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上毛三山の妙義山

上毛三山の妙義山

上毛三山(赤城山・榛名山・妙義山)の一つである
妙義山に甥っ子と入ってみました。
1980年代では妙義山はローリングのメッカ。
その頃はGSX-R軍団が名を馳せてたね。
クレヨンしんちゃんの作者が亡くなった荒船山の隣になります。
荒船山より遭難死者の多いデンジャラスな山で
谷川岳一ノ倉沢と妙義山は多くの血を吸った岩峰なのです。


大の字の途中にヤブタケ

大の字の途中にヤブタケ

妙義神社にお参りしてから白雲山頂登山道に入り
まずは大の字という看板のある岩峰を目指します。
途中の倒木にヤブタケがたっぷりと生えていました。
中高年軍団がこぞってもいでいましたが、
ヤブタケってのはいわゆるナラタケなんですね。
ツキヨタケでなければいいんだけどね。


大の字下のちゅるちゅる鎖場

大の字下のちゅるちゅる鎖場

大の字岩峰への30m鎖場は泥が乾きにくいため
足元が滑りやすいです。


大の字の垂直壁

大の字の垂直壁

ちょっと気合が入っちゃう鎖場です。
ホールドはあるので登りは安心だけど
下りで足場の指示が無いとちょっと注意が必要だす。


大文字焼きじゃないのね

大文字焼きじゃないのね

麓から大の字が良く見えるけどけっこう小さいのね。
背後には白雲山がどーんと聳えます。


大の字を登るパーティ

大の字を登るパーティ

この大の字の展望台までが一般登山道かしらね。
今、攀じ登ってる皆さんはここでUターンだそうです。


大の字からの白雲山

大の字からの白雲山

ここから先はけっこうロッキーゾーンだにゃあ。
岩肌に小さい人影が見えるのよ。


とりあえず奥の院まで!!

とりあえず奥の院まで!!

岩場の壁を迂回しながらも数ヶ所の鎖場を抜けて
辻経由で奥の院を目指します。


奥の院の鉄梯子

奥の院の鉄梯子

大きな石が天井にかぶさっている石室が奥の院です。
修験道として発達した妙義山ですが現在は
神仏分離され妙義神社と中之嶽神社が残るのみです。


奥の院のヘブンリーライト

奥の院のヘブンリーライト

石像が数体安置されていますが、ちょうど天井の
隙間から太陽の光が石造を照らすように照射されます。
天神坊の天狗さんかなあ。


奥の院横の30m鎖からが本番

奥の院横の30m鎖からが本番

このロングな鎖場を登ればウッズが切れはじめて
尾根への第一歩になります。見晴というポイントが
尾根の取り付きになります。
しかし、鎖場が初めての甥っ子だし装備も完全ではないので
この岩場を3/4まで登ったところでUターンとしました。
けっこう体重をかけすぎると手が痛くなるのよね。


ちょっとかわった狛犬

ちょっとかわった狛犬

お昼の行動食を食べて休憩してから
白雲山域の妙義神社から金洞山域の中之嶽神社へ移動します。
御社まではけっこうな長い急坂の階段を登らないとダメなのよね。


石門めぐりを時計まわりにアタック

石門めぐりを時計まわりにアタック

一般登山道になる石門めぐりを楽しんでみます!!
中之嶽神社の右手から標高を上げていきます。
このルートは子供連れやカップルも多いハイキングルートです。


見晴台からの石門群

見晴台からの石門群

中之岳山頂への分岐に近い場所にある見晴台からは
石門の奇岩上部が乱立していますね。
山水画の如く見事な風景ですわん。
奥には入山禁止になっている金鶏山(856m)が聳えます。


岩場にはリンドウが

岩場にはリンドウが

谷間のユリではなく、リンドウが咲いてます。


第四石門の基部から

第四石門の基部から

ピクニックに良い第四石門の広場。
展望が良いのは石門の橋脚部分ですの!!
ここは足場もしっかりしており子供でも安心してアプローチできるよ。
右手には展望台とろうそく岩、
左手にはゆるぎ岩と大砲岩が展望できます。


大砲岩周辺のレイアウト

大砲岩周辺のレイアウト

第四石門の基部からの左手の大砲岩周辺のレイアウトです。
天狗の評定、大砲岩、ゆるぎ岩は一般登山道でないですが
鎖場が設置されています。ただ、かなりナイフリッジな所もあるの。


第四石門を扇ぎ見る

第四石門を扇ぎ見る

石門めぐりで一番象徴的な石門ですね。
石門の上を歩くのは試してみませんでした。


天狗の評定

天狗の評定

この周辺は一般登山道ではありません。
細いルートから垂直の鎖を登ると展望地が広がります。


金洞山と白雲山

金洞山と白雲山

胎内くぐりを左手に見て、その背後には金洞山の
山体が迫ります。右肩の奥には白雲山が聳えてますね。
フルに縦走すると結構な距離だよなあ。


胎内くぐり越しの金洞山

胎内くぐり越しの金洞山

話しによると白雲山より金洞山の方が厳しいみたいね。


大砲岩への道

大砲岩への道

ドラゴンへの道じゃないよ。
一眼レフを首にぶら下げては厳しいっす。
レンズにゴンゴンぶつかります。


キャンバーかによこ

キャンバーかによこ

鎖の設置位置が基本的に低いので
子供向けの設計がされているのかなあ。
足場の交叉がちょっと絡まりやすいです。
今度くる時は5-10のクライミングシューズを持って来た方が楽だわ。


