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太龍寺ロープウェイでらくちん

太龍寺ロープウェイでらくちん

太龍寺ロープウェイ 

全長2775m、高低差422mのロープウェイで
四国八十八ヶ所第二十一番札所の
舎心山太龍寺へあがります。
1号支柱はかなり頑丈に造られていますね。


ニホンオオカミ発見

ニホンオオカミ発見

太龍寺ロープウェイ 

伝説のブラッグドッグ。
絶滅のニホンオオカミの群れがロープウェイ下に!!
もちろん観光用のデコイとの説明です。(笑)


弥山断念

弥山断念

太龍寺弥山 

舎心山太龍寺に到着。
多宝塔の裏の尾根から寺裏のピークである弥山を
狙うが歩道がブッシュで藪漕ぎ状態に。
ダニやマムシも危険なので途中で断念しました。
納経所で聞くと整備されていないので
夏は特に無理だとの事でした。


大師堂

大師堂

舎心山太龍寺 

西の高野と呼ばれる太龍寺です。
大師堂は高野山の奥の院を模しています。
本堂は虚空蔵菩薩を本尊としています。


舎心ヶ嶽の弘法大師

舎心ヶ嶽の弘法大師

舎心ヶ嶽 

山頂駅から太龍寺から反対の急坂の林道を歩くと
舎心ヶ嶽に到着します。
ロープウェイの第二支柱も見えますね。
近くのピークには天照大神の祠もあります。


阿南の地を展望する

阿南の地を展望する

舎心ヶ嶽 

舎心ヶ嶽からの展望は一番良く阿南市街地から
橘港の火力発電所までワイドビューが向かえてくれます。
弘法大師著「三教指帰」には「阿国太龍嶽にのぼりよじ、
土州室戸崎に勤念す谷響きを惜まず明星来影す。」
と記しています。


太龍寺山の山頂からの展望

太龍寺山の山頂からの展望

太龍寺山山頂 

舎心ヶ嶽から奥に山道を歩くと太龍寺山(618m)です。
ここはお遍路みちになるのですが近年
道迷いの遭難が多く歩きのお遍路の使用は避ける
旨の看板がありました。山頂へは分岐で入ります。
でも展望は第二支柱側にしかないんですよね。


那賀川の流れ

那賀川の流れ

太龍寺ロープウェイ 

ロープウェイでくだりながら那賀川の蛇行を見下ろします。
那賀町の鷲敷の集落が見えます。イチゴのハウスも
多いですが産業では大塚食品の工場が誘致され
ソイジョイやカロリーメイトを生産しているそうです。


駐車場からの入口で

駐車場からの入口で

海岸山岩屋寺 

本堂まではしばらく歩きが続きます。


山門をくぐる

山門をくぐる

岩屋寺山門 

山門からもしばらく歩道を歩きます。
木陰で涼しいけどね。


不動明王の本堂と岩屋

不動明王の本堂と岩屋

岩屋寺本堂 

弘法大師は木造の不動明王を本堂に安置し、
石造は山に埋め込んで山全体を御本尊としたそうです。
円錐状の礫岩のロックゾーンが修験道の雰囲気を盛り上げます。


本堂裏の岩屋から

本堂裏の岩屋から

岩屋寺本堂 

梯子で岩屋にのぼって本堂を見下ろします。


逼割禅定

逼割禅定

岩屋寺 三十六童子巡り 

逼割禅定(せりわりぜんじょう)は本堂裏の岩場の三十六不動童子を巡り
最後に開錠して修行場の鎖場を登攀し、頂上の白山大権現に参る
修験道な修行です。納経所に申し出て、鍵と三十六枚の御札と
白山権現のお守りを頂きスタートです。


三十六童子巡り

三十六童子巡り

岩屋寺 三十六童子巡り 

まずは歩道の目印にもなる三十六童子を巡に参りながら
氏名を書き込んだ御札を像の納札入れに入れていきます。
頂いた御札は順番がずれているかもしれないので
良く確認しないと間違ってしまうのでしっかりお参りして
童子の名前を唱えましょう。


