修正会が2月11日に執り行われたばかりの正月堂です。
15日でしたが大餅練り込みの振舞い餅が
残っているという事で朱印を頂くおりに頂けました。
達陀行法などを行いますが、
宗派は華厳宗ではなく真言宗豊山派です。
標高342mの三重の山です。
三つのお碗をかぶせた山容から三笠山とも呼ばれます。
実は春日山との間にある林道が遊歩道となっており
チャリでもアプローチできます。ただしオートバイは通行禁止よ。
林道の長さは2.7km。
けっこうハードなヒルクライムだわ。
天然記念物の春日山原始林の中を進みます。
春日大社の境内では狩猟と植物の採取が禁止されて
いたため、原始林が維持されてきたのです。
杉の木でない森はやはりいいね。
法華堂は有料ですが国宝の仏像がいっぱいです。
近々免震の工事が入るかもしれませんが
吉祥天も補強が入るほどで脆く崩れやすい
状態なのは事実です。
国宝の不空羂索観音、金剛力士(阿吽)、梵天、
帝釈天、四天王、日光菩薩、月光菩薩。
重文の吉祥天、弁財天、地蔵菩薩、不動明王。
どれも迫力があるよね。
ゆっくり座って観るのをおすすめ。
四月堂の御朱印を頂くおり、
朱印帳の表書きが無かったので、
私でよければ書いてあげますよと言っていただけました。
達筆で書いていただき、ありがとうございます。
一年で一番混雑しないのはやはり二月なんだそうです。
南大門周辺は一番鹿が多く、鹿せんべいを
おねだりする鹿が多いこと。
でも雄でも角は切っています。
立派な角の鹿は春日大社の奥の院道で
みかけたヤツだけだったなあ。
南大門ももちろん国宝です。
唐やペルシャの工芸品も多く収蔵された木造大倉庫。
光明皇后が奉納した聖武天皇の遺品がメインだ。
檜を使った高床式の校倉造りが保存に適していた。
宝庫は校倉を南北に二つ並べ中間を板倉で繋ぎ
寄棟造瓦葺きの大屋根をかけてある。
学生さんかな? 金髪の留学生ねーちゃんを案内してたね。
興福寺は藤原鎌足の遺志で夫人の鏡王女が創建。
本尊は釈迦如来であるが、現在は仮金堂に安置され
工事中で参拝はできなかった。
朱印所では6年後にくれば立派な中金堂が見られるよって。
実は東大寺より大きい金堂を設計するも、天皇系の
東大寺、一般庶民の興福寺という事で圧力がかかり
規模を縮小せざるを得なかったという裏話もちらほらと。
東金堂には薬師如来が安置されています。
有料であったので参拝は外からね。
オンコロコロセンダリマトウギソワカ
ともあれ春日大社と興福寺は平安時代に習合し
藤原氏の氏寺、大和国領主として僧兵を擁して
久しく盛大をきわめました。
観音力が観音経を感じさせます。
良弁の弟子、実忠和尚により建立され
旧暦二月に修二会が行われたため二月堂と呼ばれる。
奈良時代のお堂は1667年に焼失。
1669年に再建されたのが現在の二月堂で国宝です。
十一面観音は絶対秘仏で西国三十三所の番外札所でもある。
法華堂(三月堂)の朱印はまさに法華だ。
天平時代に良弁僧正が山坊をかまえ
のちに金鐘寺羂索堂となったそうだ。
内部は本堂と礼堂に別れ、本尊の
不空羂索観音と日光、月光菩薩は天平文化の象徴だ。