第三石門

第三石門

ピストンの枝道になっている第三石門です。
展望台の基部かな?
枝道は泥交じりのカニヨコになってるっす。


第三石門のかによこ

第三石門のかによこ

第三石門はルートのはずれにあるのであまり人影はありません。


第二石門

第二石門

逆走で第二石門へアプローチ。
けっこう長い鎖場ですが垂直ではないので
安心感はあります。
このルートは一般登山道なので子供さんも気合で
アプローチしてね。出会った小学生はお父さんに
「集中してるから話しかけないで!!」と真剣でしたぞ!!


第一石門

第一石門

ウッズに埋もれる第一石門だ。


石門群案内図

石門群案内図

「かにのこてしらべ」2m程度の鎖がある。
これで初心者は練習してねって事なんだろね。


駐車場からの金洞山と屏風岩

駐車場からの金洞山と屏風岩

金洞山のピークは左肩の中之岳と右肩の東岳(1094m)です。
中之岳の垂直鎖は2~3ピッチくらいあるのかな?
長そうですわ。


金洞山をワイドに見る

金洞山をワイドに見る

層状の岩はまるでアルミの放熱リブのようだわ。


白雲山のタルワキ沢のコル

白雲山のタルワキ沢のコル

天狗岳と相馬岳の間にある大きな亀裂。
この亀裂から手前に下山ルートとなるタルワキ沢道があります。
その取り付きには大滝をトラバースする必要もあるけどね。


白雲山のスベリ台キレット

白雲山のスベリ台キレット

白雲山のもう一ヶ所の難所の切れ目が
大のぞきのキレットだ。
30m鎖場があるんだって。
ハーネスで懸垂下降した方が安心なのか?


白雲山のレイアウト

白雲山のレイアウト

紅葉ラインの金鶏橋付近の駐車場から白雲山を見ると
アップダウンの様子がはっきりわかる構図となります。
妙義神社からだと白雲山頂上の山しか見えんもんで。


白雲山の東稜線の詳細

白雲山の東稜線の詳細

奥の院から三連直立鎖で見晴へ取り付けば
ここからはギザギザルートを登攀する事になるのね。
玉石のある三角錘の白雲山頂から
キレット越えがやばそうに見えるじゃんね。
しかも天狗岳への登攀もオイオイって感じ。
まあ見えない裏斜面もあるので
真っ直ぐ突破する訳でもないのでしょうが....


白雲山の中央稜線

白雲山の中央稜線

天狗岳からの下りがおいおいって感じだす。
そりゃもう天狗岳のカタチが「未知との遭遇」の
デビルスピークに見えるのは私だけ?
奥の院から登って、タルワキ沢で下るのが基本かしら。
相馬岳側はさらにヤバイ世界かにゃ。


妙義旅館街からの大の字

妙義旅館街からの大の字

白雲山の中腹に大の字が浮かび上がります。
夕暮れの東斜面でも白い大の字がくっきりと!!


秋のソフトクリーム

秋のソフトクリーム

疲れた時にはアイスクリン!!


さらに夕食で回復だ

さらに夕食で回復だ

小諸市内は夜がはやいので、上田市内までシフトして
私はおろしカツ、甥っこは蕎麦を食べちゃいました。


妙義山登山マップ

妙義山登山マップ

一般、中級、上級に分けられた登山道で
表示された簡易マップです。
赤いラインの上級登山道はお子さま連れは無理だと思いますが
青いラインは整備されていますから、修験道の山を垣間見るにはいいかも。


妙義神社

妙義神社

妙義山主峰の白雲山東山麓に鎮座する妙義神社。
妙義は妙々魏々たる山の奇勝という意味があるようです。
NHK「天地人」の兼続の幼少の学舎となった雲洞庵のロケは
ここだったみたいじゃんね。


中之嶽神社

中之嶽神社

轟岩を御神体とする中之嶽神社です。
神主さんにお伺いすると妙義山の天狗は天神坊なんですって。
翁の顔をした烏天狗で、雷神とも言われます。
群馬の平野部の雷雨もまずが妙義山から鳴り始めるため
雷の信仰の地ともなったのでしょう。
天神と言えば菅原道真の天満宮ですが、もともと京都の落雷が
菅原道真の祟りだとして、天神さんとして祀ったのが
天満宮です。基本的には天神坊とは関係はないようですが
雷神としては意味は同じなんですね。


甲子大國神社

甲子大國神社

中之嶽神社と一緒に祀られている大国神社です。
甲子とはオフライダーでは甲子林道が思い出されますが
「きのえね」の事で六十干支の一番目の甲子の日が
大黒天の縁日になります。不動明王と習合した
剣持だいこくが特徴なのですが、金色の
日本一の巨大大黒さまが鎮座しているのは違和感があります。
甲子の年に建設された甲子園にちなんで野球のお守りも売ってたね。