せりわりの概要が見えた

せりわりの概要が見えた

岩屋寺 逼割禅定 

逼割禅定の入口に到着だ。
最後の不動明王は赤不動さん。
そして門の鍵をあけて入場します。
荷物は最低限に減らします。


スリットに入るゾ

スリットに入るゾ

岩屋寺 逼割禅定 

人ひとりの割れ目が鎖場です。
垂直ではないので緊張感は少ないのですが
足元の泥が滑りやすくて注意が必要です。


第二の鎖場

第二の鎖場

岩屋寺 逼割禅定 

第二の鎖場は割りと垂直に近いので
気をつけましょう。礫岩なので崩れる事を
想定した方が良いので鎖無しのボルダリングは
避けた方がいいかもしれません。


けっこう垂直じゃん

けっこう垂直じゃん

岩屋寺 逼割禅定 

第二の鎖場を上から見下ろします。
下りを気をつけないとあかんわ。


ラストの梯子

ラストの梯子

岩屋寺 逼割禅定 

最後は梯子のぼりです。
しっかりした梯子なので安心してのぼれます。


白山大権現

白山大権現

岩屋寺 逼割禅定 

せりわりの頂点へ到着です。
そこには白山大権現の祠が祀られています。
開山の法華仙人が弘法大師に通力を見せた場所とされます。
山岳修験道の行場ですなあ。


山岳重畳

山岳重畳

岩屋寺 逼割禅定 

本堂裏の岩盤を見下ろすには梯子の途中からだと
見やすいです。石槌山まで見えるらしいですが
雲の中かなあ。


ちょっと滑って尻餅ついちゃった

ちょっと滑って尻餅ついちゃった

岩屋寺 逼割禅定 

下りの割れ目ゾーン。
実は基本通りザイルをまたいで下れば良かったのですが
腰に回してスワット風に下ったら滑って尻餅。
やっぱ基本が大切ですね。
しかもK10Dのボディも傷。ま、百戦錬磨の
実戦機って感じでいいじゃーん!!


無事に下山したよ

無事に下山したよ

岩屋寺 逼割禅定 

南無白山大権現。
門の鍵をかけて下山します。
のうまくさんまんだ ばざらだん せんだまかろしゃだ
そわたや うんたらた かんまん
今回の三十六童子巡りで
不動明王の真言を覚える事ができたわん。


こちらは暗闇のご戒壇

こちらは暗闇のご戒壇

岩屋寺 穴禅定 

本堂下に穴禅定がありました。
こちらはお遍路さんも気楽に入っておられました。


朝一番で入山

朝一番で入山

三徳山三仏寺 

駐車場泊で朝一番で三仏寺へ入ります。
宿坊は開いていましたが本堂と投入堂は8時からです。


本堂工事中

本堂工事中

三徳山本堂 

本堂は工事のために仮本殿が準備されていました。
工事の基礎の部分を眺めます。
御本尊は蔵王権現です。


投入堂の関所

投入堂の関所

三徳山 下段行場 宿入橋 

本堂の裏からは修験道の行場です。
入山のルールは厳しいです。
足元は登山用靴だけが許可されます。
ズックやスポーツサンダルは禁止で草履を買う事になります。
私はトレールランニングシューズでOKでした。
遭難事故が多く、2名以上でないとダメです。
私は一緒になった沖縄の日本一周のにーちゃんと
ペアを組む事にしました。ストックは禁止。
六根清浄の輪袈裟と熊除けの鈴が渡されます。


最初のお堂

最初のお堂

三徳山 下段行場 十一面観音堂 

最初のお堂は十一面観音堂です。
小さいお堂ですがけっこうアルバイトな
急な登山道で始まります。


木の根道クライミング

木の根道クライミング

三徳山 下段行場 カズラ坂 

鞍馬寺の様な木の根道かと思えば
けっこう攀じ登りじゃんね。
昨晩の雷雨もあってけっこう滑りやすい。
登山靴の夫婦さんは普通の登山靴だと滑りやすいって
言ってました。写真のねーちゃんたちは草履です。
実は草履のグリップ力は絶大でなかなか侮れません。
もちろんトレールランニングシューズは柔らかソールで
問題はありません!!


アルバイトが続くぜ

アルバイトが続くぜ

三徳山 下段行場 カズラ坂 

このくらいの木の根道だと気分いいね。
歩きやすいもんね。


よっしゃークライミング!!

よっしゃークライミング!!

三徳山 下段行場 文殊堂 

文殊堂下が岩場になってきました。
沖縄のにーちゃんも草履に慣れて
ペースが上がってきました。
「けっこう草履って滑らないね」
沖縄の珊瑚礁の岩場だとちょっと怖いだろうけど。
スパっと切れるもん。


文殊堂から因幡の白兎を探せ

文殊堂から因幡の白兎を探せ

三徳山 下段行場 文殊堂 

日本海が展望できるね。快晴で気持ちいいわ。


文殊堂のシーサー

文殊堂のシーサー

三徳山 下段行場 文殊堂 

沖縄にーちゃんがブログ用写真を撮影中。
シーサーが旅をしてるってテーマなんだって。
がんばって日本一周してね!!


