T-2試作機3号機をCCV(Control Configured Vehicle)として実験開発した機体の模型です。CCVは「飛行安定性より操縦性を優先させた形状を持つ航空機」という意味であり特殊な機動の運動形態をする訳です。F-2開発途中に米議会によりF-16フライ・バイ・ワイヤシステムのソース供与拒否が決定され、急遽T-2 CCVの収集データで日本独自のソフトウェアをつくりあげF-2にこぎつけた経緯があります。