緩斜面で安全なんだ。


八ヶ岳方面は青空も

八ヶ岳方面は青空も

トーミの頭から小諸越しに立科、八ヶ岳方面を眺めます。
剣ヶ鞘までのザレた尾根もわかりますね。
でも雲が沸き上がってくるわあ。


トーミの頭からの黒斑山

トーミの頭からの黒斑山

こうやってみると黒斑山も火口壁の際なのだなあ。


トーミの頭の崖っぷち

トーミの頭の崖っぷち

崖っぷちからカメラを飛び出させて撮影すると
はるか麓には草すべりの登山道が
くっきり見えるのね。ツヅラ折れになってるけど
雨が降ってる時はかなり危険なので使わない方がいいんだって。
晴れの日専用道だね。もし車坂峠から前掛山を狙う場合、
往路で草スベリで降りて、復路はJバンドの緩斜面を
登るのが良いそうです。Jバンドを使うと第一外輪山を
縦走しないとダメだけど、草すべりの登りよりは楽って事か。


中コースで下山だよ

中コースで下山だよ

往路は表コースだったので、帰路は中コースで
車坂峠へ下山していきます。
キノコが少ない年らしいけど、なにやらニョキニョキと
出てきているね。ちょっとデンジャラス?


湯ノ丸経由で下山だね

湯ノ丸経由で下山だね

車坂峠からは湯ノ丸高峰林道の中腹線を走って
湯ノ丸へ向かいます。まあ、寄り道せずに
上田方面へ帰路につきました。


浅間山航空撮影マップ

浅間山航空撮影マップ

高峰高原のビジターセンターでリンゴのスムージーをいただき
パンフをもらってきました。航空写真が浅間山のレイアウトが
良くわかったので、これに登山ルートを書き込んでみました。
前掛山からは中央の火口までは500m程度で
噴煙と天気次第では火口は見える事もあるそうです。
まあ、ロープを越えて火口まで入る人もいるそうですが
当然オウンリスクとなります。(登山自体オウンリスクだけどね)
しかし、噴煙の風向きが西に流れている時はそのまま
火山性ガスを吸っちゃうので死んじゃうから入っちゃダメなんだって。
基本、東にガスが流れている時がチャンスらしいが
第二外輪山の内側は立入禁止ですからね!!