地蔵堂も展望所だよ

地蔵堂も展望所だよ

三徳山 下段行場 地蔵堂 

クサリ場のあった文殊堂の次は地蔵堂を越えます。
地蔵堂もさらに高い展望が得られます。
地蔵堂下はクサリ場が無いので岩盤のトラバースには
注意が必要です。でも、横に迂回路があります。
下山にはそちらを使いましょう。


岩屋の中のお堂

岩屋の中のお堂

三徳山 下段行場 納経堂 

馬の背と牛の背を越えると岩屋になっている場所に
納経堂、観音堂、元結掛堂が鎮座します。


中国三十三観音霊場

中国三十三観音霊場

三徳山 下段行場 観音堂 

中国三十三観音霊場の三十一番札所
でもある観音堂です。もちろん朱印は
三仏寺の納経所でいただけますけどね。


投入堂に到着だ!!

投入堂に到着だ!!

三徳山 下段行場 投入堂 

1時間弱で投入堂(国宝)に到着です。
往復で1時間20分ほどかかりました。
お堂へは入ることはできません。右端の小さい不動堂と
左の投入堂がどーんと目の前に鎮座します。
土台の基礎は穴にのっかってるだけだね。


投入堂の言い伝え

投入堂の言い伝え

三徳山 下段行場 投入堂 

修験道の本尊の蔵王権現を安置する蔵王殿と
奥の愛染堂を合わせて投入堂と呼びます。
標高500mの断崖にどうやって建てたのか?
平安後期と年輪年代測定法でわかったのですが
詳細は謎です。役行者が山麓で建てたお堂を
岩窟に投げ入れたと言い伝えから投入堂と呼ばれます。


見上げて魚眼してみる

見上げて魚眼してみる

三徳山 下段行場 投入堂 

三徳山のはじまりについてこのような話があります。
大和の役行者が蓮の花びらを3枚とり神仏の
ゆかりのある場所へ落ちよと空へ投げたそうです。
1枚は伊予の石鎚山、1枚は大和の吉野山、そして
もう1枚は伯耆の三徳山にまいおりたというのです。
それで修験道の行場として開山したのです。
ちなみに大山寺と三徳山は僧兵の関わった
戦いの歴史が「大山寺縁起」にも書かれているそうです。
僧兵をかかえるほどに力がある寺だった訳ですね。


鐘もついちゃうよ

鐘もついちゃうよ

三徳山 下段行場 鐘楼堂 

重量2トンの鐘をどうやって持ち上げたのか?
それはそれとしてやはりついちゃうのよね。
馬の背から見た鐘楼堂です。


文殊堂のクサリ坂

文殊堂のクサリ坂

三徳山 下段行場 クサリ坂 

登りでクサリ場を使わなかったようで
ねーちゃんたちが下りで再チャレンジしてます。
清水寺の舞台のようで迫力の構造だね。
地蔵堂(子守権現)と文殊堂(勝手権現)
ともに国重要文化財です。


せんき地蔵で腰痛解消?

せんき地蔵で腰痛解消?

三徳山 せんき地蔵 

下山して納経所で朱印をいただいたあと
腰痛に良いというせんき地蔵に寄ってみました。
垢離取川のそばにある地蔵尊です。


三徳川の渓谷

三徳川の渓谷

三徳川 

下山すると暑くなってきたなあ。
でも前夜の雨で滑りやすかったけど
涼しくアタックできて良かったな。


二十一番札所太龍寺の朱印

二十一番札所太龍寺の朱印

太龍寺 

四国八十八ヶ所の第二十一番札所
舎心山 太龍寺
御本尊 虚空蔵菩薩
真言 のうぼう あきゃしゃきゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか


四十五番札所岩屋寺の朱印

四十五番札所岩屋寺の朱印

岩屋寺 

四国八十八ヶ所の第四十五番札所
海岸山 岩屋寺
御本尊 不動明王
真言 のうまくさんまんだ ばざらだん せんだまかろしゃだ
そわたや うん たらた かんまん


太龍寺の舎心ヶ嶽の朱印

太龍寺の舎心ヶ嶽の朱印

舎心ヶ嶽 

降剣場としての求聞持大師の朱印です。
弘法大師が虚空蔵求聞持法の秘法を
実修した地であるからです。
虚空蔵求聞持法は超人的な記憶力を
身につける修法と言われます。


蔵王権現の角大師御札

蔵王権現の角大師御札

三徳山三仏寺 

投入堂への入山でいただく御札です。
厄除祈願ってのがうれしいね。
これは元三大師良源(角大師)の
降魔像を描いた魔除け護符。
天台宗のもので門口に貼ると良いようです。


三仏寺の朱印

三仏寺の朱印

三徳山三仏寺 

右が御本尊の蔵王権現の朱印で
左が中国三十三観音霊場第三十一札所の朱印です。