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宮島小学校の校庭が駐車場

宮島小学校の校庭が駐車場

宮古島島尻の伝統祭祀が旧暦の九月に行われます。
今年は新月の11月12日と13日でした。
午後5時から8時の泥塗り厄払いなのだ。


パーントゥのお面

パーントゥのお面

ミニチュアサイズだけど、
地元の方が掘ったパーントゥのお面を
手拭いと一緒に子供会で販売しています。
でもパーントゥが来たと言うと
商売はそっちのけで走っていっちゃうんだよね。
そこが子供らしくてカワイイじゃん。


パーントゥとは?

パーントゥとは?

流れ着いたお面から来訪神として崇められた
パーントゥ(鬼神)プナカ(祭り)なのです。
キャーン(シイノキカズラ)を身にまとい仮面と杖を持った
三匹のパーントゥが厄払いで集落内の駆け回り
住民たちに泥をなすり付ける神事なのです。


これはパーントゥじゃないよ

これはパーントゥじゃないよ

ユイちゃんは悪名高い社会保険庁のマワシモノですか!!
ある意味、社保庁の方がパーントゥより怖いかも。


パーントゥのたれ幕とアサヒ乳業

パーントゥのたれ幕とアサヒ乳業

時間が押し迫ってきています。
牛乳屋さんもそそくさと撤退だ!!


徐々に人が増えてきます

徐々に人が増えてきます

午後5時からですが初日は大抵遅めにスタートするそうです。
島尻購買店の交差点が中心部となります。
出店風に食べ物なども販売してます。
ドロンコになるとなかなか食べにくいですからね。


門柱のシーサー

門柱のシーサー

やっぱりシーサーがあるといいね。
島の集落らしく貝殻もしっかりセットでディスプレイ。


生シーサー

生シーサー

あれ生身のシーサーもいるゾ!!
なんか溝臭い香りが漂ってきたワン。


地元の小学生もワクワクだ

地元の小学生もワクワクだ

汚いどろんこの鬼神。
パーントゥは男鹿半島のなまはげより
ストレートに攻撃してくるだけに
興奮は止まらない感じだね。


祭りの音楽

祭りの音楽

祭りの音楽は重要だ。
国の重要無形民俗文化財でもあるパーントゥプナカ。
三線などが使われると思いきや
それはエレキとドラムのロックンロール!!
実はこの調和がパーントゥにはピッタシなのだ。


ンマリガーからの来訪神三匹

ンマリガーからの来訪神三匹

集落の北部にあるンマリガー(生まれ井)から
現れたパーントゥの三匹だ。
まだ悠々と歩く姿は真っ黒で怪しい。


パーントゥ来訪!!

パーントゥ来訪!!

バオー来訪者!! ではありません。
三匹はウヤパーントゥ、ナカパーントゥ、ファパーントゥと
命名されています。ウヤってのは親、ナカは中、
ファは子になる訳だね。


攻撃開始

攻撃開始

これから港方面に向かって儀式が行われるのだが
まだ攻撃は無いはずと思った観光客や地元子供たちに
早速の泥アタックが開始してしまった。
けっこう杖も武器になっています。


押し倒され揉みくちゃ

押し倒され揉みくちゃ

泥を塗りたくるパーントゥ。
子供だろうが容赦は無い。


警戒する人々

警戒する人々

高価なカメラだろうがなんだろうが
その攻撃を大目に見てもらうことは無いのだ。
でも怖いからこそ近づく子供たち。
私は市内はK10Dで撮影するも
泥対策でμ770SWと現場監督ズームで
撮影を行いました。
もちろんカメラは泥だらけ。
レンズ類は拭いて撮影します。


見張り役もいきなり動くゾ

見張り役もいきなり動くゾ

静かにしてるなあって思って近づくと
いきなり襲ってくる。
このテンポがまた絶妙だ。


すでに真っ黒くろすけ

すでに真っ黒くろすけ

子供はすでにゾンビの如くパーントゥ化してるゾ。
その臭いは田んぼの発酵した泥のようなドブな臭い。
硫黄臭の強い泥温泉のようなものだ。
その臭いが洗ってもなかなかとれない。


集落へ侵攻

集落へ侵攻

儀式を港の方で行っていたので、集落で待機してたら
本領発揮で侵攻が開始された。


路地を闊歩するパーントゥ

路地を闊歩するパーントゥ

三人のコンビネーションでマイルドに
そしてある時はネチッこくせめてきます。
頭の上のキャーンがカワイイね。


同行者も襲われた!!

同行者も襲われた!!

宿のみんなと島尻に入ったのだけど
余裕ですり抜けてた氏を
突き出してさらし者に!!
綺麗な格好で帰るなんて許されませんゾ。


ブラックきぐるみ

ブラックきぐるみ

本厄の私ももちろん厄払い!!
今回の宮古島遠征の最大の目的が
パーントゥで厄払いなんだもの。


押さえ込み倒し込み

押さえ込み倒し込み

何故か逃げきれない。
不思議なパーントゥの吸引力。


パーントゥも疲れてきたかな

パーントゥも疲れてきたかな

暗くなるとパーントゥも単独行動になってきました。
けっこう観客人数も増えてきて、
かなりの重労働になってるんだろうなあ
泥も乾くから補充や保湿も大変だしね。


パーントゥプナカ

パーントゥプナカ

一度汚れると、けっこうへっちゃらになってくる。
だから塗られる側もエスカレートしてくるのよね。
祭りの高揚感と恐怖感が混じり合います。
怖いもの見たさな心理も手伝って妙に盛り上がる
不思議な祭りなんです。


ドラムのリズムで

ドラムのリズムで

渋い演奏のバンドの皆さんも顔を塗りたくられます。
でも楽器には手を出さないのが紳士なパーントゥです。
泥を塗られても淡々と演奏します。ロックでゾンビ。
そんな雰囲気なリズムが延々と続きます。


どろんこの夜は更けてゆく

どろんこの夜は更けてゆく

帰宅には着替えも必要です。
宿でも外で水浴びして泥を落としてから
風呂に入らないと風呂場が大変な臭いになってしまうので
色々と後始末も大変ですよ。
平日の開催なのでなかなか行く事はできませんが
伝統の中にも新しいものは受け入れる姿勢が
とっても楽しくもドキドキしちゃうお祭りでした。